チームの成果を最大にするためにリーダーがすべきこと
2018/03/07
ようこそ岡山の経営コンサルタントカカトコリのブログへ
◆ チームの成果を最大にするためにリーダーがすべきこと
「自分でやったほうが速いから」
課長に昇進して一年になるという方から相談を受けました。
かなり優秀な方みたいで、大手企業の地方営業所での内勤を経て、地元で伸び盛りのベンチャー企業にヘッドハンティングされたらしい。
たしかに、美人だし、しゃきしゃきしてるし、日頃の業務も係長体験が一年しかなく、課長に昇進したことからも、その優秀さは推し量れるのだが、部下がなかなか思い通りに動いてくれないとの悩みを抱えている。
色々とヒアリングをしながら、徐々に課題をあぶりだしていく。
「これって、中小零細企業の社長でもよくあるパターンじゃん」
声にこそ出さないものの、役職の名前じゃなくリーダーとして考えると、より課題が明確になってくる。
個人的興味もある、休日の過ごし方も聞いてみたら、「やっぱり」って感じ。
プライベートでも充実していたいからと、あれこれとスケジュールを入れてしまって、本当にこだわってる趣味が見えない。
しいて言えば、あれこれと手を広げて予定を入れること自体が趣味なのかもしれない。
「結局何をしたいの?」
「どんなことで、専門性を高めたいの?」
思わず、そんなことを聞いてみた。
細かい部分は、個人情報なので、書けないが、要は周りの人たちから「すごい」と言われたい、つまり、承認欲求がすごく強い傾向がある。
他の言葉で言うなら「かまって、かまって」という欲求が貯まってる。
友人の本のタイトルを借りるなら『めんどうくさい女』になってしまってるみたい。
広い意味での欲求不満。
幼少時期に親に甘えた体験が少なかったり、「しっかりしなさい」と言われ続けたタイプの人にこの傾向が強いみたい。
本当は親彼すれば、元気でいてくれるだけで嬉しいはずなのに、必要以上に自立を早めに求められてきたみたい。
では、どうやってその思い込みをブレイクスルーしていくのか。
まずは、休日の過ごし方を変えていく。
どこにもいかないで、パジャマのまま、なぁ~にも市内で、ダラダラと過ごす。
よく言われることなんだけど、張り続けている糸は伸びシロが無いので、いざという時に簡単に切れてしまう。
若干、余談になるけど、私の学生時代の専門はクリープと言う金属疲労。
たとえば、金属製のチェーンすら、切断しないはずの張力でも引っ張り続けていると切れてしまう。
なので、普通は2倍とか3倍の強度を持つように設計することになってる。
金属のチェーンすら張り続けていると、切れちゃうということは、ちょっとしたことで傷ついてしまう人間のこころなんかあっという間に切れちゃう。
特にリーダーの立場で困るのが、切れてしまいその役職に求められる仕事が出来なくなったり、自分は頑張ってるつもりなので、周りのミスが許せなくなってしまい、周囲を攻撃してしまう。
誰だって攻撃されるのは嫌だから、ますます、面倒くさい女になり、周りが避けるようになってしまう。
そこで、「頑張らなくても良いんだよ」「そこにいるだけで良いんだよ」と言うのを体験してもらうために、ゆるゆるな休日を過ごしてもらう。
馴れてきたら、職場でも少しづつ、ゆるゆるをやってもらう。
その結果どうなるのかと言うと、自分にもまわりにも優しくなれる。
より具体的にいうと、周りにミスを許せるようになってくる。
あかちゃんがよちよち歩きを始めたからと言って、いきなりフルマラソンを走らせないだろう。
何度も何度もこけたり、つまづいたりしながら歩き方を覚えていく。
そう言うものなんじゃない?
自分でやったほうが速いからと、リーダーが部下の成長のチャンスを奪ってないか?
自らが、教え、育み、ともに育つことをしないで、どうやってチームで最高の成果をあげようというんだろうか。
何を期待しているのかを、具体的に示しながら、そこにたどり着くための階段の段差をいかに小さくしていくか?
その教育プログラムをいかにしてしくみかしていくか。
部下の仕事を邪魔してるひまなんてないはずなんだけどなぁ
チームで成果を上げるしくみを作ろうと思うと。
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