仕事における本物の知的財産

      2021/09/02

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を改善することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。]

紹介します。

弊社の最強知的財産。

別名、リーサルウェポン。

人間グーグル。

中学生の時の愛読書は百科事典、

大人になった今も、愛読書は辞書。

わからない言葉、特に、意味は知っていても、単語が出てこないときは、生き字引ならぬ、生き逆引き辞書。

特許や実用新案、ましてや商標じゃなくてごめんね。

そういえば「カカトコリ」も商標登録していない(笑

ということで、本当はあなたの中にもある「知的財産」のお話です。

◆ 仕事における本物の知的財産

知的財産とか知的資材という言葉からどんなことを連想しますか?

特許や実用新案、商標権などを思い浮かべる方も多いことと思います。

お仕事の内容によっては、カカトコリさんのように著作権が気になる方もいるかもしれませんね。

本物の知的財産の話に入る前に、まずは、一般論とカカトコリさんの体験談からくる本音をお聞きください。

カカトコリさんは、もともとはエンジニアで、学生時代には機械製図の関係で、特許のことも少しは勉強しました。

特許や実案に商標を持っていると、ビジネスが飛躍的に発展するかのような妄想を持つ方がいるのも事実だし、その気持ちはよく解ります。

貧乏暇なしから、脱出し、夢のひだりうちわ生活にあこがれますもんね。

ただ、特許や実用新案、商標を持っているだけではなんの役にも立ちません。

それどころか、申請費用や、維持費で経費が掛かります。

なぜ、そんなことが起こるのか。

原因は実にシンプルで単純。

いくがすごい思い付きでも、エンドユーザーにその価値が伝わっていなかったり、必要とされていなかったり、「ほしい」と思われても支払い能力がなければ、存在しないのと同じ。

カカトコリさんの会社も、実用新案なら取ったことがあります。

ところが、資金力のある大手の同業者がすぐに、より優れたものを開発し、特許を取ってしまいました。

特許であれ、実用新案であれ、申請するときに官報で公開されます。

官報で公開ということは、同業者やライバルにも基本アイディアごと情報が筒抜けになるということ。

わざわざ、真似してください、と言うようなもの。

もっとも、真似すると言っても、エンドユーザーのニーズが見込まれないものは真似されないのでご安心ください。

一時期、カカトコリさんの知っているコンサルタントさんが、しきりに商標登録を進めていました。

はっきり言うけど、勉強不足ですね。

マーケットにおいて、価値がなければ、商標権を主張する意味がないのと、既成事実が優先するという判例があります。

なので、商標権を申請する手間ひまや、お金を考えたら、ターゲットになるマーケットに商標を使って告知抗告した方が、売上にも直結します。

特許や実用新案、商標を取得して一番うれしいのはその会社の社長さん。

次に、開発にかかわった社員さん。

ぶっちゃけ、お客さんには何の関係もないこと。

まぁ、身もふたもない話をしていても、お叱りを受けそうなので、本題に入りましょう。

カカトコリさんが、本物の知的財産と呼ぶものはなにか?

「本物」という言葉に込めた意味は、売上や利益、お客様(エンドユーザー)の幸福に貢献するか、という視点です。

そして、知的財産とは、業務上知りえた知識や、業務上取得した技術の事。

よのなかに、似たような知識や、似たような技術はゴマンとあります。

ところが、知識や技術を習得したプロセスはみんなバラバラ。

たとえば、つい最近、面談した有資格者にピアノ調律を売り物にしているピアノファクトリーの横田社長がいます。

ピアノ調律師の資格は専門学校で取得したそうです。

独立後は、単身、ドイツに渡り、本格的に修行を積み重ねたのだとか。

学生時代や修行時代の、ネットでは絶対に公開できないような関連があるのかないのか、判断に苦しむまでもなく、また、守秘義務とか関係なく、ここでは書けないプロセスも一杯お聞きしました。

そのプロセスそのものや、その中での気づきや学びそのものは、横田さんだからこそのもの。

あなたにも、あなただけの物語りがありますよね。

個々の人間が唯一無二の存在であるように、もろもろの体験談や気づきも唯一無二の、まさに、知的財産そのもの。

似たような、お仕事をされていても、その目的はみんなバラバラ。

なぜ、その仕事をしているのか、という動機や背景もみんなバラバラ。

お客様が求めるものも、お客様の数だけあります。

お客様は、どこで買おうか、どこでお世話になろうか、悩むのが面倒なので、一度ご縁があるとよほどのことがないと、よそにはいきたくありません。

でも、何かのきっかけで、新しいお店や会社を探さなくてはならない状況は起こりえます。

卑近な例をひとつ。

カカトコリさんは、ワイシャツをお任せできるお店を探しています。

スーツと一緒にお世話になっていたお店がワイシャツからは、事実上、撤退したから。

飛び込みで入ったワイシャツ屋さんがまったく合わない、はっきり言って、採寸が下手(致命的)

もちろん、きょうびのことだから、検索すれば出てくるんだけど、知りたい情報を発信しているお店がない。

知りたい情報というのが、カカトコリさんが言うところの知的財産。

どんなところに気を付けてワイシャツを作っているとか、ほかのお客様の感想とか、専門家としてのアドバイスなど。

たとえば、最近、ワイシャツの袖や襟元を白色にしているのを見たことないですか?

細かくは忘れたけど、白以外は本来、あり得ませんから。

なぜなら・・・というような情報を発信していたら、すごく頼りになると思いませんか?

あなたには、あなたのお仕事でのそんな知的財産がいっぱいあるはず。

もったいないことをしていませんか?

ちなみに、袖と襟元が白いワイシャツは、「クレリックシャツ」と呼ぶそうです。

 
ついでに言えば、「クレリックシャツ」は和製英語で、実は英国王室も認めるフォーマルシャツだとか、「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いは・・・

あなたのお仕事でも似たような話はいくらでもあるんじゃない?

なんて、話しを明日のセミナーではする予定なんだけど、時間に収まりそうにないので、ここに書いておこうっと(笑

そうそう

明日のセミナーはもう、締め切ったので、録画して、Amazonで販売しますので、そちらでお求めくださいませ。




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