ビッグモーター事件に思う
社長は水に浮かぶ船。
周りから水が無くなったら沈むしかない。
水とは何か?
社員さんや取引先、お客様や投資家、金融機関など。
リーダーとして責任を取る覚悟も求められる。
事があればリーダーシップを試される。
責任を放棄したら手を返したように水が無くなる
今朝の気になった言葉
労働組合
と
夏風呂
7月26日は語呂合わせで夏風呂の日
ひんやりとした水風呂をイメージする人も多いんだろうな。
個人的に好きなのは灼熱のサウナ
サウナと水風呂を交互に3セットから5セット繰り返す。
外に出たら、涼しく感じるから好き。
セブン&アイ・ホールディングスの子会社そごう・西武の労働組合は25日、組合員の賛成多数でストライキ権を確立したと発表した。
経営には資本も必要だけど、労働力も必要。
お金優先の経営では社員はついてこない。
企業は投資家や金融機関だけでなく、労働組合からもチェックされてこそ健全な経営ができる。
あの中古車やさんには労使の話し合いは無かったんだろうな。
ということで、本日はビッグモーター事件をきっかかにリーダーシップやリーダーのあり方を考えてみた。
良い会社を創り、良い経営者になりたい方だけお読み下さい。
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
ウォーキング中にどこからともなく
ピアノの調べが聞こえてきた
なんとなく、癒されて良い気分になれた
◆ ビッグモーター事件に思う
【社長は器であり社員は水】
何を言おうが、社員は社長の言ったこと以上にやっていることを見ている。
そして、やっていることから真意をくみ取り社長と言う器に従おうとする。
社長にその気がないとしても社員から見れば生殺与奪の権限を持っている人に従おうとするのは人情として当然の事。
社長の器のように社員は育つもの。
繰り返しになるが言ったこと以上に一挙手一投足を見ている。
お金儲けしか考えていない社長の下ではお金を儲かることばかり考えるようになる。
社会貢献に積極的な社長の下ではプライベートでも社会貢献に参画する社員が育つ。
環境問題に敏感な社長の下では環境問題に敏感な社員が育つ。
ジェンダー対策に関心がある社長の下では多様性のある社員が育つ。
BCP対策に積極的な社長の下では家庭でも備える社員が育つ。
健康経営に配慮している社長の下では、社員同士がお互いを尊重する社員が育つ。
SDGSと本気で向き合っている社長の下では社員も豊かでゆとりのある生活を求める社員が育つ。
家庭ではこんなことを言うよね。
『子は親の鏡』
企業なら
『社員は社長の鏡』
【鏡は多くの神社でご神体になっている】
諸説あるけど、カカトコリさん的には神様に参拝に相応しい人間であるかどうかを鏡に自分を移すことで確認しろと言う意味じゃないかを勝手に思っている。
他人のふりを見て我がふりを直せとは言うものも、自分のふりを確認しないとその差異に気づくことはできない。
さらに、リーダーシップの名著と言われている『貞観政要』にはこんな主旨の言葉もある。
歴史を鏡とすれば世の中の栄枯盛衰を知ることができる。
人を鏡とすれば正しい道を知ることができる。
責任が重いほど、己の責任の重大さを認識するためにもリーダー、中でもトップリーダーであるべき社長は外の空気を吸わなければならない。
人は人によって磨かれる
同じように
経営者は経営者にしか寄って磨かれない
まさか、類友の法則でかけゴルフが大好きな人とばっかり組んでそとの空気を吸っていて、賭けに負けた腹いせでゴルフボールをソックスに入れて振り回していたんだろうか?(笑
ゴルフのスイングをチェックする鏡でゴルフボールを振り回している自分の姿を見れば良かったのかもな。
この行いは正しい行いだろうか?
と、自問しながら。
【良薬口に苦し】
良薬口に苦し、箴言耳に痛し
と、記憶している。
念のため調べたら
良薬口に苦し忠言耳に逆らう
と出てきたけど、言葉にリズム感が無いなぁ(笑
経営コンサルタントと言う仕事柄、図星を指摘することもある。
というか、それが本来のお仕事。
もちろん、解決策も事前には考えるが、その答えをそのまま提供したのではコンサルの最終ゴールである自立自助、独立独歩に至らないので、本人が気づくように一緒に考えるふりをしながら指導していく(かなりの高騰テクニックです)
時々いらっしゃる。
図星過ぎて、激昂する方が。
いや、感情的になって問題が解決するならいくらでも怒れば良いよ。
そうじゃないよね。
社長と言えども生身の人間。
悩みもすれば、間違えることもある。
問題は間違える事ではなく、間違えたまま軌道修正しないこと。
軌道修正はこまめにやった方が簡単に修正することができる。
正しい道から大きくずれるほど修正が大変になる。
そのためには、定期的に良薬や箴言を与えてくれる人と面談することをお薦めする。
経営の事なら経営コンサルタントに、生き方の事なら宗教家に。
ちなみに、最近やっと読了した『ブッダのことば』(岩波文庫)は解りやすくお薦めです。
【お天道様は見ている】
最近の若い人たちはどうなんだろう?
カカトコリさんが幼少の頃にはじいちゃんばあちゃんからよく言われたものである。
「お天道様が見ている」と。
最近なら、監視カメラとスマホなのか?(笑
日頃から観られていることを意識し、ふさわしい言動をすることを習慣にしておかないと、いざと言う時に人間の本性が露見してしまう。
かつて某牛乳メーカーで健康被害が発生した時に、当時の社長がマスコミの執拗な質問に「寝ていないんだ」とキレたことがあった。
その後の追跡取材で睡眠不足の原因が愛人と一夜を共にしていたなどとまことしやかな噂も週刊誌のネタにされていた。
お客様に健康被害が発生している時に原因となったメーカーの責任者の言動としていかがなものなのか?
ぜひ、マスコミとも『マスゴミ』とも揶揄されている現代の鏡にその身をさらされる前に、自主的に鏡を見ようよ。
よく、言われることだけど
儲かることより、(人として)正しいことを
この言葉の重みを噛み締めたいな。
参考までに
なお、あくまでも個人として思ったこと、感じたことです。
色々とご意見はあることでしょうがご理解くださいませ。
【追記】
現場の社員さん達とそのご家族が気の毒じゃ。
【追記】その2
こちらでリーダーシップを磨くためのヒントを無料配布しています
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/2023030210194
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
歴史の伝道師?
「配給所」と看板の入った昭和の車を発見
さすがに廃業していました
近くの御崎宮で茅の輪くぐり
疫病退散
116年前の素敵な建造物を発見
当時は蒸気機関を動力にしていたのだとか
【この記事のおすすめ関連記事】
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⇒ リーダーシップ
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