効果的なダイレクトメールの送り方
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
◆ 効果的なダイレクトメールの送り方
「これって、無差別に送ってるんだろうか？」
とある、日本料理店からダイレクトメールが届きました。
開店の挨拶状と、メニュー表が入っていました。
店長の名前を見ても、どこのだれだか、まったく思い出せないし、聞いたことの無い名前が書かれていました。
たとえてみるなら、ごっついコンクリートに囲まれミサイルでもぶち込まれても大丈夫な要塞に、勝手にパンパンと、ピストルを撃ってるようなもの。
「こんなやり方ではすぐに弾薬が尽きてしまうのになぁ」と、その勇気に逆に感心してしまいました。
ランチが２０００円から、夜は８０００円から
まったく見ず知らずのお店から誘われて「よし、行ってみよう」と思う人がどれくらいいるんでしょう？
しかも、立地は道路から奥まった分かりにくい場所。
そんな時、大切なのは「最少努力で、最大効果を挙げるためには、自分だったらどうするだろうか？」と業種とか関係なく、考えてみる事。
ほんと、ありがたいですよ。
この手の、ダメダメなダイレクトメールは。
なんせ、考えるべきポイントがいっぱいありますから。
まずは、送付先リストをどうするか？
よくあるのは、手持ちの名刺をリスト化する方法。
次は、エリアを絞る。
ランチが２０００円、夜が８０００円からということは、安くはないので、客層も絞り込む必要があるでしょう。
自分だったら、友人知人には、開店記念パーティかな。
原価ギリギリの会費制にして、お土産は、ランチと夜の優待券。
ただし、たとえば２名以上で予約して下さい、とかの条件を付けるな。
ランチなら４名でも良いけど、夜は２名からでしょう。
その方が、デートの時にも使えるから
もちろん、奥さん以外の人との（こらこら 笑
エリアを絞って、さらに、客層を絞るとダイレクトメールの費用対効果はさらにアップします。
夜の８０００円だと、下心満載のおじさんが何とかしたいとおもってる女性と同伴するか、接待の可能性が高いでしょう。
そうなると、たとえば、ダイレクトメールの書き出しは「特別な方に大切な方との、大切な時間を」とか
それが、よくある単なる挨拶状じゃ「そう？勝手にやれば」と思われても仕方ないし、ほとんどの人が関係ない話しで終わってしまうよね。
私自身、どんなリストにピックアップされてるのか知らんけど、ディナーが２万円以上とか、一泊が５万円以上のホテルなんかから、よく、ダイレクトメールが届くけど、なんとなく、こころに響くんだよね。
「これは、彼女と行きたいな」と
まぁ、その前に、彼女を創らなきゃならないけど（玄関を出ると独身なので 笑）
冗談はともかく、ダイレクトメールを送るなら、受け取った人が一瞬にして、声に出すくらいのレベルを目指そうよ。
「こんなのを待ってたんだよね」と。
そのためには、数を打つんじゃなく、まずは、送り先のリストの絞り込みだな。
もちろん、商材によって、いろんな絞り込み方があるし、中身のレターの書き出しや、ゴール設定をきちんとしないと費用対効果が最悪になっちゃうんだけどね。
ということで、次回は「もっとも効果的なダイレクトメール」の事例を紹介するよ
お楽しみに
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