「私、失敗しないので」？
2018/03/07
ビジネスの入り口は集客です
集客したら、販売しましょう。
「お客さまに叱られたらどうしよう？」
とある営業マン。
「人はその人が思っているような人になる」って言葉があるんだけど、この営業マン、よくお客さまに叱られていたなぁ。
叱られないように、本音に迫る会話をしないから、表面的なコミュニケーショしかできない。
なので、御用聞きはできても、アドバイスができない。
ベテランの域になってくると、お客さまは的確なアドバイスを求めてくるのに。
お客さまへの忖度は行き過ぎると、邪魔になるよ。
本音で理解しあえた方が、良い関係になるんだけどな。
「叱られるかもしれませんが」とか「失礼かもしれませんが」って話しかければ、よほどの事でない限り叱られないよ。
さて、本日は長野でステイです。
今のところ晴天だけど、あすからは大雪になるらしい。
安全第一で楽しもうっと
◆ 「私、失敗しないので」？
ドラマで有名になったこの「私、失敗しないで」ってセリフ、どう思います？
単純に考えれば、失敗するかもしれないようなリスクを冒さないという会社もありますよね。
または、周囲が失敗だと評価しても自分では認めない？
それじゃぁ進歩や成長がないでしょう。
こと、商談においてはやり方次第で可能かもしれないとしたらどうします？
商談と言うのは、そもそも、お互いの条件を出し合って、条件が合えば良いけど、条件が合わなければ、お互いの同意のもとに妥協点を探りあう交渉事なんですね。
その代表的なものが値引き交渉だったりしますよね。
海外なんかだと、お客の顔を立てるためなのか、良い気分を味わってもらうためなのか、最初から交渉に備えた価格設定をしていることが多いような気がするのは私だけでしょうか？
ごめんなさい。
ちょっと、横道にそれちゃいました。
大切なので、いま一度、確認します。
商談は交渉事です。
お客さまにはお客さまの言い分があります。
同じように、販売側にも、販売側で言い分があります。
なんとかして、商談を成立させたくて、お客さまの無理難題を受けてしまい、後で大変な思いをしたことがありませんか?
「失敗」という烙印を押されたくなくて、ややこしい課題を受けてしまい、よけいに「失敗」に向かってまっしぐらの、アリ地獄。
なんて、なったら目も当てられません。
なんとか、そんな商談の流れを変えたいと思っても、お客さまが言うんだよね。
「◎◎社は、この条件でやると言ってるよ」なんて。
経験が浅いと、ついつい、この言葉に騙されちゃうんだよね。
まぁ、他社の事よりも、うっかり自分でハードルを上げること無いように気を付けてね。
他社にも自社にも無理なこと、不可能なことを「できる」なんて、言わないように。
ビジネスをして行く中で、一番大切な信頼をあっという間に無くすよ。
カカトコリさん自身も、20年近く販売の仕事もしていたのでよく解ります。
なんとか商談を成立させたい気持ち。
カカトコリさんの場合、紹介が多いんだけど、しいてコツを言えば、やっぱり「失敗しないから」じゃないかと思うんですね（自己評価だけど
どうしているのかと言うと、やっぱり、ハードルは上げない。
それと、無理だとか、難しいと思ったら、安請け負いしない。
そのふたつの次に気を付けているのは、お客さまの言い分は言い分として承り、できないことを断る代わりに、期待以上のできることを提案するようにしています。
もちろん、できると回答した条件はクリアした上で。
そうすると、どうも、断られたことは奇麗に忘れ、期待以上の部分にお客さまの感情が動くみたい。
感情が動くことを、感動と言うらしいのね。
で、感動したお客さまが、次のお客様を紹介して下さるみたい。
さすがに、事例はネタバレになるので、書かないけど、良かったら参考にしてネ。
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