本当の敵は同業他社ではない

   

コンサルタントや研修講師がクライアントさん、特に担当者でなく経営者と本音で語り合えないってどうなんだろう?
お互いに良い仕事ができるんだろうか?
どうすれば、本音で意見交換できるようになると思いますか?
信頼関係を構築することができるでしょうか。
   
今朝の気になった言葉
 
求人
  
 と 
 
期日前投票
 
人手不足の影響で秋田の湯沢市では、期日前投票に変化が。
 
従来はバスで移動投票所を運営していた。

運転手不足で市の職員がトラックで運営するとのこと。
 
人手不足がいろんなところに影響しているんだな。
 
 
中小企業の求人活動を支援する活動
 
岡山県内の全7信用金庫と岡山労働局は、信金の取引先企業に同行訪問して人材採用を支援する取り組みを始めたという報道。

金融機関や行政機関に対し、社長がどれだけ本音で情報開示できるのか

信頼関係を崩さないコミュニケーションが成否を分ける気がするな
 
 
ということで、本日は外部の人間、コンサルタントや研修講師といかにコミュニケーションをとるか
 
双方の立場で深掘りしてみた
 
特に、コンサルタントや研修講師を務める人には意識してほしいところ。
 
同時に、コンサルタントや研修講師をいかにうまく使うか。

 

【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

 

ビジネスの入り口は集客です。

集客のゴールはファン客創り

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
 
 

ウォーキングの途中で見つけた小さな春
  

 

◆ 本当の敵は同業他社ではない
 
 
 
【思い込みが邪魔をする】
 
若手のコンサルタントさんからこんな質問が届きました。
 
ここから
 
クライアントさんがなかなか心を開いてくれません。
どうしたら本当のことを話してくれるようになりますか?
カカトコリ先輩ならこんな時にはどのようにしていますか?
    30代 人事コンサルタント 男性
 
ここまで
 
なかなか鋭い質問をありがとうございます。
 
本当のことを言っていないと思い込んでいませんか?
 
クライアントさんは目に見えるものや、現象しか見ていないかもしれません。
 
コンサルタントを名乗っているくらいなので、どんな現象も因果律があることくらいはご存知だと思います。
 
工程管理のノウハウで、プロセスを遡っていくと必ず「これだ」という原因にたどり着きます。

ところが、クライアントさんは自社や自分の事例しか御存知ありません。

「当り前だ」と思い込んでした行動が原因になっていることが多いですが、客観視できないので気づくことができないのです。

だから、コンサルをお願いされたのではありませんか?

人は自分は正しいと思い込んでいます。

特に、役職が上位になるほどこの傾向は強く、かつ、もし自分の過ちに気づいたとしてもおかしなプライドが邪魔をしてそのことを自ら認めようとはしません。
 
そのようなタイプの人は不都合な真実から目をそらしていますから大変ですよ。
 
ましてや、「人事」ともなると、人の心理や自己都合、思惑や既得権益のような目に見えない要素が複雑に絡み合っているのであなたの心中を察するに余りあるものがあります。
 
基本的な乗り越え方は三現主義だと考えています。
 
現実・現場・現物
 
真実の積み重ね

例えば、3年以内に新入社員の何パーセントが退職したのかというデーターがあったとします。

仮に20%としましょう。

この数字をどのように解釈するかはその人次第でしょう。
 
では、業界の平均値が公表されていて、仮に10%という現実があったらどうなるでしょう?
 
なにかの根本的な解決が必要と言うことになりますよね。
 
クライアントさんが本当のことを言っていないと言われていますが、そのことを率直にクライアントさんに伝えていますか?
 
もし、なにかの理由で思っているや感じていることを発言していないとしたら、むしろそちらの方が問題です。
 
心を開き、本当のことを言っていないのはむしろあなたの方じゃありませんか?

「この契約が切れたら困る」とか「経験数が少ないことがバレたらカッコ悪い」などの自己都合を隠していませんか?
 
もちろん、馬鹿正直にしろと言うことではありませんが、率直な意見を言えない関係ではどうなんでしょうね?

 

【この前のクライアントさん】

クライアントさんとの関係をぎくしゃくさせないで、思ったことや感じたことを指摘したい時どうするか?
 
カカトコリさんはよくたとえ話をする。

ところが、最近、語彙力が少ないのか、読解力が低いのか、たとえ話が通じない世代が増えてきた。
 
よくよく考えたら、たとえ話と言うのはパロディ映画と同じで元になる映画を知らないと笑えない、つまり伝わらないんだよね(反省
 
最近は、20代の頃によく使っていたテクニックを応用するようになったよ。

それは、『この前のお客様トーク』と呼んでいるもの。

たとえば

この前のクライアントさんはなかなか決算書を見せてくれなくて難儀しましたよ。
○○さん(気づいてほしいクライアントさん)だったらどう思います?
 
と、気付きを促す質問をするようにしています。
 
それでも、伝わりにくい世代がいるので、そんな時には
 
まさか・・・・
 
なんて言うでしょう?
 


【プロトコルの一致】

たとえば、「帳面」

経理会計では「決算書」を意味するんだけど、そのことをご存知ないクライアントさんは平気でノートを持ってくる。
 
プロトコルの一致とは、使っている単語の意味をお互いに共有すること。

「こんなことは知っているはずだ」という思い込みがお互いのコミュニケーションを阻害し、場合によってはまったく頓珍漢な方向に関係を導いてくれる。
 
そんな時には、確認質問をするに限る。
 
コンサルや企業研修もコミュニケーションスキルが低いと成り立たない。
 
コミュニケーションとはお互いの意思疎通を双方向にすることで、目的とする行動を促す行為のことなんだけど、多くの方が単なる会話程度にしか思っていないのが現実。
 
言葉を深く考え、言葉を丁寧に使おう。

 

【愛情を注いでいるか?】

本当にクライアントさんを愛しているなら、良くなってほしいのなら、一時的に相手を傷つけることになったり、関係が悪化したりしても思ったことや感じたこと、さらにはクライアントさんの間違いを指摘してあげよう。
 
自分が傷ついたり、契約を切られたりすることを恐れていては本物のプロとしての仕事はできない。

クライアントさんに対し献身的な自己犠牲を払う覚悟があるだろうか?
 
嫌われる覚悟はできているだろうか?
 
自問自答してみることを強くお薦めする。

愛を込めてお仕事しようよ。

参考になりましたでしょうか?

素晴らしい質問をありがとうございました。

どうなったかも教えてくださいネ

いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。


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