面倒くさいはチャンスになる
2021/09/05
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
「数値化して追跡することの意味がやっと理解できました」
早いもので、今年ももうすぐ1月が終わりです。
今年の目標の進み具合はいかがですか?
ちょうど、昨日は毎月の「ウイッシュリスト」の確認日
今年、実現すると嬉しいことのリストを見ながら、数値化できるものは数値化した方が良いなと、スタートしてまだひと月なのにバージョンアップしました。
始め良ければ終わり良し?
写真はネコつながり?
ネコの件は、記事本文で
◆ 面倒くさいはチャンスになる
1・ 不便は発明の母
昔々、営業マンとして飛び回っていたころの話し。
まだ、携帯電話を持っていなかった頃、よく思っていた。
公衆電話をかけながら
「トイレ休憩をしながら電話ができたら、どんなに便利だろう?」と。
事務所と営業車は無線連絡をできるようにしてはいたけど、通信ができる範囲は限られているし、通話内容を第三者に聞かれる心配があるので、詳しい話しは電話を使うようになる。
2・ 必要から始まる
第三者に聞かれても良いように、暗号や符丁を使うようになるのに時間はかからなかった。
ヒントは、アマチュア無線の海外通信。
つかう言語が異なる人同士が通信をするための専用の記号が決まっている。
有名なのは、緊急信号のSOS
元々、無線通信は音声ではなくモールス信号を使っていたので、一文字ずつモールス信号を送っていたのでは送信側も受信側も大変。
たとえば、先ほどのSOSは諸説あるが Save Our Ship の略だと言われている。
しかも、通常のモールス符号は「ト(トン)」という短点と呼ばれる信号と、「ツー」という長点の組み合わせ。
ところがSOSは トトト ツーツーツー トトト とモールス信号を打ち間違う恐れも少ない。
ちなみに、時代の進化とともに技術も進歩し、現在はGPS連動で、ワンタッチで緊急信号を発信することができるようになっているし、大型船舶はその装置の設置が義務付けられている。
さらに、この仕組みの小型版が自動車にも装備できるようになっている。
3-1・ ビジネスの基本は代行業
過去に一度だけ、代行運転のお世話になったことがある。
なぜ、一度だけなのかというと、その時の運転があまりにも危険で、これだったら飲んでいても自分が運転した方が安全なんじゃなかろうかと思ったら(もちろん、思っただけで飲酒運転はしたことはないですよ)
で、さらに、思ったのね。
上手いとか下手とか関係なく、状況によっては、自分ができることを誰かにお願いするしかないときがあると。
ビジネス文書の中に身ヒントがあった。
取引先からのあいさつ文の中に。
「略儀ながら取り急ぎ書面をもちまして・・・」
略儀ということは、正式には訪問し挨拶すべきところを省略し、かつ、書面の配送を郵便局さん代行してもらっているわけだよね。そのほうが、コスト的にも安くつくから。
拙著『幸せな人には当たり前なのに多くの人がやっていないこと』(あさ出版)の中にはこんなことを書かせてもらった。
自分がさり気にしたことで、予想以上に感謝されたこと。
この状況ってどんな時だと思いますか?
相手の人が困っているときですよね。
困ってもいないときにサポートするのはお節介、困っているときにサポートするのは親切。
そして、親切はビジネスチャンスにもなりうるのです。
たとえば、「赤帽」
軽トラのチャーター便のことじゃないよ。
まだ、JRが国営で国鉄と呼ばれていた大昔の初期の明治大正の頃かな。
汽車の時代
大量の荷物を持ち、汽車に乗る人をサポートする仕事があった、荷物運びのこと。
トラック輸送が発達し本来の「赤帽」は無くなったけど、いまは軽トラ専門の運送業者さんが屋号に使っているよね。
3-2・ 困ったらチャンス
スキー宅急便の誕生物語も、面白かった。
スキー宅急便の発祥は長野県なんだとか。
長野の名産のひとつにリンゴがあるよね。
リンゴのハイシーズンには超多忙を極めるヤマト運輸さんも、雪が降り始めると輸送量が激減するそうです。
そんなある日、宅配のドライバーさんがスキー場に向かう乗り合いバスに山のように積まれたスキーを見て思いついたのがスキー宅急便。
こドライバーさんが偉かったのは、バスに乗っていないときのスキー客の困ったところにまで思いを馳せたところだと思うよ。
それまでにも、何千人、何万人の人がバスに積まれたスキー道具を見ていたはず。
しかも、自社は閑散期。
お互いの困ったをくっつけたら、新しい商品が生まれたわけだよね。
しかも、思考のパターンを広げて、その後、ゴルフ宅急便やクール宅急便などの、商品開発にも成功しているわけでしょ。
あなたが感じた、困ったことや面倒くさいこと。
同じように感じる人が多いとそこには次のチャンスが埋もれているかもしれないね。
4・ 機械設計の教授に教わった発明家に向く性格とは
一言で表現すると ずぼらなタイプ
言い換えると、面倒くさがり屋
その教授は大学からの報酬だけじゃなく、特許料という印税的な収入もあったのね
働くのが面倒というか、嫌いで、いかにして稼ぐかを考えたら、いろんなメーカーが出願する特許を取り寄せ、新たな創意工夫をすることで、特許の上に特許をかぶせることを思いついたんだって。
専門の強みだよね。
考えているあいだは大変だけど、有名メーカーが特許を買わざるを得ない特許を思いつくことに、一時的に努力すれば、あとは夢の印税生活が待っていると自分を鼓舞したんだって。
その教授の教えで残っているのは「夢の印税生活」だけなんだけどな(爆
特許とまではいかなくても、お客様の困った、不便、不満、などを解決できたらビジネスになるってことでしょ。
そういう視点で世の中を見渡すと、ゴロゴロとヒントが転がっているよ。
【昨日の嬉しかったこと】
久々に岡山は倉敷名物のぶっかけうどんのランチ
やっぱり、しょうがよりも、ワサビじゃな
癖になるので続きそうな予感
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