第135回 売上創造塾「中小企業の脱下請けの策」
下請けの立場はなぜ弱いのか
実話をもとにした物語りです。
「やっと、大手のあのメーカーと取引できるようになったぞ」
3代目社長のK君は父親でもある先代社長の喜びの顔を忘れることができない。
父親がそれまで勤めていたそのメーカーを退職し、創業したのはK君が中学生になったばかりのころ。
社長と言えば、収入も多くなり少しはリッチな生活ができるかもしれない、という期待が裏切られるのに半年もかからなかった。
メーカーで生産ラインの課長をしていたから独立しても仕事に困ることはないだろうという、先代の目論見はまったくの見当違い。
自宅兼事務所の電話のならない日々が続き、3つ通っていた塾も最後のひとつになり、学校の給食費も遅れることが増えてきた。
みじめな日々を過ごしながら、K君も「こんなはずじゃなかった」と父親に恨みすら感じるようになっていた。
そんなK君一家に歓喜の一報が入ったのは、クリスマスを二週間後にひかえた師走の深夜。
父親が勤めていたメーカーのOB会になけなしのお金を工面して参加した父親からの電話だった。
「先輩の会社が『少しなら仕事を回してやっても良いぞ』と言ってくれている」という突然の電話。
何人かの先輩から少しづつ仕事を回してもらいながら、なんとか世間並みの生活もできるようになり、長男だからと、なんとか地元の私立大学にも通わせてもらえることになった数年後、次の事件が起きた。
「すこしは他人のメシも食ってこい」
という父親の意見に従い、同業の中堅企業に勤めながら、素敵な彼女もでき将来が虹色に見えていた頃のこと。
最初にその事件を聴いた時には、「しょせん、海外の出来事、関係ないや」と思っていた。
まさか、リーマンショックの余波が父の経営する零細工場にも影響するとは・・・
定期的に参加するようになった、OB会の他の仲間に仕事を回してもらうようにお願いして回っても見た。
「なんとかしたいけど、うちも火の車」
そんなつれない返事ばかり。
最後の手段とばかりに、かつての人脈をたどってメーカーにも出向いてみた。
昔の上司は面会してみると、取締役常務に昇進していた。
「なんとかなるかも?」という淡い期待は5分後には露と消えた。
常務いわく、「孫請けや下請けの心配どころか、自分の首も危ない」という取り付く島もない対応。
めったなことでは愚痴らないK君も、ついつい、彼女にも弱音を吐いてしまった。
「今まで育てて下さったお父様にご恩返しをするチャンスじゃないの」
優しい彼女の一言に背中を押され、父の会社の仕事を手伝うために、彼女と一緒に帰省したK君。
本当は、父親にしてみれば、不景気なところに食い扶持がふたりも増えるんだけど、世の中の中小企業が後継者不足で悩んでいるときに拒否する選択肢は思いつかなかった。
50才を過ぎてのなれない営業活動のきついこと。
受注があるならまだしも、リーマンショックの後遺症は想像をはるかに超えていた。
K君も銀行などに紹介された展示会などに出展して頑張っては見るけど、経費がかさむばかり。
そんな苦しい状況が続く中、ついに先代が倒れてしまった。
なんとか、一命はとりとめたものの、病気の後遺症で仕事ができない状態に。
急遽、二代目に就任したK君は大きな進路変更を決意した。
それは、脱下請けという会社の存続をかけた大きな決断。
「このままでは、元請けのメーカーさんや、発注元の下請けさんに生殺与奪の権利を握られたままだ。
安定したサラリーマンと言う身分を投げ捨てて経営者と言う生き方を選んだ意味がない。
自分を信じてついてきてくれた嫁さんにも申し訳ない」
そんなK君にアドバイスしたのは次の3つ
脱下請け策の3つの注意点
1.直販を始めても価格破壊はしないこと
2.エンドユーザーに直接販売できる独自の販路開拓をすること
3.戦略上、仕入先や協力業者も新たに探すこと
具体的には・・・・
8月3日のセミナーは『中小企業の脱下請け策』と題して、脱下請けの作戦を事例と共にお伝えします。
事例
直販率5パーセントのメーカーさんが取り組んだ問屋を敵にしない直販ルート開拓方法とは
直販ルート開拓を開拓し業界平均の5倍の粗利率を目指した根拠
2年で8倍の売上を創った方法
業界団体の圧力に負けない、原材料の確保方法
下請けから元請けに変身した専門工事業さん
直販に切り替え倒産した事例
今回は、成功事例だけでなく学びの多い失敗事例も紹介します。
なぜなら、成功には偶然の要素がありますが、失敗には必然しかないから
こんな方にお薦めします
- 販路開拓を頑張っている中小企業の経営者さん
- 下請けと言う弱い立場をなんとかしたい方
- 独立、起業を目指している方
- 特に、下請けいじめにあっている中小零細企業の経営者さん
5つの約束
-
1.安心の返金保証付き
万が一、セミナーに満足いただけない時は、理由の如何に関わらず、参加費を全額お返しします。
配布資料の返却は必要ありません。 -
2.安心のドタキャン・遅刻対応
参加費を振込みしたけど、急な用事などで、参加できなかった場合は、セミナー資料とDVDを無料で送らせていただきます。
30分以上遅刻した場合も同様の対応をさせていただきます。 -
3.落ち着き集中できる空間
お席はお隣が気にならないゆとりの2人掛け。
ソーシャルディスタンスにも配慮しています。
女性の方も安心です。 -
4.初参加の方・初心者にも親切
