販路拡大・販売促進のワナ

2020/01/23 2021/09/05

ようこそ　岡山の経営コンサルタント　カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。

今月のツアーも最終地。
　
中山道から移動する予定が東海道から近畿に入ってきました。
　
滋賀、京都、大阪と回り、本日はお隣の兵庫県。
　
須磨あたりで源平合戦のころに思いをはせています。
　
あっちこっち、移動していても、源平の時代と異なり、ネット経由でいろいろと相談事が舞い込んでくる便利なような、首に鈴をつけられたような・・・（笑
　
さて、本日は「新年度の集客」の相談からの抜粋。

（コンサル内容をもとに脚色しています）

写真はカカトコリさんの「787号」

ユーズドインジャパンの証拠

コックピット内には宗像大社の航海安全のお札もあるよ

　
続きは本文で

◆　販路拡大・販売促進のワナ
　
　
　
１・　売上を追いかけるとどうなる？
　
基本的な４つの組み合わせは以下です
　
増収増益　理想の形かな？
増収減益　資金繰りが苦しくなるよ
減収減益　大変じゃ
減収増益　強いなぁ
　
蒔かない種は実らないが、種を蒔いたからと言って必ず収穫できるとは限らないのがビジネスの楽しいところ。

覚えておいてほしいのはこの言葉
　
売上は足し算、経費は掛け算
　
　
　
２・　新人にも給料は必要だよね
　
売上が上がらないとお給料が必要でないフルコミッションの仕事でも、新人教育費という経費は必ず発生する。
　
教育もしないで「売って来い」だけだと、経営方針にそぐわないことをしたり、場合によっては反社会的な方法で販売してきたりするかもしれない。
　
歩合給でも同じだよね。
　
じゃぁ、人手が不要なネット通販やロボット販売や、さらに無人販売所や委託販売は？
　
初期経費はどうするの？
　
ロボット化や無人化でも、管理費は発生するよ。
　
投資の無いところに、リターンはないよ。
　
人生、そんなに甘くないからね。
　
　
　
３－１・　ユーズドインジャパンがブランドになる
　
メイドインジャパンが「クール」だと海外で人気があることはご存知でしょう。
　
物によっては、「ユーズドインジャパン」も人気があると知っていました？
　
しかも、30年近く前のもの。
　
何のことかというと、ブルドーザーやパワーショベルなどの土木建設機械。
　
レッカーやフォークリフトなどの荷役機械も。
　
新しいとコンピューター制御がついていて故障した時に面倒なので、古いタイプが人気なのだとか。
　
つまり、発展途上国向けの輸出ですね。
　
新品ではないので、売上はさほど増えません。
　
ただ、人気があるので、利益率は増えます。
　
つまり、減収増益。
　
しかも、日本製は定期的なメンテナンスをしているので、中古でも故障が少ないので喜ばれるのだとか。

逆にコンピューター制御の最新式は故障した時に発展途上国では対応できないので不人気なんだとさ。

意外な盲点ですよね。
　
　
　
３－２・　彼女は言った「売上は足し算ですよね」
　
新規客に既存商品
新規客に新商品
既存客に既存商品
既存客に新商品
　
マトリクスを見ながら売り上げの創り方を説明していた時のこと
　
経営内容はあまり良くないので、新規客の開拓は難しい状況。

既存客にリピートしてもらえるのはありがたいが、サロン系のお仕事なのでおのずとさばける客数にも限界がある。

「じゃぁ、既存客にリピート性のある新商品を売ればいいんですね」と。

彼女のサロンのお客様の属性を考えたらいろいろと面白いリピート商材が見つかった。

しかも、同業者が扱っていなくて、仕入れルートのあるものが。

お店の家賃や人件費が増えることもなく、同業者にはばれないように、毎月発行しているニュースレターで告知しただけで、数万円の売り上げがあったとの嬉しい報告。
　
増収増益のパターン。
　
　
　
４・　儲かる人は考えている
　
経営コンサルタントという仕事柄、販路拡大や販売促進の相談もよくいただく。

業種や経営規模に関係なく、「どうしたら売り上げが増えるか」という悩みごとは絶えることが無いらしい。
　
浜の真砂は尽きるとも、経営者の悩みは尽きるまじ　というところなのか？
　
売上が増えたからと言って利益が増えるとは限らないし、逆に経費がかさむばかりで売上げどころか、資金繰りを圧迫している事例も時々見かけます。

どうしたら良いと思いますか？
　
綿密な事業計画書は作っていますか？
　
もちろん、事業計画書を作っただけで経営が良くなるわけじゃありません。

事業計画書だけで経営が良くなるのなら、経営コンサルタントは必要ありません。

事業計画書通りに儲からないからと言って、あれこれと異業種に進出する経営者さんもいます。

既存の同業者に勝てますか？
　
経営戦略や経営理念はどうなっていますか？
　
明確な経営の軸が無いのに、どうやってお客様から選んでもらえるのか、不思議に思うことがあります。
　
どんな人に、どんな貢献ができて、どのように幸せになってほしいのか
　
そのために、何ができるのか

毎月開催している売上創造塾ではそういったテーマも扱っていますので、お見逃しなく。

【昨日の嬉しかったこと】

我が母校、大阪工業大学のちかくのクライアントさんと面談。
　
カカトコリさんは大したことないんだけど、母校の権威で凄い人だと勝手に勘違いされている。
　
化けの皮がはがれませんように（笑

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