技術をお金に換える3つのコツ

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。


アウトプットする人が一番勉強になる
 
昨日から、ビビビッと面白いアイディアが次々に湧いてくる
 
前回の知識をお金に換える方法と、今日の「技術をお金に換える方法」がくっついたから?

 
そこで、重要になってくるのは何だと思う?


 

 


◆ 技術をお金に換える3つのコツ
 
 
 
1・ 二番じゃダメなんです
 
かつて、我が国唯一の立法府で、本来の役務を忘れ、自分を省みない発言をする女性が「一番じゃなきゃダメなんですか?」と、経済音痴じゃないかと思うような発言をした。
 
どこが経済音痴かと言えば、一番じゃないと特許を取れません。

基本特許を取られたら、まったく別の手法でゼロから再開発するか、2番手に甘んじで特許使用料を払い続けなければなりません。

その意味するところが解っていないんじゃないのかな?

もちろん、我々、中小零細企業が特許を取ることは至難の業。

ならば、せめて地区販売権などの自分の商圏で一番になることを考えようよ。
 
 
 
2・ ニーズはあるのか

技術開発というと、時代の最先端というイメージがありますよね。
 
ところが、最先端すぎるとお金にはなりません。

なぜなら、市場そのものが最先端技術の必要性を感じていないから。

市場の2歩も3歩も先を行くのではなく、半歩先くらいが一番お金になりやすい。

つまり、あったら便利だけど、いまの技術で何とかなっていると言うような半歩先の技術。

あまりにも、先行しすぎると、お金になるまで時間がかかるので、資本力の弱い中小企業には向きません。

お客様に相談され、何とかなるかもしれないというレベルの課題を見つけましょう
 
 
 
3-1・ 普及しない技術とは
 
エンドユーザーの思い込みや既成概念を打破できない技術は普及しません。
 
たとえば、ウォータージェットという技術があります。
 
高圧で水と専用の研磨剤を噴射することで鉄やセラミックなどを切断する技術。

鉄の場合は、包丁やハサミで果物や野菜を切るようなせん断という方法と、ガスバーナーで溶かしながら切っていく溶断がメインです。ほかには、のこぎりや砥石で切断するドローイングという方法もあるのですが、ややこしいので省きます

せん断でも溶断でも、切断後に若干のひずみが発生するのですが、ウォータージェットならほとんどひずみは発生しません。なのに、開発されて数十年も経つのにまだまだ一般的じゃありません。

根本的な理由は既存の溶断やせん断の技術でニーズを満たすことができるから。

ニーズとは技術面と経済面の両面があって両方の視点が必要だということです。
 
 
 
3-2・ データーベースと本棚 
 
なにかの記事で、有料会員制のデーターベースの会員が増やせなくて困っていると聞いた。
 
ほとんどの情報が無料で飛び交っている時代にいかに価値を提供するかなんだろうけど、少なくともカカトコリさんには必要だとは思われない。

質の良いアウトプットをするためには、質の良い大量の情報をインプットする必要がある。
 
しかも、オリジナリティを求められる。

つまり、記憶だけじゃなく、創造を求められる。

そのために欠かせないのが、自分独自のデーターベースの構築。

とはいうものの、自分でパソコンにデーターベースを構築するほど暇じゃない。

自宅と事務所の両方に約3000冊の蔵書があり、数か月おきに定期的にメンテナンスをしている。

そのメンテナンス作業と、独自のノートが一石二鳥の整理整頓になっている。

より、具体的に言うと、必要なところだけを自分の言葉でアウトプットする。

ポイントさえ要約できていれば問題ないので、いまのところ問題になったことはない。

この方法を紹介すると、よく電子書籍とかタブレットとか活用しないんですか?という質問をいただく。

古い人間だと言われるかもしれないが、電源が入らないと使えないものは、充電が切れたらおしまい。仕事にならない。

なので、シンプルイズベスト。

なんでもかんでも、最先端が便利とは限らない。
 
 
 
4・ 技術をお金に換えるためには
 
ニーズが明確になっていること。

技術的に課題の本質的な解決が可能であること

導入やブランドチェンジに対し、消費者の抵抗がないこと

この3つがそろわないと、技術革新ができたとしてもそれは自己満足にすぎないということ。


【昨日の嬉しかったこと】

社会人になったばかりの20代の頃よく聞いてて、最近、改めてよく聞いている白井貴子さんにサインをもらった。
 

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