社長のビジョンを聞きたい
ビジョンはおろか経営理念や事業計画の必要さを認識している中小企業の社長さんはどのくらいいるんだろう?
何を目指して経営をしているのか社員さんと共有できていますか?
ゴールが判れば良いアイデアが出てくるかもしれません。
10年ビジョンを創ってみよう。
今朝の気になった言葉
記念日
と
自動車
EUがドイツに忖度しエンジン車の販売を条件付きで延期したとのこと。
電気自動車になったときに、エンジン音、加速感、減速感を感じることができるように自動車を電子制御できないのかなぁ?
音と加速は比較的簡単だと思うけど、問題は減速だろうな。
エンジンブレーキとフットブレーキとサイドブレーキを同時に欠けたような減速感。
電子制御で再生できたら、電気自動車の乗り換えもスムーズに移行できそうな気がする。
人類共通の公害の無い自動車と言うビジョンはいつ頃達成されるんだろう?
3月29日は0329 と書いて、近江牛の日なのだとか。
相当なこじつけのようにも思えるけど、記念日があれば販促もやりやすいみたい。
知り合いのある社長は社名にあやかり、10月31日を天才の日で登録している。
ちなみに社名は「天才工場」
工業製品のように天才を輩出するというビジョンなんだろうか?
次回お会いした時に聞いてみようっと。
ということで、本日は社長夫人から「社長のビジョンを聞きたい」という質問が届いています。
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
近江牛の日に間に合うように届いた
すき焼き用の近江牛
貢物、ありがとうございます。
◆ 社長のビジョンを聞きたい
【ビジョンとは】
売上創造塾に参加された社長夫人からこんな質問が届きました。
ここから
経営理念、ビジョン、そして事業計画の重要性はよく理解できました。
起業しもうすぐ30年、なんとかやってこられたのは周囲の方々の支えがあればこそ。
将来のことを考えた時、主人でもあり、社長でもある夫がどんなビジョンを掲げているのか、どんな事業計画なのか、さらに、どのような思いで経営をしているのかを聞いてみたくなりました。
職人で無口なのですが、何か良い方法がありませんか?
50代 部品加工業 女性
ここまで
素敵な質問をありがとうございます。
ビジョンとは目指している理想の将来像のこと。
いきなり、「ビジョンはなに?」「経営理念は?」「事業計画を聞かせて」などと迫ると喧嘩になる可能性が高いのでやめておいてくださいね。(理由は後で言います)
まず、するべきことはセミナーでの学びと気づき、そして感想のシェアです。
セミナーに参加するとあなた自身はやる気満々でハイテンションになっていますが、ほかの周囲の人たちは冷めている状態でしょ?
いくらモチベーションがハイになっていても、いきなり「やるぞ。さあ行こう。」なんてWBCの試合前の円陣のように熱く語っても引かれるだけです。
冷静に、ゆっくり、初めて聞く人にも理解できる表現でセミナーの気づきや学び、感想をシェアするところから始めて下さい。
焼肉を焼く時を思い出して下さい。
鉄板が十分に熱くならないとお肉を乗せませんよね。
気づきや学び、感想をシェアするのは焼肉の鉄板を温めている時間です。
まどろっこしいかもしれませんが、美味しい焼き肉を食べたいのなら十分に鉄板を熱くしましょう。
まずは、社長に「ビジョン」を持つことの大切さに気付いてもらうところから始めて下さい。
というのは、多くの中小零細企業では、経営理念、ビジョン、事業計画など無く、日々を行き当たりばったりで過ごしているだけ。
毎日、糊口をしのぐことができてば、「それで良し」と思っている社長がほとんどなのです。
将来展望と言うか、野心は持たず、成り行きに任せて仕事をしていれば何とかなると思っているのです。
将来展望も経営理念もビジョンも事業計画も微塵も存在しないのですから、いきなり聞かせろと言われたら多くの場合、喧嘩に発展してしまいます。
【たたき台を作ろう】
学びや気づき、感想をシェアし、社長にも大切さを伝えることができたと感じたら次のステップです。
「うちはどうする?どんな風に思っている?」などと質問してみましょう。
具体的に考えていれば具体的なことが帰って来るでしょうし、なんにも考えていなければそれなりの答えが返ってくるはずです。
いずれにしてもチャンス到来。
あなたが活躍するのはここからです。
「ほかの社員とも共有したいから文章化するので、チェックしてくれない?」と事実上の原案を作る許可を取ってしまうのです。
経営理念、ビジョンそして事業計画を創るのが本来は社長の仕事なのですが、社長と言う肩書のまま代表取締役工場長や、代表取締役作業員をしているケースが多いので、社長が経営者の仕事をしなかったり、できなかったりするのなら、仕事を奪ってしまうしかないんじゃないでしょうか。
もちろん、トップダウンでいきなり社員さんに公表するのは危険すぎます。
なので、あなたが作るのはあくまでも「たたき台」
たたき台を社長やほかの役員がいるならほかの役員も交えてブラシュアップしていくのです。
役員レベルでのブラシュアップが終わったら次は部長クラス。
部長クラスとの共有ができたら、次は課長や係長クラス。
さらに一般の社員さんやパートさんの意見も聴いてみましょう。
役員以外の社員にも意見を聴くのは目的があります。
表向きの目的と、裏の目的が。
表向きはブラシュアップ、売ら目的は浸透と共有です。
トップダウンだと、社員さん達に「自分達のビジョン」という認識が生まれません。
生まれたとしても浅いものになってしまいます。
多くの企業で経営理念や経営方針が浸透しないというお悩みをよく聞くのですが、率直に言えば社員を巻き込めばいいだけのこと。
中小企業だからこそできる風通しの良いコミュニケーションができる社風を創りましょう。
実際にやるときにはほかにも注意点がありますので、取り掛かる際には必要ならサポートしますので遠慮なくお申し付けくださいませ。
素晴らしい質問をありがとうございました。
参考になりましたでしょうか?
どうなったかも教えてくださいネ
またセミナーでご一緒できる事を楽しみにしています。
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
4月4日のアンパンの日の下見
100キロ歩行に備えボディのメンテナンス
総合グランドのさくらが綺麗だった
某クライアントさんから預かっている資料の読み込み
キーワードは「事業領域」
本日もお読みいただきありがとうございます
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