プロフェッショナルの条件
2021/09/03
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
「試しに、販売エリアとかがかぶらない同業社の客になってみ」
同じ看板でも、業務内容が大きく違うのは、良くあること。
そして、仕事の質も違ってくる。
どうすれば、プロ中のプロ プロフェッショナルになれると思う?
◆ プロフェッショナルの条件
プロとアマの違いって何だと思う?
まずは、入り口としては、お金をもらえるかどうか、ってことがあると思うな。
で、同じお金をいただくにしても、いろんなレベルがあるってことなんじゃない?
本当は、まったく満足していないけど、どうせクレームをしても面倒くさいだけなので、その場では払うけど、絶対にリピートしないレベル。
たとえば、地元のタクシー会社で、どんだけ悪天候でも乗りたくない会社がある。運転手さんに寄るのかと思ってほかの友人に聞いたら同じ感想。赤信号無視や一時停止など違反が多い。もちろん運転マナーもそれなり。
次が、現実としては一番多いかもね。
可もなく不可もないんだけど、うまく表現できないが、満足ではないレベル。
仮に、1割安くしてくれても満足しないだろうなぁ、2割安いなら我慢するけど、みたいなレベル。
ついでに言えば、極端だけど、タダでも満足には至らない、痛いレベル。
どせなら、1割、2割くらいなら高くても良いので、質を上げて欲しいな というレベル。
お客様が求めている価値って、本質的な価値の部分と、付加価値的な部分があって、仕事の内容によっては付加価値で判断されることが多くなってきている気がする。
たとえば、先ほどのタクシーの例で言えば、安全・快適・迅速にいかに接客姿勢などのプラスアルファの付加価値をつけていくかなんじゃない?
ちなみに、カカトコリさんがいつも、お世話になってるタクシー会社さんだと、寝ていようが、酔っぱらっていようが、お迎えをお願いする時に「自宅まで」と言っておけば、運転手さんに関係なく、自宅まで送ってもらえるので、重宝しています。
つぎは、たとえてみるなら、反対車線を走っていてもUターンするような、近くだったのでというレベル。
一応、リピートはするんだけど、どうしても、とか、わざわざのレベルじゃない。
じつに、惜しいレベル。
まだほかにも、いろんなレベルがあると思うんだけど、突き詰めていくと、カカトコリさん的には、このレベルを目指して欲しい。
『あなたじゃなきゃイヤだっ!』ってレベル。
画像的には、行列ができる〇〇屋さんみたいな
で、少なくとも、行列ができるレベルって、売ってる側の本人は自己PRしないんじゃない?
ブログやSNSのプロフィールに「あれもできます、これもできます」って書いてる人って、結局、何が得意なのか判らない。
なので、結局、リアルで会っている信頼できる人に紹介してもらうことが増えるんじゃない?
そういえば、たまに「カカトコリ評判」とかで検索してる人いるけど、どんな評判にしろ、断片的な評判だけでその人を知った気になるには、実にもったいない。
お料理と同じで、他人の評価よりも、実際に会いに行けばよいのにね。
自分には、すごく良い人かもしれないのに
(逆もあり得るけどな 笑)
で、冒頭のプロとアマの違いに戻るよ。
ザックリ箇条書きにしてみた。
期待されることに、期待されるレベルで、対応できること
同業他社以外のライバルにも勝てること
やっていて、楽しくて、稼げて、好きなこと
社会とつながりがあり、公共の福祉に貢献できること
他人も自分も幸せになれること
レベルの話しは先ほど話したので、同業他社以外のライバルの話し。
昔々は同業社以外との競争を「可処分所得の奪い合い」という表現をしていた。
ところが、デジタル技術の進歩やインタネットの普及で「仮想」という「場」が生まれた。
最近のヴァーチャルリアリティ(VR)なんかより、もっと早くからある。
たとえば、できたばかりのころのミクシーを思い出してみて欲しい。
実際に会わなくても、会話ができるという点では、一種の仮想空間、仮の「場」と言えないだろうか。
各種ネット通販も、仮の「場」で行われている商取引の仮想空間だと言えるのでは?
