人はどんな人を好きになるのか？
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
◆ 人はどんな人を好きになるのか？
あるアンケートのデーターによると、人の考え事の９７％は自分を中心に考えているそうです。
つまり、人はなんだかんだと言っても、自分にしか興味がないと言っても過言ではないでしょう。
「人はどんな時、どんな行動をとるのか」
という課題を与えられ、いろんな資料を読み込んで研究してみた結果、人は自分自身が主人公で、美味い物を食べたり、気持ちいいセックスをするために頑張って来たみたいです。
そして、それが、大きく考えると、人類を発展させてきたのかもしれません。
もっと言うなら、自分のために頑張ってきたんだけど、おもしろいもので、さっきも言ったように、美味い物を食べたり、素敵な恋愛をしたいと思ってる人が多いのも事実。
俗な言葉を使うなら、食いしん坊で、スケベなんだということです。
（もちろん、私もそうです）
ということで、前回の投稿の続きです
前回の投稿はこちらからお読みいただけます
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/20160827333
で、冒頭に戻ります。
９７％の考え事のうち、本の数パーセント、２％でも３％でも、自分の大切なお客さまのために使ってみてください。
拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』（同友館）のあとがきにも書いていますが、弊社の企業理念のひとつに
【自分がしてほしいと思うことを、他人（ひと）にしてあげる】と言うのがあります。
もし、お世話になってるお店や企業さんの担当者から、個人的な手紙やはがきをもらったら、嬉しくないですか？
わずか３行でも構いません。
「いつもお世話になります。
先日の〇〇の件
おめでとうございます」
だけでも良いんです。
「あなたことを気にかけています」
「あなたのことが気になります」
そんな思いを伝えるだけ。
そして、それは自分がされたら、すっごく嬉しいことだから。
人は、自分のことが気になってしかたないんです。
『カクテルパーティー効果』という心理学の言葉をご存知でしょうか？
カクテルパーティーのような雑踏の中でも、人は自分の名前には敏感に反応してしまいます。
つい最近、観ていたドラマの中でもこんなシーンがありました。
ある中学校の教師が病気で入院してしまいます。
「先生」とだれかが、呼びかけます。
思わず、その教師が振り向いてしまう。そんな場面。
呼ばれていたのは、ドクターだったのに。
それくらい、人は自分が大切だし、気にしてるのです。
その中に、あなた自身が入ることで、相手からどのように思われると思いますか？
もし、あなたが、周りから、特別扱いされたら、どのように感じますか？
自分がされて嬉しいことを周りにしてみてください。
すぐにすぐ効果はないかもしれません。
いや、最初はほとんど効果はないでしょう。
なぜなら、あなたの【下心】が見え見えだから。
何年もやっていると、「自然に身体が動く」というレベルになれます。
素で友達として接することができるようになります。
そうなった時、あなたの思いが通じ、大切なお客さまにとって、あなた自身も大切な存在になることができるのです。
大切なお客さまを特別扱いしよう
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