生産性を上げる時間管理術

      2021/09/10

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

本日は、今月のツアーの最終日、鳥取は米子からのスタート。

夕方には、岡山に帰れるはず?

まだ、夏休みの宿題も終わってないのに(トホホ

夏休みの宿題と言えば、あの中にも、大人になって役立つ要素がいっぱいあるってご存知ですか?

たとえば、生産性があがる方法とか

◆ 生産性を上げる時間管理術

たぶん、あなたもやったはず。

小学生の時に。

お小遣い帳と、夏休みの過ごし方。

お小遣い帳は、実際に使ったお小遣いの記録をつけるというもの。

夏休みの過ごし方は、円グラフみたいなやつに、何時におきて、何時から宿題して、何時には寝るかなんて、タイムスケジュールを描いた覚えがないですか?

実は、生産性を上げる時間管理術の基礎がそこに含まれているとは思いつきもしないよね。

だって、お小遣い帳にしろ、夏休みの過ごし方にしろ、何のためにやっているのかという説明が無かったよね。

結論を先に言うと、現実と向き合うことで、傾向と対策を立てるためなんだけど、そんなの小学校じゃ教えてくれんもんね。

もっとも、お小遣いをどんな使い方をしているのかなんて小学生のころは、使い切ったら我慢するだけだから、大人ほど深刻じゃないもんね(笑

夏休みの過ごし方も同じ。
っていうか、そのころの名残りなのか、時間管理術と称して、出来もしないことばかり予定表に書き込んでいない?

大人の時間管理術は、正確に表現するなら目標という物差しを基準にし、お金と時間の使い方をチェックすることから始まる。

なぜなら、どんな行動を選択するにしても、予算が無ければ行動に移ることができないから。

そして、大学受験の時のロングセラーのタイトルと同じ『傾向と対策』を練ることが生産性を上げるためには、大きな要因となります。

具体的には、自分自身の時間の使い方と、お金の使い道の記録を付ける事がスタートになります。

最初のカカトコリさんがやったことは、ルート営業の時の、お客様同士の移動時間をチェックする事。

仕事中の移動時間は必要時間ではあっても、生産性には逆方向になる時間だから。

その成果は、当時、交流のあったクリーニング屋さんに伝授され、集配の効率化のお役に立てることになりました。市内中心部を回る時間帯を工夫するだけで、一日の仕事時間が一時間も短くできたので、すごく喜ばれました。

同じように、カカトコリさん自身のお金の使い道もチェックしてみました。

食事などの健康に関するお金

文化的生活をするために必要なお金

節約する気になれば、使う必要のないお金

ついつい使ってしまった無駄遣い

とりあえず、記録を付けて、この4種類に分類してみました。

「きっと、半分くらいは貯金に回せるんじゃないかなぁ。
無駄遣いと言うと、自己否定になり、落ち込むから、それは、貯蓄可能金額と呼ぼう」

なんて、のんきに考えながら、ひと月ほどまじめに、正直に記録を付けて驚きの集計データーと向き合うことになりました。

なんと

人間やめますか?

的な集計に、すっごく落ち込んだ。

使ったお金の、実に8割が『貯蓄可能金額』(当時)

まぁ、ほとんどの人が、素のまま集計すると、7割から8割が『貯蓄可能金額』になるらしいんだけどね。

ウソだと思ったら、正直に集計してみましょう。

マジで、おすすめします。

時間の使い方についても、自分の集計と客観的な評価を比較してビックリしたことがあります。

時間の使い方の評価軸は次の4つ

参考にしたのは、世界的ロングセラーの『七つの習慣』(フランコリン・コビー著 キングベア出版)

緊急かつ重要

緊急ではないが重要

緊急だが重要でない事

緊急でも重要でもない事

普通に集計しても、面白くないと思ったので、社員に質問してみたよ。

「この、4つのものさしで、社長の時間の使い方を評価するとどうなる?」って。

常日頃から、社長にとっての緊急かつ重要案件は、全社員の生命か、会社の存続にかかわることだけにしているので、そうそう該当する出来事はそうそう起こらない。

また、緊急だけど重要でないことは再々起こるけど、重要でないという評価は、自社にとって重要でないだけで、日常の通常業務のほとんどがこの分類に属することになる。

お客様からすれば、緊急かつ重要な案件でも、こちらにすれば、いつもの事。
(詳しくは拙著『一天地六の法則』(サンマーク出版)を読んでネ)

ということで、通常業務は担当者がたいおうするので、ここでも社長の出番はない。
(もちろん、担当が社長の場合は通常業務として対応しますよ)

で、社員に質問してみた結果は

緊急かつ重要な案件は、一年に一回くらい

緊急でないけど、重要な案件が2パーセントくらい

緊急だけど、重要でない案件が3パーセントくらい

なんと、のこりの95パーセントが、緊急でも重要でもないことなんだとさ(苦笑

じつは、この結果を反省し、自社の経営指針を文章化し、車の内外に向けて航海するようになったんだけど、詳しくは、拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)を読んでネ。

大切なので、まとめとして、もう一回言うよ。

自分の時間とお金の使い方を記録し、分析しないと傾向も判らんし、対策を練ることもできないよ。

いかにして、自分の時間やお金を目的と目標のために集中的に使うかを考えようね。




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