難しい言葉、専門用語は使いませんので、起業予定の方や、初参加の方も一緒にワクワク楽しく学べます。 -
5.解りやすく実践的
机上論でない、自社でやって成果のある事例や、コンサル現場で学んだり、気づいたりした実践的内容を提供します。
セミナー概要
第135回 売上創造塾「中小企業の脱下請けの策」
- 主な内容
- ・販売網を選ぼう
・協力会社を集めよう
・リクエスト・質問コーナー
- 講師
- 経営コンサルタント カカトコリ
- 日程
- 2019.08.03(土)
- 時間
- 09:00~ 開場
09:00~09:00 セミナー
09:00~ 懇親会(別会計:5,000円)
- 会場
- 岡山国際交流センター 3階 研修室
岡山市北区奉還町 2-2-1
岡山駅より徒歩5分
電話:086-256-2905
- 会費
- 10,800円(先振り込み:返金保証付き)
- DVD先行予約特価
- 9,900円(送料、消費税込み)
- 定員
- 16名
地方の方、タイミングが合わない方へ
地方の方、タイミングの合わない方のためにDVDの先行予約も受付中
予約特価 9,900円(送料、消費税込み)
DVDの先行予約をご希望の方は今すぐこちらをクリックし必要事項をご記入ください
⇒ https://ssl.formman.com/form/pc/sKbdOzbMFgB5Lfpd/
申込方法
セミナーに参加希望の方はこちら
⇒ https://ssl.formman.com/form/pc/Y7FFxa1EAu7W0HAL/
DVDの先行予約はこちらから
⇒ https://ssl.formman.com/form/pc/sKbdOzbMFgB5Lfpd/
申し込みフォームが正しく動作しない場合はメールしてください。
メールタイトルは「セミナー参加希望」でお願いします。
⇒ mail@cacatokori.netまで
セミナー参加特典
- 1.裏メルマガの購読権
ネットで公開していたら某コンサルタントさんから 「こんなもんタダで出すな」って怒られちゃいました。 - 2.無料メール相談の権利
永久に無料です(ただし、一回につき一案件でお願いします) 大雑把には、200文字程度でお願いします。 - 3.初回面談割引
通常、2時間5万円の面談をセミナー参加者のみ、2時間3万円で提供します。
注)県外の方は交通費のご負担をお願いします。 - 4.FaceBookを使われている方はFaceBookグループ「売上創造塾岡山」に招待させていただきます。
現在209名の方々が参加されているグループです。
友達になっていない方は、招待できません。セミナー参加後、友達申請や承認をお願いします。 - 5.不定期開催のシークレットセミナーに優先的に参加いただけます。
前回参加者の声
有名希望 昼は保育園園長 山本達己 さま
『今日いちばん印象に残ったこと
興味はどうやって計測する
相手の事をよく知ることがポイントかなと
相手(人)の本能や心理を知ること
』
同業者が頼みに来る自動車板金店 店長さま
『初参加の私にも大変解りやすい言葉で説明して頂き、ありがとうございました。
内容も実践的で帰ったらスタッフと共にすぐにやってみようと思います。
肩のこらない、なのに、多くの事を学べるセミナーでした。
また参加したいです。
本日はありがとうございました。
』
有名希望 トイマーケット 藤原英司 さま
『本日はためになるセミナーありがとうございます。
本日のセミナーでためになった内容は自社でなにで1位になれるのかを再度検証してやっていきたいと思いました。
』
美容と健康サロン経営 50代 男性
『自己紹介の必要性
自己をしり、強みを磨く
初見を考え、わかりやすく興味がわく紹介
方向性をもう一度考えなおす。
』
漁師アシスタント 30代 男性
『参加者に話題を振ったりなど、アドリブもあって楽しい会場でした。 コンサルタントは預言者ではない、やってみない限り結果なんて分からない。 と言う言葉に背中を押してもらいました。 考えてばかりいないで行動に移してみます。 』
などなど
最後にひとこと
2年で売り上げを8倍にした企業様の担当役員の方が言われていました。
「いくら良い技術を持っていても、興味のあるお客様を見つけることができて初めて活路が見えてくるんですね。
初めての注文の時には従業員と一緒に思わず万歳三唱をしたことを思い出しました。
思い出すと今でも涙が出てきて鳥肌が立ちます。
やっていてよかった、この仕事と家内にも報告したら、自分のことのように喜んでくれました」
60才で財閥系のメーカーを退職した時には、山歩きが趣味だとお聞きしていたので、お祝いに赤い専用のソックスをプレゼントしました。思い出すとカカトコリさんも「お役に立てて良かった」と今でも、ホッとします。
次はあなたの順番です。
セミナー当日、会場でお会いできることを楽しみにしています。
お気をつけてお越しくださいませ。
良かったら、お友達と一緒に参加されることをお薦めします。
同じインプットでも感想は十人十色。セミナー参加後にお友達と感想をシェアしあうと、より一層、学びが深まります。
追記
同じ内容のセミナーは二度とありませんので、ご了承くださいませ。
今後のセミナー予定
注意
セミナー参加者の理解度、実践の進捗度によりカリキュラムを変更することがございます。