成果を上げる経営者の習慣

      2021/09/10

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

夏休みの宿題は進んでる?

「お金があれば」の次に多いのが「時間があれば」

この時期、カカトコリさんがお世話になっているコンサル会社は、全国から経営者さんを集めて軽井沢合宿なるものを行っている。

参加費がウン十万円、しかも、桁が増えそうな金額。
実際、交通費を入れると参加者によっては100万円を超えるかも?

コンテンツもさることながら、勉強熱心なお金持ち人脈が欲しい人には最適かもね。

もっとも、カカトコリさんに言わせれば、宿題を片付けるだけなら、正しい習慣が身についていれば、ひとりでもできるんだけどな。

ちなみに、悪い習慣をやめる方法は、良い習慣を身につけることだそうです。

じつは、ひとつだけ、やめれない悪い習慣があるんです。

ということで、本日のキーワードは『習慣』

◆ 成果を上げる経営者の習慣

最初はだれでも素人
10年もやっていればプロになれる

と、ある先輩経営者は言ってたけど、問題はその10年をどのように過ごすかだと思うよ。

実際、その先輩は、一時的な小さな成功を自分の実力だと勘違いし、道楽にはまってしまい、最終的には倒産してしまった。

ちなみに、拙著『一天地六の法則』(サンマーク出版)に成功と失敗の関連を書いたこんな言葉があります。

『「成功」という字を虫メガネで見ると、小さい「失敗」という字から成り立っている。
「失敗」という字を虫メガネで見ると、小さい「成功」という字から成り立っている。』

人間だれしも、成功すると、おごり、高ぶり、慢心のような心の中に隙が沸き起こります。

そして、ついつい、その成功は外部から見ると、本当にまだまだ小さな成功にしか過ぎないのに、生活習慣を変えてしまう。

たとえば、居酒屋で酎ハイを飲んでいたのに、座るだけでウン万円もするお店でシャンパンをかたむけてみたり、スマホで時間を確認していたのに、宝石をちりばめたはめているだけで、腕が疲れるような重い時計をはめるようになったりする。

ところが、成果を上げる経営者さんたちは、少々の事では生活習慣を変えません。

カカトコリさんがお世話した中に20数社の社長をし、個人年収も3億円を超えているやつがいます。

お付き合いが無いときは、今でもランチはココイチのカレー。

尊敬しています。

さて、習慣と言うと、多くの人は変えられないものだと思い込んでいるのではないでしょうか?

本当は、習慣の多くは後天的なものなのです。

個人的な気質と混同してしまい変えられないと思い込んでいる方が多いみたいです。

習慣はその人の繰り返しの行動から身につきます。

良い習慣も、悪い習慣も

たとえば、おぎゃーと産声を上げた時から、お酒を飲んでいたり、煙草を吸っていたりした赤ん坊なんていないでしょ。

子供の時は親や先生などの本人以外の意識操作が働きますが、自己意識に目覚めてからは本人の意識や考えのウエイトが大きくなります。

なぜなら次の数式で習慣が説明できるからです。

  習慣 = 意識的な行動 × 繰り返し回数
= 無意識な行動

最初は意識的にしていた行動が気が付いたら、無意識な行動になってしまったものを習慣と呼ぶのです。

代表例が、毎朝の通勤路。

初出社の時は、グーグルマップや、乗り換え案内などを使って事前に入念に調べたことでしょう。

ところが、数カ月もしないうちに、いつもの通りに習慣になっていますよね。

つまり、最初からできるわけじゃないけど、意識的な行動を繰り返すことで、習慣になるのです。

冒頭の10年もどのような意識を持って過ごしたのかが重要ってことですよ。

ひょっとしたら、大金持ちになって大判振る舞いをすることを夢見ていたのかもしれませんけどね。

さて、話しを本題に戻しましょう。

成果を上げる経営者が身につけるべき習慣にはどのようなものがあるのでしょうか?

1. 経営資源、特に時間の有効活用

 時間は管理できません。
時間の流れをコントロールできますか、出来ないですよね。
コントルールできるのは時間じゃなく、行動です。
ここ勘違いしてる人多いので、特にご注意ください。

2. 自分の強みをさらに伸ばす自己研鑽

 義務教育な何のためにあるのか知っていますか?
いまの日本の義務教育はここが骨抜きにされているんじゃないかと思っています。
義務教育はその国のイデオロギーに関係なく、国家にとって都合の良い国民を作るためにあります。
社員教育も同じように会社にとって都合の良い事しか教えないのと同じです。
統治側からすると平均化したほうが統治しやすいですよね。
なので、弱みを引き上げるような教育をするのです。
ところが、社会人になったら全く逆でしょ?
できないことはできないし、誰も価値を認めてくれません。
それよりも、自分の出来ることをさらに磨いた方が、本人のためであり、社会のためでもあるのです。

3. 目的・目標に集中する

 自分に求められている成果とは何か?
抽象的なことではなく、具体的に目的や目標、叶えたいビジョンが明確になっているでしょうか。
最近、参加した勉強会では何度か、「いまここ」に集中しなさいと指導していました。
一般の方ならそれである程度の目先の悩みから解放されるかもしれません。
なんせ、人間は過去を後悔したり、将来を不安がるのが得意ですから。
経営者であれば、社員や株主などから成果を上げることを求められます。
なので、「いまここ」に集中するのは同じです。
ただ、求められる成果とリンクされている「いまここ」を選択してください。

4. 劣後順位から着手

 正確に言うなら、劣後順位を付ける事から始めるということ。
あなたの膨大なタスクリストの中で、やらなくても大勢に影響のないものがどれほどあるだろうか?
多くの人は優先順位を付ける事から着手してしまう。
そして、思うんだよね。
「こんなにも出来てないことがあるんだ」
そして、自責の念に駆られ自分を責めてしまう。
立った一文字でも大きく違う。
「やれない」と「やらない」
自分がやらなくて良い事
誰かに変わってもらえること。
あとで構わない事。
そもそも、無視して問題のない事。
毎日のタスクリストをもっと整理整頓して、時間の有効活用とリンクさせよう

5. 判断基準をシンプルかつ明確に

 経営理念や経営方針は何のためにあるのか。
悩みを少なくするためにある。
経営規模に関係なく。
個人事業主なら、だれにもチェックしてもらえないから、自分自身との約束だと思って下さい。
社員さんを抱えているなら、意思決定がリーダーの責務です。
リーダーである経営者が悩みすぎると、全社に影響します。
そうならないためにも、経営理念を軸とした経営をしましょう。




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