SNS集客の基本とは
2022/09/26
自動車の運転のように免許までは要らないけど、知らないで使っているとネットツールで集客することはできませんよ。
使うツールの特性と、あと意外に見落とされているのがコンテンツ(発信内容)
何をどの順番で書くか、どんな表現をするか、どんな単語を使うかなど。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)にも書かせてもらったけど、リアルビジネスでは北海道から沖縄までの全国展開と、一部はヨーロッパとの取引もあります。
しかも、ネットツールは使っていません。
全国展開というと、多くの人がインターネットの活用を思い浮かべるけど、インターネットの世界で勝とうと思うとその業界の全国ランキングのベストスリーに入るくらいの勢いでビジネスを構築する必要があるんですよ。
100歩譲っても、せめて、ジャンルで全国のベストテンくらいは目指してほしい。
ちなみに、カカトコリさんのリアルビジネスはジャンルランクだと全国で4位くらいかな?
なぜ、ネットで集客していないでしょう?
ということで、久しぶりのネット集客の記事です。
◆ SNS集客の基本とは
SNSは1対多のコミュニケーションツール
とはいうものの、「タイムライン」という言葉が象徴するように、時間の流れのように情報はどんどん消費され流れていきます。
発信側の読者さんのボリューム以上に、受信側の読者さんの影響をまともに受けます。
受信側の読者さんが多いと、日ごろの関係性の薄い人の情報はタイムラインに表示されません。
また、仮にすべての投稿を閲覧できるように設定していたとしても、ディスプレイに表示されるのはごく一部です。
閲覧ページにたまたま写っていると読まれる可能性がありますが、気分次第で全部を読んでいるわけじゃないですよね?
ここ、すごく重要なポイント。
ほかの事例でも解説しましょう。
朝刊を取りに行くと、毎朝、毎朝、懲りもしないで折り込みチラシが入っていますよね。
そのチラシをあなたはどのようにしていますか?
ほとんどのかたが、広げることもなく、資源ごみのストッカーに直行させませんか?
毎朝、チラシを真剣に読むのはよほど暇な人か、広告代理店の営業マンくらいのもんです。
しかも、広告代理店の営業マンは次の営業先をリストアップするために読んでいるだけなので、広告を出している業者をチェックしているだけで、広告の内容は読んでいません。
SNSの読者の時の自分を思い出してみて下さい。
何度もあっているような親しい友達の投稿なら読むけど、思い出せないような関係性の薄い人の投稿まで、わざわざ「続きを読む」をクリックして読みますか?読まないですよね。
SNS上の友達が仮に1000人いても全員があなたや、あなたのお仕事に興味があるわけじゃありません。
よく、個人相手のお仕事の方が「いろんな人がお客さまになるので」なんて言います。
それは分析不足というもの。
試しに、来店者の性別をカウントしてみて下さい、必ず半々じゃありません。
同じようなネット集客の勘違いで「ホームページは必須」というものがあります。
ホームページそのものは告知広報の手段のひとつです。
立て看板やチラシと違ってホームページへ見込み客を誘導することが出来なければ告知広報という目的を果たせません。
また、コンテンツがイケてないと業績に結び付くことはありません。
よく名刺などにホームページのURLを印刷している人がいます。
あなたは名刺交換した相手先企業のURLを打ち込んでホームページを閲覧しますか?
面倒くさいですよね。
QRコードを印刷している名刺もありますけど、すべてのスマホや携帯が対応しているわけじゃないし、使い方を知らない人もいますよ。
「会社名で検索してもらう」という人もいますが、そんなことするくらいなら電話した方が速くない?
東芝、日立、NEC,シャープ・・・
まだ、パソコンを作っていますか?
「ホームページは必須」というのは、その裏に「家電業界を何とかしなきゃ」という大人の事情が働いているような気がするんですよね。
もちろん、パナソニックや富士通のように残っているメーカーもあるけど、青色吐息のメーカーもいっぱいありますよね。
このブログはビジネスマンの読者さんが多いはずなので、言っておきますが、本当にビジネスで成功したいのなら世の中のトレンドの逆を行かなきゃ。
さらに言うと、アナログの販促ツールを使いこなせない人には、オンラインのツールは使いこなせないですよ。
ビジネスは人との関わり合いです。
手段を変えても基本ができていなければ結果は同じかそれ以下にしかなりません。
アナログだとか、オンラインとかは、手段であって、肝心なのはコンテンツ、つまり、何をどのようにつたえるかという部分です。
今月のセミナーでは奈良の『まるかつ』というトンカツ屋さんの事例を紹介しました。
このトンカツ屋さんは創業したものの、同じ敷地内に全国チェーンの和食レストランがあり、道路の反対側にも同じようなチェーン店が並ぶ、超激戦区。
コバンザメのように大手の軒先にいれば、あふれた客が来店してくれるかも、という思惑が大きく外れ、5000万円の借金を抱え、いつ倒産してもおかしくない状況になりました。
そんな状況からの逆転のきっかけは、一枚の折り込みチラシ。
お金がなかったので、社長が筆文字で書いたものを1000枚コピーしただけ。
写真も商品説明もなし。
それでも、近所の人たちが次々に来店してくれるようになり、現在の経営内容は業界平均を上回るようになりました。
なぜだと思いますか?
筆文字で書いた文章をコピーしただけ。
人が動く文章(コンテンツ)を書いたからです。
そうそう、かつ丼をはじめすべてのメニューは、現在は相場よりも高く設定しています。
それでも、お客さまが絶えません。
カカトコリさんが視察目的で訪問した時には、なんと、東北は仙台からもお客さまが来られていて、超?しました。
やっぱり、あれかなぁ
かつ丼を食べるために、牛タンで腹ごしらえして出発したのかなぁ?(笑
いや、マジでそんなレベルでしょ。
綺麗でカッコいいホームページなんかなくても、直筆のコピーでも良いんです。
肝心なのはくりかすけど、目的であり、目的に誘導するということ。
つまり、手段に意識を奪われ、目的を見失っていませんか?
パソコン業界、ホームページ制作会社、さらに大人の事情に絡む必要にある人たち(政策に絡んだ予算でお仕事をしている方々)、ネット系のコンサルの人たち・・・・
さらに、いろんな思惑に踊らされていませんか?
ということで、気が向いたときには、ネット集客のことも書きますので、お楽しみに。
そうそう
ブログは「ジャンル分け」ができるので過去記事に興味のある方は記事右側の「ネット集客」をクリックして、過去記事も読んでみてくださいネ。
では、また、お会いしましょう。
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