異業種交流は異文化交流

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。


ハードスケジュールなツアーも終盤を迎え、佐賀、長崎を回り、山口まで移動してきました。
 
長崎から佐賀への移動の途中の峠には10センチ近い積雪があり、雪になれていないパトカーがちんたら、ちんたら走るので、追い越しそうになったことは秘密です(笑
 
ツアーに出ると、いつも以上にネタがいっぱい集まる。

苦手な仕事は断れば良いのに。

断らないからクレームの元になる。
 
たとえば

この目玉焼き
 
「黄身がドロドロでもなく、パサパサでもなく、半熟で」とお願いしたのになぁ


紳士なのでおとなしくしているけど、一流ホテルならできないことは「できません」とはっきり言ってくるよ
 
断らないということは、できると解釈するよね?
 
自分でクレームの芽を摘まないでどうするんだろう???

◆ 異業種交流は異文化交流
 
 
 
1・ 「プロになった瞬間、進歩が止まる」
 
昨日、見ていた吉永小百合さんの一言。
 
似たような言葉に、満足とか、マンネリがあるのではないかな。
 
マンネリ化を防ぐには、自ら刺激を求めて行動し続けるしかない。
 
特にお薦めなのは海外に行くこと。

ツアーじゃなく、行動の自由度の高い個人旅行で。

とはいうものの、時間や予算の関係で簡単でない人もいるかもしれない。

せめて、定期的に開催されている異業種の経営者さんが集まるイベントに参加しよう。

同じ業界でも会社が違えば、文化が違う。

文化が違えば、ヒントがいっぱいある
 
 
 
2・ 創造性組織工学概論
 
自分と同じ価値観、同じビジョン、同じ思考パターンの人がいても存在価値は無い。

異質なもの同士が激論を交わすから、より素晴らしいアイディアが出てくる。

本当は音響工学の博士なのに、なぜか、世界では「ロケット博士」と呼ばれている糸川英夫博士のことば(意訳)

いちばん、解りやすい事例は、生命の誕生。

オスとメスがまぐわうから新しい生命が誕生する。
 
そう考えると、異業種交流や異文化交流から何か生まれるよね。
 
 
 
3―1・ 異業種参入はチャンス
 
異業種参入と聞くと、脅威のように思う方のなんと多いことか。
 
あっちの業界のノウハウやスキルがこっちの業界でも使えるということは、こっちの業界のノウハウやスキルをあっちの業界に持ち込むこともできるんじゃないの?
 
島根のあるクライアントさんのお隣の農機具屋さんの事例。

正確には「元農機具屋」

耕運機などの修理をしていたら、土建用の重機の整備を頼まれるようになった。

それだけではありません。

近所の工作機械の出張修理も頼まれるようになった。
 
何をもって「本業」と呼ぶか。

自社のビジネスをどのように定義するかによって、事業の展開が変わってくるよね。
 
ちなみに、自動車整備士のさらに上位の資格に機械整備士という資格があります。
 
ふと、思い出した。

戦争において「侵略」の無い戦争はあり得ません。

国境を越えて「進軍」するから戦闘が始まります。

「進軍」された側から見たら「侵略」に見えるだけのこと。

異業種参入もまったく同じ。
 
「客を取られた」という言葉をたまに聞きます。

今月は鹿児島のクライアントさんと面談していて久しぶりに聞きました。

どんな仕事であれ、どこで買うかを決めるのはお客様。

売る側が見込み客を拉致ってきて、「買わんかい!」と恫喝しているわけじゃありません(たぶん
 
戦う相手は客じゃなく、ライバルや同業他社。

注意

「ライバル」は同業者だけとは限りません。

たとえば、もうすぐ中学生や高校生が大量に卒業します。
 
バイク屋さんや自動車屋さんのライバルはスマホです。
 
一年間のスマホ代で原付や小型バイクが買えます。

5年間のスマホ代で軽四が普通車になります。

閑話休題

話しを元に戻しましょう。
 
異業種が参入してきても、お客様、特に常連客に浮気されない何かをしていますか?

どんな作戦に取り組めばよいか知っていますか?
 
次回、3月7日のセミナーではそのあたりもお伝えする予定です。
 
 
 
3-2・ 嫌な客は断れ
 
異業種が参入してきたらチャンス

イヤな客を断りましょう。

イヤな客は参入してきた業者さんに熨斗を付けてプレゼントしましょう。

カカトコリさんの会社では、イヤな客のことを「地雷客」と呼んでいます。

しかも、対人地雷。

対人地雷は故ダイアナ妃が撲滅を訴えていましたよね。

対人地雷の目的は兵士の殺戮ではなく、足に怪我をさせること。

足に怪我をすると、自力では歩けなくなるので、サポートする兵士が最低でも一人は必要になります。

つまり、一人を攻撃することで数人の兵士を戦線から排除することが可能になるのです。

武士道的に言えば、とどめを刺さないことなのでむごい兵器ということ。

これをビジネスの経営的に考えるとどうでしょう?
 
ひとりのクレーマーに対応するために、数値化できない労力、時間、メンタル面などなどを攻撃しているのと同じ効果があるということです。
 
逆に、理想客を奪われないようにしてくださいネ。

理想客とはどんな人ですか?

年間売り上げがトップでも、クレームが多かったり、手間はかかるけど売上や利益に関係ない要望を言われたりするような人は理想客と言えますか?
 
どうすれば、理想客を増やすことができるのか。

理想客に浮気されないためにはどんな作戦があるのか。

こちらも、3月7日のセミナーでお伝えする予定ですのでお楽しみに
 
 
 
4・ 異業種からパクれ
 
最近、よく見かけるLineでお友達になると・・・云々

こんなのパクっても本物の常連客が逃げるだけ
 
常連客には常連客にふさわしいサービスを提供しなきゃ
 
たとえば、ハイヤーでの送迎サービス
 
よく海外出張していたころ、ホテルと飛行場の移動は専用ハイヤーだった。

ほかにも、一流ホテルへの宿泊優待や高級レストランでのディナーなど。
 
出張族には嬉しいサービスを提供してもらっていた。

常連客に何を提供したら喜ばれるか?

もちろん、業務内容や経営規模に寄るし、何といっても客層に寄るんだけどな。

知りたい人いますか?

続きは集客に関するよくある誤解
3月7日のセミナーでご一緒できることを楽しみにしています。
 
お気をつけてお越しくださいませ。

【昨日の嬉しかったこと】
 
今年初の本格的な積雪
 
雪道の運転は楽しい

 


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