社会的責任と価値の創造
2022/01/09
企業の社会的責任が重視される時代
価値の提供と顧客の創造だけでは生き残れない
社会的責任をどのように果たしていくか
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を改善することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
休日なのに、中小企業庁に提出する書類の作成。
ミラサポという相談者には経済的負担のない制度を活用してのコンサルの報告書。
今回のキーワードは「ネット集客」
ネット集客の肝は、同業他社やライバルに圧倒的な差をつけることができる価値を提供できるかどうか。
ナンバーワンではなく、いかにオンリーワンになれるか。
そもそも、オンリーワンならインターネットを使わないでも、クチコミされるよね?
なので、クチコミがないとしたらなぜなのかを考えてみる必要がある。
本当に困っている人のお役に立っているのなら、クチコミが起こらない方が不思議。
もっとも、その前に、うまく経営戦略を構築すれば、クチコミが起こりやすい商品やサービスを作ることは可能なんだけどな。
ということで、今日のキーワードは「価値」
写真はカカトコリさんのセミナーで自社の価値をミニスピーチしてもらっているところ
◆ 社会的責任と価値の創造
「○○なことで、お客様のお役に立つ仕事をしています」
カカトコリさんが毎月開催している売上創造塾という定例セミナーでは、冒頭に参加者同士で自己紹介をしてもらう。
講師と参加者という一方向の関係ではせっかくいろんな業種や経営規模の経営者さんが集まっているのにもったいない。
お互いに自分が提供している価値を発表しあうことで、ビジネスマッチングや企業連携の推進ができれば面白いだろうなという思いから始めたこと。
セミナーの主催者によっては、個人情報保護法に対する過剰反応なのか、名刺交換に反対の主催者もいるらしい。
よくあるセミナーのアンケートにこんなのがある。
「今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございます。」
「今日はためになる話しを聞かせていただきありがとうございます。」など
ほかの優秀な先生方がどう思っているのかは知らんし、興味もないが、カカトコリさん的には、腹が立つ
まではいかないまでも、「時間を無駄にしているなぁ」と思う。
ひとつでもふたつでも良いので、具体的に取り組んでほしいし、その場に参加している人同士で、なにかのコラボやアライアンスにつなげてほしい。
失礼を承知で言うけど、自宅と職場を往復しているだけのお勤めの人と、一国一城の主なら、人脈の広さと深さに格段の差がある。
「名刺交換」と「人脈」は必ずしも、一致しない。
その人の強みや特徴を把握し、お互いに協力し合える関係が人脈。
人脈につながるきっかけになればと思い、セミナーの冒頭で、自己紹介の時間を提供している。
この自己紹介のひな型は、毎月、毎月、微妙に変えている。
セミナーの参加者にしてみれば、いつもぶっつけ本番の約一分のミニスピーチ。
ミニスピーチでどんな内容を話すかで、次につながるかどうかが決まるという真剣勝負なんだけど、そこまで意識できているかどうかは別問題。
っていうか、不思議なもので、上記の内容って、読んでほしい人に限って読まないんだよねぇ。
まぁ、人にはいろんなタイプがいて、文字を読むのが得意な人もいれば、話を聞くのが得意なタイプもいるし、ワークショップなどの体験を通してじゃないと理解できないタイプの人もいる。
いろんなタイプの人がいる。
いろんなタイプの人が英知を結集するから面白く、個性的な組織が生まれる。
逆に言えば、企業の責任のひとつに、多様性の受け入れという責任がある。
高齢者雇用や障がい者雇用、シングルマザーや介護中の方、持病のある方、LGBTの方などなど、いろんな個性の方がいる。
「個性を持って貴しとす」と主張するのは日下公人氏。
企業がその独自性をウリにするとき、構成員自体が個性的な集団でなければ本当の意味での独自性は生まれない。
その人の個性を受け入れ、活用し、その社員の生きていける場を提供するのも企業が社会から求められている責任のひとつ。
経営規模に関係なく、価値を創造し、マーケットというか見込み客に認識してもらい、実際に貢献し、お代をいただくことで、経済活動としての企業活動が成り立つ。
独自性のある個性的な価値を提供しようと思えば、まずは、企業側が独自性のある個性である社員さん、ひとりひとりの価値を受け入れること。
そこから始まるんじゃないのかなぁ。
創業や起業したばかりで、いきなりの雇用が無理なら、定期的に開催されている質の良いセミナーに参加し、イケている自己紹介をしている人と協力し合うのもひとつの選択肢。
ということで、自己紹介の別バージョンをひとつ紹介しよう。
「よく、お客様からは○○と褒められることが多いです」
どのように○○の中を埋めたらお仕事に結びつくでしょうか?
価値を感じてもらえるでしょうか?
価値を認識してもらえなければ、ビジネスを継続することはできません。
ビジネスは見込み客に価値を提供する経済活動だから。
本日もお読みいただきありがとうございます
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