個人事業主がはまるワナ
2021/08/29
個人事業主だからこそ、中小零細企業だからこそ、ビジネスパートナーは大切。
どうすれば、すごい人たちとつながることができるのでしょうか。
プロジェクト的な視点で考えてみませんか。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
サンタさんは寒くないんだろうか?
定期的なウォーキングには血圧を下げる効果があるそうです。
クリスマスまでに、あと3日
という大喜利をラジオで聞いていて吹き出しました。
「サンタさんは、持参する血圧のクスリの準備に余念がない」
そうです(笑
ところで、サンタさんは個人事業主なのか、会社員なのか、どっちなんでしょうね?
本日は、個人事業主さんや中小零細企業の経営者さんがおちいりそうな「お金がない」「時間がない」をどのように考えると良いのかというお話です。
写真はVIPコースの塾生さんたちに贈ったクリスマスカードの一部
雪は暗闇で光るんかなぁ?
◆ 個人事業主がはまるワナ
【『人類発展の法則』に学ぼう】
いきなりですが、質問です。
もし、お水を飲みたくなったらどうしますか?
自分で井戸を掘ったり、川に水を汲みに行ったりする人はいませんよね。
仮に井戸を掘ったり、川に行ったりする人に続いて質問です。
井戸を掘るための道具や機械は自分で作りましたか?
水を汲みに行った時の入れ物は自分で作ったものですか?
何が言いたいのかというと、この世の中には、なにもかもすべてを自分でやる人はいないということです。
人類が発展し続けてきたのは、お互いの強みや得意を寄せ集めて、お互いの弱みや苦手を補いあって来たのです。
ところが、独立間もない個人事業主の方や零細企業の経営者さんとお話をしていると、なにもかも自分でやろうとする人の多いことに驚きます。
一番の問題は、あなた自身の得意を活かす時間が無くなってしまうことです。
独立起業したり、創業したりすると、他人の困りごとに貢献し、お礼としてお金をいただくことに集中しないと経営を継続することができません。
できないことをできるようになったり、苦手ななことを克服しようとしたりしていると、解りやすく言えば、稼ぐ時間が無くなってしまいます。
それでも良いんですか?
【お金は時間】
独立起業した当初は、お金は無いけど時間はありますよね。
なぜお金がないと思いますか?
自分の得意なことでお客様に貢献できていないからです。
お金は、自分がしたことで誰かが喜び、感謝が形になってやってくるものです。
ひょっとしたらお客様がわんさか来るかもしれないと思ってたとえばお店を日曜大工で改築していたらどうなるでしょう?
日曜大工で節約した気になっているかもしれませんが、その期間にも間違いなくお金は出ていきます。
生活費として。
また、日曜大工の材料費として。
開業資金を食っているという自覚がありますか?
仮に、毎月の生活費に20万円、日曜大工とはいえ40万円かかったとしましょう。
40万円は生活費に換算すると2か月分ですよね。
黒字転換を2か月早くしないといけなくなるということでしょ。
仮に日曜大工じゃなくプロに外注したとしましょう。
プロがやってくれている間に、集客のための準備やチラシ配布などの時間を作ることができますよね。
また、経営を持続させるために、継続的な知識のインプットもすごく重要ですよね。
なので、お金を時間に換算するという感覚も持ちたいものです。
【求められているのは貢献】
資金と時間の関係が理解できたら、次は時間との勝負だということです。
準備できた資金が無くなる前に黒字転換しないと、せっかく創業したのに、数カ月で倒産・廃業なんてことになってしまいます。
先ほども言ったように、お金は誰かに貢献しないと入ってきません。
入るお金よりも出ていくお金が少なくなるようにバランスをとる必要があります。
もし、あなたがこんなことを考えていたら要注意です。
「いつかは良くなる」とか「頑張っていれば報われる」とか「人格を良くしよう」とか。
その気持ちも解りますが、経営は科学です。
たしかにそれらも大切なんですが、ものごとには順番があります。
突き詰めていくと数字が最優先。
いくら立派な志や理念を持っていても、数字がついてこないと経営を続けることはできません。
いかに貢献する時間や客数を増やすか
お金以上に大切なのは時間です。
お金を儲けるということは、時間を買うことができるようになるということ。
お金を使って時間を買い、自分の得意なことで稼げるようになりましょう。
【目標は人間プラットフォーム】
とある飲食店さんの事例。
高級じゃないけど、安くもない。
ランチが2000円くらいの設定で、思い入れのある食材を、良い雰囲気で提供したい。
というのが、創業のコンセプト。
結果的には、株式を公開するような経営規模になったこのレストランチェーン店さんのオーナーの発想がユニーク。
調理も接客も最初からバンケットサービスの会社に外注。
バンケットサービスを提供している会社を数社集め、コンペ形式でビジネスパートナーを決めたそうです。
バンケットサービスが決まったら、次は集客のための告知広報ですよね。
この分野も専門コンサルタントを数人集め企画コンペをしたそうです。
目的は、オーナーは全体の経営に集中したいから。
経営に集中と言っても最初から何店舗もあったわけじゃないので、オーナー自身がコンペの審査ができるように基礎知識を学び、いろんな異業種交流会に参加し、自分の眼鏡に合う人脈を広げていったそうです。
なぜ、そんなことができたと思いますか?
お金は時間。
つまり、お金で片付くことにはためらうことなくお金を使い、自分自身の得意に集中するための時間を確保したからです。
「解かった。異業種交流会に参加すればえぇんじゃな」という声が聞こえそうなので、ひとつ注意点を。
それなりの交流会にはそれなりの人しか集まりません。
いま、ムカッとしましたよね?
カカトコリさんもこの言葉を聞いたときには、ムカッと来ました。
ところが、平日の昼間に参加費が20万円のセミナーの講師をした時に実感しました。
「平日の昼間に企業のトップが20万円のセミナーに来るなんてどんな人たちなんだろう?」と思いつつ現場に行ってみると・・・・
やっぱり、それなりの人たち(笑)
すごい経営者さんたちが約400人も集まりました。
すごくないですか?
ぶっちゃけ、話している内容は、毎月開催している売上創造塾のコンテンツに、調味料をちょっとだけ振りかけた程度の内容です。
そこに集まることができる人たちの横つながりこそが価値なんですね。
考えてみて下さい。
どんな人とご縁をつなぎたいかを。
どうすれば、すごい人たちとつながることができるのかを。
プロジェクト的な視点で考えてみませんか。
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
モチベーションアップの勉強会に参加
まだまだ出来ていないなぁと反省
とある企画のブラシュアップ
まだまだ時間がかかりそう
ポジショニング戦略なので簡単じゃなさそう
引き続きの経済史のお勉強
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