理想を目指し現実と闘う
人は自分株式会社の社長であると言ったのはドラッカー
経営とは理想と現実の間で奮闘努力し続ける営みの事。
いかに現実の課題をクリアし一歩でも理想に近づくか。
どんな志をもち、どんなビジョンを掲げるか。
画餅にならないよう理想と現実の隙間を埋めよう。
今朝の気になった言葉
光化学スモッグ
と
無人店舗
労働人口の減少を見越して無人店舗の実験に取り組む人がいるらしい。
技術的に可能なのは理解できるのだが、問題はコスト。
都心部の潜在的に集客できる地区は良いかもしれない。
地方都市では電子決済の端末の導入を見送った店舗も決して少なくない。
導入するにしてもネットショップとの差別化はどうなるんだろう?
生鮮食品の場合、品質をどうやって担保するんだろう?
理想に向けて課題がまだまだ多そうな気がする
最近、ほとんど聞かなくなった「光化学スモッグ」
今日は光化学スモッグの日なのだとか。
理想の環境を目指して、多くのエンジニアが公害と言う現実と闘い続けたんだろうな。
プロジェクトXのように
技術だけじゃありません。
経営も人生も理想を目指し、目の前にある現実との闘いです。
昨夜のセミナーでも話題になりました。
一部をアレンジしてお伝えします。
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
三連休を利用し東京からお嬢様がお越しになったので
岡山を代表するB級グルメのデミかつ丼で
◆ 理想を目指し現実と闘う
【目的地の無い航海?】
想像してみて下さい。
あなたはボスの命ずるままにボートを漕いでいます。
「おぉ~~陸が見えるぞ」
双眼鏡を除いていた航海士が叫びました。
ボートを漕いでいた全員がやっとボート漕ぎから解放される喜びと、久しぶりの陸地に大歓声を上げ必死に陸地を目指し、ラストスパートに入りました。
陸地にたどり着けば、美味しい食料も、お酒が待ってくれている。
金銀ダイヤなどのお宝も取り放題。
そんな誘い文句に引き寄せられて乗船していました。
ところが陸地についてみると、食料もお酒どころかどう見ても無人島。
当然、金銀ダイヤもありそうにありません。
船内は船長の責任を問い詰め、いまにも暴動が起こりそうな雰囲気です。
航海士と料理長は腕の良い船員を引き抜き自分たちの船を創ろうと企み始めました。
似たような話は現在のビジネス界でもよく見かけます。
つい先ほども、某SNSで人手不足と言う現象に対し、お給料を増やすために値上げをするという投稿を見かけました。
本当に本質的な問題解決になるのでしょうか?
あなたが乗っている、またはこれから乗ろうとする船はどこに向かって進もうとしているのでしょうか?
ビジネス的な表現を使うなら会社の存在意義や存在目的は何なのでしょうか?
企業側から見た時、買い手市場の時には「サラリーマンのお給料は我慢代」なんて言葉もありました。
当時からおかしいと思っていました。
お給料はたしかに少ないよりは多い方が嬉しいです。
その気持ちはよく解ります。
でも、それだけで労働ができるほど人間は鈍感じゃありません。
なんのために働くのか?
封切られたばかりのジブリ映画のタイトルを借りるなら『君たちはどう生きるか』を問われているのではないのでしょうか?
【大切なのはバランス】
この3連休は東京からお越しになったお嬢様と2回ほど面談をしました。
彼女が社会に出たころは「24時間働けますか?」と栄養ドリンクを宣伝していた時期です。
彼女が自宅に帰るのは週に2回ほど。
カカトコリさんも研究室に所属していたころは土曜日曜と祝日くらいしか家に帰っていませんでした。
研究の社会的な意義を理解していたことと、もちろん若かったのでやれたのだと思います。
何の目的もなくそんなにハードに頑張れるものじゃありません。
当時は日本の大手資本がアメリカの企業や不動産を買い漁っていました。
いまの中国が日本だけじゃなく、海外に資本進出しているのと同じような状況です。
その後、バブル景気がはじけ人生が変わってしまった人も多かった記憶があります。
もちろん、世の中は経済社会ですから、お金はないよりはあった方が有利で便利です。
でも、その後、どうなりました?
俗にいう『失われた30年』と言われ、むかしもあったとは思うのですが、メンタルを病む人がやたらに増えたような印象を持っています。
なんのために働くのか?
どこに行こうとしているのか?
企業も人もお金を稼ぐということと存在意義のはざまで揺れ動いている気がします。
論語と算盤を上梓したのは渋沢栄一翁ですが、そのまえに二宮尊徳翁はこの有名な言葉を遺していますよね
『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』
道徳は企業で言えば、理念や社是にあたると思います。
企業理念や経営理念ですね。
理念の中には存在目的としての科学性が必要です。
簡単に言えば、なんのために何をして稼ぐのか。
儲けるというよりも企業の活動資金をいかに確保するかと言うことなのですが、経理知識の乏しい方の一部には自分たちの稼ぎから起業が搾取しているという思想を持っている方もおられるみたいです。
企業の中には、直接稼ぎに関係ない間接部門もあったりとか、電気水道光熱費に代表されるように社会インフラの使用料などもあったりするんだけどなぁ。
二宮尊徳翁の言葉をカカトコリさん的には『バランスが重要』と理解しています。
経営とは理想を目指し、現実と闘うことです。
長期ビジョンがないと企業という船が進むべき方向があやふやになります。
活動すれば人も企業もお腹が空きます。
食べていかなくてはなりませんし、将来に対する貯えも必要です。
まさに「論語と算盤」
どちらが良いではなく、両方が必要なのです。
【非営利組織の経営】
行政・ボランティア団体・医療・警察・消防・自衛隊・・・
いろいろな非営利組織が世の中には存在します。
税金で賄うものもあれば、寄付などに頼っている組織もあれば、民間化(民営化)で自助努力を求められる組織もあります。
ただ、すべてに共通しているのは関わる業者のほとんどが民間の一般企業であり営利組織だということ。
救急車のガソリン代だからと言ってお金を頂かなければどうなりますか?
信号機の電気代を払わなかったら全国各地で大渋滞や重大交通事故が多発してしまうことでしょう。
そういえばどこかの税務署で見かけたのを思い出しました。
税金は社会インフラの使用料、なんだそうです。
どんな組織であれ、赤字続きでは活動を維持することができません。
科学性抜きには組織は存在できないのです。
【必要な2つの要因】
自分たちの組織は仕事を通じどのような社会貢献をするのか
という社会性(存在意義や存在目的)と
かかわる人々の幸福に対しどのように報いるのか
という人間性
大切なので繰り返しますが、あなたの会社は「君たちはどう生きるか」という設問にどのように対応できそうですか?
社内はもちろん、社外のステイクホルダーとも共有していきましょう
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【三連休の出来たこと&嬉しかったこと】
デミかつ丼を合わせてハーフの志那そば
若いころは志那そばもフルだったのになぁ
もう梅雨明けでえぇんじゃね?
基本形は年中ホットコーヒーなんだが
アイスコーヒーはじめました(笑
暑くてもトレーニングは欠かさない
ご褒美のアイス
ブログの更新をお休みしたら、腱鞘炎気味の指の痛みが取れた
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