大変なチャンスの時代

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を改善することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

昨日のうちに山口まで移動してきた。
 
今日から今月のツアーが始まった。
 
とは、いうものの、昨日はスタートが遅れてしまった。

気になったのは、女子ゴルフの優勝の行方。

岡山出身の渋野日向子選手が国内三勝目を挙げることができるかどうか。

18番ホールで3パットしてしまい、残念ながら、プレーオフにすら進むことができなかった。

解説者によると、バーディパットを入れたら優勝ということ、全英オープンと同じ状況とか言っていたけど、表面上はそうでも、内面は全く違う。

メジャーチャンピオンという自負心と、周囲の期待の異常な高まり。

実際、インタビューでも「打てなかった」と言っている。

渋野日向子選手にとって、大きく成長するチャンスになることを、祈念しつつ、今日のキーワードはチャンス


 
写真はネットのニュースより拝借。


◆ 大変なチャンスの時代
 
あなたが好きか嫌いかはまったく関係ない。

どんな人のところにも、大変なことは起こる。
 
程度や深刻さの度合いはまちまちだけど。

そして、それは個人の集合体である企業も同じこと。

嫌おうが、拒否しようが大変なことは起こる。

毎月、神社にお参りしていると、順風満帆や、平穏無事を祈念している絵馬を見かける。

残念ながら、いくら神仏に祈念しようが、対象をキリストやアッラーにしようが、現実として順風満帆や平穏無事はあり得ない。

祈るだけで、事が成就するのならば、紛争や戦争だけでなく、国家間の争いのない世界が実現するはず。

だが、我が国が関係している近くの問題だけでも、半島地区やすぐ向こうの大陸との課題がなかった時代はない。

つまり、いくら望まなくても、いつも大変な時代だと思っていれば、間違いがない。

ある先輩経営コンサルタントさんの書籍の前書きはいつもこのパターン。

いわく
先行きの見えない不透明な時代・・・云々

思わず、突っ込みたくなる

先行きが明確な透明な時代なんてあるのかと

経営者、特に我々、中小企業の経営者に必要なのは、順風満帆や平穏無事を祈念することではない。

ましてや、大変な時代から目をそらすことでもない。

大切なのは、見えない未来を予見することと、せめて、状況の変化に対応していくこと。

よく言われるように、強いものが生き残るのではなく、変化に対応できたものが生き残っていける。

その点、我々中小企業は大企業に比べ、ものすごく有利。

たとえば、なにかの生産をやめたり、店舗を閉鎖したりするとき、大企業は必ず、雇用の確保の壁にぶつかる。

もちろん、中小企業にも雇用の確保の壁はある。

ところが、中小企業は日常業務の中で、あたりまえのように部署の掛け持ちをしている。

なので、配置転換が比較的簡単。

しかも、限界利益(組織を維持するために必要な利益)が少なくてよい。

つまり、少ない売り上げで経営を維持することができる。

ということは、大きな変化に対応しなくても、大きな変化の中に隠れている、大企業が大きすぎて気づかないような、小さなビジネスチャンスで再起を図ることができる。

カカトコリさんが、よく相談される「集客」についても同じ。

大企業なら数千人とか数万人規模の集客が必要。

ところが、我々中小企業の集客は、数十人から多くても百人程度。

それ以上、集まるとキャパを超えてしまう。

もっとリアルな話をしようか。

今は少し安くなったとは聞いているが、経営規模が小さな会社が破産手続きをしようと思うと、ざっくり500万円くらいかかるらしい。

500万円もあれば、当面の資金繰りができてしまう。

中小企業の実態はその程度のもの。
(偉そうに言っているけど、カカトコリさんの会社も似たようなもの)

創業間もない方の相談に乗っていて、つくづく思うのが、中小零細企業の経営実態を知らなさすぎる。

大きな変化のすきまで、コソコソっと稼げばよいのに、どこでなにを勘違いしているのか、大きな変化の波に自らの見込まれようとしている。

大きくなれば、必ず、死角も大きくなるし、小回りもできなくなってくる。

お祭りなどの雑踏の中で、小さなお子様たちとぶつかるどころか、押し倒しそうになったことはないだろうか?

もっと、身近な事例は、赤信号で停車している渋滞の中にいるとき。

青信号という変化が起きた瞬間、車間距離という隙間が生まれる。
上手に隙間を縫えば、スピード違反をすることなく、集団の先頭の方に進むことができる。

我々、中小企業が探すべきなのは、この青信号の隙間。

本当に小さな隙間で十分。

必要なら大きく育てていけばよいし、大企業も最初から大企業だったわけじゃない。

最後に大変なチャンスの時代にふさわしい4C を紹介しておこう

Chance
Choice
Challenge
Change

将来を変えることができるのは、チャンスをチョイスし、チャレンジした者だけ。

と、これまた、何百年も前から言われているんだけどな(笑

あなたの健闘を祈る。

 





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