成長する社長業の秘訣
2021/08/18
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
「社長業って、なんなんでしょうね」
昨夜のクライアントさんとの打ち合わせ後の、会食の時に、次期社長である40代の専務の発言。
大きく分けて、マネージャータイプとリーダータイプがいるよ。
カカトコリさん的な見解では、はっきりとした区分があるわけじゃないけど、リーダータイプの方が会社は成長するよ
みたいな、話しをさせてもらった。
リーダータイプの一番優先すべき仕事は、フラッグを立てること。
具体的には、近々、ブログに公開するから、お楽しみに(いま、ここ 笑
さらに、二次会ではミニスカの(以下自粛 爆
写真は二次会のイメージです
◆ 成長する社長業の秘訣
「社長の仕事は、社員さんの仕事の邪魔をしないこと」
会社経営と自動車の運転は似ているところがあります。
情報を認知し、安全であるかどうかを判断し、必要な動作や作業をする。
たまに、中小企業の社長さんの事を、代表取締役営業マンとか、代表取締役工員などを表現する方がいますが、カカトコリさん的には、それはそれで悪いことだとは思っていません。
ただし、そのためには条件があります。
社長としての責務である社長業が滞りなく行われていることが絶対条件になります。
じつは、ここで、問題が発生します。
「社長業」を具体的に定義づけが出来ているかどうか。
このブログ記事を書くにあたり、「社長業」について書かれている文献をいろいろと紐解いてみました。
いわく
リーダーシップ、資金繰り、人脈構築、社員教育、受注活動、告知広報活動、工程管理、作業管理などなど
業種や業態によって、いろんな定義が見つかりました。
実際、カカトコリさんが代表取締役になったのは、35歳の時です。
当時は現場で営業マンとしての仕事もしていましたから、業界の先輩からは言われました。
「社長業も兼務するとなると大変だよ」と。
正直、そのころは社長業と言われても、具体的に何をすべきなのか、何をしなくてはならないのか、まったく理解できていませんでした。
ただ、20代のころから、多くの先輩経営者さんや、事業主さんなどと接していたので、おぼろげには解っていました。
カカトコリさんの20数年にわたる経営者人生と、累計で約4万人近い社長さんと接してきて発見したことがあります。
なんだと思いますか?
せっかく、このブログ記事を読んでくださった方だけに、限定でこっそり教えましょうか。
驚かないでくださいよ。
あまりのも凄い衝撃に、腰を抜かしても責任は持てません。
気の弱い方は、深呼吸をして気持ちを落ち着かせてください。
大丈夫ですか?
では、発表しましょう。
社長業とは・・・・・
ジャカジャカジャカジャカ
ジャァ~~~ン
社長業とは
社長の数だけ存在するもの
いや、冗談でなく
もっとも、このまま、終わったのではお叱りの声が聞こえそうなので、続けましょう。
社長業とは、カカトコリさん的には、ひとことで表現するなら、判断業です。
冒頭の、認知・判断・動作 を思い出してください。
経営者にとって必要な情報はなにですか。
どんな情報に対して、どんな判断をしますか。
どの順番で作業したら良いと思いますか。
必要な情報を判断し、ほかの社員に伝え情報収集するのはほかの社員ですよね。
情報に対し、判断基準を設け、パターン化するのも判断だけど、教えることはできませんか。
作業の順番を決めたて、目標を決めたら、進捗状況の管理は部門長でも出来ませんか。
その昔、と言っても、約10年前の事ですが、いつもお世話になっている先生ににこやかに言われました。
「う~~ん。
立派なガンがあります。」
いつも、冗談を言い合う関係なので、こちらの性格も熟知して下さっているので、ニココニ顔だけど、まじめに考えると、深刻な状況がイメージされます。
現在の医療技術では早期発見ならほぼ大丈夫とは言われますが、医療知識のないカカトコリさんにしてみれば、立場上、最悪の事態も想定しないわけにいきません。
病院のベッドに横たわり、カカトコリさん自身がやっている仕事内容を放射状に図に書いてみました。
なるべく、細かく細かく書いてみて気づきました。
社長だ、経営者だと偉そうにしていても、やっていることの98%以上は先輩から教わったこと。
つまり、教えることが出来ることばかり。
だったら、万が一の時のために、適任者に教えれば良いじゃん。
もともと、毎月、半分は地方出張なので、ザックリの仕組みづくりはできている。
元の仕組みに、いくつかを上乗せするだけ。
会社にいる方が判断しやすいのは、いくつかの表を同時に見なければならない財務的な判断だけどこれも教わったこと。
日々起こること
毎週起こること
毎月、四半期ごと、半年ごと、毎年・・・
パターン化できるものは、成文化する。
最近では、巨大地震や、大洪水が起きた時の対処法までマニュアル化に取り組んでいます。
ちなみに、中小企業庁が策定しているBCPの関連の専門家としての委嘱も受けています。
BCPの項目だけじゃ足らないので、社員が出張先でケガや病気の時どうするか、経営者が現役のまま死亡した
時にはどうするか、なんてことまで決まっています。
出来る判断を先送りすることなく、蓄積しておけば、社員さんも安心して働けるんじゃないでしょうか。
ちなみに、BCPとは、災害や事故など不測の事態を想定して、事業継続の視点から対応策をまとめたものを言
います。
ということで、本来の社長業は、出番は少ないほうが良いんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
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『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』
(岩田松雄著 サンマーク出版)
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