事業の差別化はサービスから
2021/09/09
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタントのお仕事をしています。
経営相談、特に集客や増客の事なら、お任せ下さい
本当に大切なものは目に見えないし、言葉にしない
なぜなら、すぐに真似するやつがいるから
逆に言えば、目に見えるところばかり真似したところで、本質を理解できていないと長続きしないってことなんだよね
よくある事例
同業者が安売りをしているから、こちらも安売りをするというパターン
それって、本当にお客様が望んでいることなんでしょうか?
◆ 事業の差別化はサービスから
あなたのお仕事はなんですか?
集客を入り口とした経営コンサルティングです
と、答えることが多いんだけど、変えようかな
事業内容を聞かれて、ついつい安易に経営コンサルタントと名乗るよりはましかと思っていたんだけど反省中なカカトコリ
よくよく考えたら、経営コンサルタントというお仕事は手段なんだよね
クライアントさんの人生をより有意義なものにするための
たぶん、本当はみんなあるはずなんだよね
そのお仕事を通じて世の中に訴えたいことが
経営者じゃなくても
「本当に大切なのは目に見えないこと」
って、『星の王子さま』の中で、王子様が言ってるじゃない。
ただ、ここで問題になるのが「思い」は形にしないと伝わらないということ。
たとえば、長野に中央タクシーという会社がある。
ここの乗車率は超異常。
よく稼ぐタクシーの2倍以上の乗車率。
小雪の舞う中、ほかのタクシーが目の前を空車で通っても中央タクシーが来るのをひたすら待つおばぁちゃんがいるくらい、顧客のこころをつかんで離さない。
「何か困っていることない?」
「近所のスーパーに買い物に行きたいんだけど・・・」
「良いよ。行ってきてあげるよ」
勤務中のタクシーを降りてドライバーさんが買い出しに行ったり
「パソコンを買ったんだけど、使い方が判らなくて」
「いいよ。教えてげるよ」と勤務中にも関わらず、タクシーを降りてしまう。
普通のタクシー会社なら大目玉だよね。
ところが、ここの会社は全社を挙げてこの奉仕活動を推奨している。
年配者になくてはならない存在になっているから、タクシーに乗るなら中央タクシーになっちゃう。
だって、中央タクシーが無くなって困るのは自分たちだから。
返報性って知ってる?
簡単に言えば、人は親切にされたらお礼をしたくなるという、原理原則のこと。返報性の法則とも呼ばれている。
一人住まいのお年寄りって、ひまだし、寂しいじゃない。
話し相手になってあげたら喜ぶのよ。
それが、見ず知らずの人でも。
毎日通って、身内のようにご飯までごちそうになって、疑似でも親子みたいに接してくれたら嬉しいじゃない。
そこに付け込んだのが、豊田商事事件。
遠隔地に離れている身内が心配なのは親の情としてはしごく自然なこと。
そこに付け込んだのが、オレオレ詐欺。
人間の基本的な心理原則って不変なんだけど、本当にお願いだから、良い子の皆さんは悪用しないでネ
返報性は悪い子にも適用されるよ
良い行いは最高の行いで帰ってくるし、悪い行いは最悪の行いで帰ってくるよ。
因果応報は宇宙法則だからね。
さて、主題に戻そう
同じように返報性の法則をお仕事やビジネスに活用してもそれを詐欺と呼ぶのか、無くては困る年寄りの味方と評価するのは、お客様だよ。
さらに言えば、あなたのお仕事を定義するのもお客様だよ
ひとつ、事例を紹介するよ。
関東で展開している「山田うどん」さん
うどんの本場、讃岐うどんの地にも、ロート製薬さんがコマーシャルでロケした「山田うどん」があるけど、全く別のお店。
で、西日本で、しかも、讃岐うどん県のお隣の桃太郎県で育ったカカトコリさんの味覚には関東の味付けは合わない。
でも、関東の「山田うどん」にはよく行くよ。
大型トラックもいっぱい、いっぱい停まっている、ある意味、人気店。
目的はふたつ、いや、正確にはみっつ
関東平野って、長時間、車を止めることが出来る場所がほとんどないのよ。
大型店やショッピングモールのほとんどが有料駐車場だから。
なので、席を確保したら、まずはトイレ
その次はもちろん、食事
満腹になった後は、お昼寝
つまり、カカトコリさんにとって、関東の山田うどんは単なる食事処じゃなく、安心してお昼寝が出来る食事処。
おそらく、ほとんどのトラックドライバーさんも同じなんじゃないかな
大型トラックはどこにでも停められないもんね
ということで、あなたもお客様からどのように評価されているのか、どんなお仕事だと思われているのか、なぜ選ばれているのか、調べてみない?
簡単な方法としてはアンケートがお勧め
知りたいのは
選ばれる理由と、選ばれない理由
で、時々いるのね。
「アンケートで思うような答えが返ってこないんです」って人。
たとえば、求めている答えが「シュークリーム」なのに、「今晩の晩御飯は何ですか?」って質問していませんか?
欲しい答えが返ってこないには、質問に具体性がないからだよ
ということで、目に見えないサービスをバージョンアップし、事業そのものの定義を見直すことで、同業者に圧倒的な差別化を図り競争優位にたとうというお話でした。
そうそう
もし、良かったら、このブログを読み続けている理由をコメントしてもらえると、嬉しいです(笑
わかりやすいとか、実践のヒントがつかめたとか
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