そして、パチンコ、ゲーセン、カラオケ、テーマパーク、雑貨屋、などなど、「楽しい空間」で過ごすと意外にお金をつかっていないか?
そして、スマホの普及で、その楽しい空間を持ち歩ける現在。
電車に乗った時の、スマホいじくり率の高いこと、高いこと。
しかも、スマホのゲームの中には無料のものも多いと聞く。
集めたら、人生の一部になる貴重な「隙間時間」が奪われて行ってるんだよね。
逆に言えば、お金を払ってでも、ちょっとした隙間時間を使ってでも、もっとユーザーにとって魅力を感じられる、何かを提供する必要があるってことなんじゃない?
業界内でどうのこうのと、しのぎを削ることも大切かもしれんけど、もっと巨大なライバルは、なんと、「無料でも楽しい」だよ、どうするべ?
次の、やっていて、楽しくて、稼げて、好きなこともバランスのとり方が非常に微妙。
どんな活動も趣味でない限り、他からお金を用立てしてまで継続できるかってこと。
気を付けないと、脳みそは「楽しいこと」を報酬だと勘違いすることがあるんだって。
なので、事前に計画案を作成し、決算し、その違いを把握して、計画と実際の違いを、次に生かさないといけないね。
黒字でも、赤字でも。
黒字なら再現させるための工夫が必要だし、赤字なら再現させたくないよね?
好きなことなら、続けれるかもしれないけど、そこに価値を認め、お金を払ってくれる人がいないと活動資金を得ることが出来ないよね。
かといって、好きでもないことや、やっていて苦しいことを続けても、幸せになれないどころか、メンタルを病んでしまうかもしれないよね。
お金があれば、便利かもしれないけど、お金があるからと言って、幸せになれる保証はないからね。
何のために仕事をするのかを、じっくり考えてみようよ。
じゃぁ、次に行くよ。
「公共の福祉」ってなんだ?って多くの方が思われたんじゃないかな?
簡単に言えば、その会社やお店が存在することで社会に対して果たしている責任や義務、と同時に社会的貢献の事。
東日本大震災以降、「企業の社会的貢献」が特別なこととして報道されることが多い。
特にボランティア活動が。
まぁ、その方がマスコミ的には絵になるのだろうが、本来、企業はその存在そのものが、社会貢献にならなければならない。
地味で目立たず、当たり前なので報道されることはないが、法人企業そのものも、税金を納めています。
また、雇用の確保や、雇用の創出をしています。
さらに、ゆとりのある企業は文化やスポーツ振興などのメセナ活動や、地域交流などいろんな社会貢献をしています。
町内会の運動会やお祭りへの協賛なども立派な社会貢献です。
つまり、シンプルに言えば存在そのものが世の中のお役に立っているかってことです。
逆に公害をまき散らしたり、騒音、渋滞、汚水、粉塵などなど近隣住民への配慮を欠くような企業は生き残っていけないことは歴史を紐解けば一目瞭然です。
そして、最後の 他人も自分も幸せになれること
ところで、「幸せ」ってどんな形をしてるか知ってます?
幸せになりたくない人はいないと思うんだけど、改めて聞かれると、答えれそうで答えれないよね。
じゃぁ、逆に考えてみよう。
不幸せってどんな時?
何かを我慢してる時じゃないかな?
そうやって考えていくと、誰かが何かを我慢していると、どこかに歪が来て上手くいかないんだと思うよ。
自分の周りの人たちを幸せにしたくて始めたはずなのに、どこで間違った方向に進み始めたんだろうね。
どんな思いを持っていたのか、文章化しておかなかったのかな?
まぁ、現実にはいきなり、みんながみんな、我慢しなくて良いなんて難しいから、お互いに無理しないように話し合いながら、調整を積み重ね、試行錯誤を繰り返していくんだろうね。
そして、諸々考えながら、あのテレビ番組風に、カカトコリさん自身に質問してみたよ。
プロフェッショナルとは
絶えず、高みを目指し、たゆまぬ努力を積み重ねることのできる人。
本日もお読みいただきありがとうございます
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