中学で習った経済の基本

      2021/08/29

本来、義務教育が終わると世の中で活躍できるはず。
学びの足らないやつが上級学校に進む。
そう思って特に中学時代のおさらいをするといろんなことの基礎が詰まっている。
 
 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。
 
 
 
悲しいなぁ。

毎月、朔日参りに言っている備中の国の一宮様、吉備津神社にも国宝の本殿を傷つけるなどの被害があったのだとか。
 
なんの動機か知らんけど、迷惑な話じゃ。
 
どんな教育やしつけを受けてきたのか(怒

特に中学時代には社会に出る基本を習ったはずなんだけどなぁ。
 
ということで、本日は中学で習う世の中のしくみの話です。

おさらいしてみませんか
 
 
 
今月の朔日周り
 

「福豆」を売っていたので多めに買って来た
疫病退散の願いを込めて
 


 
◆ 中学で習った経済の基本
 
 
 
【なんで円安だと景気が良いの?】
 
戦後、日本は原材料を輸入し加工や製造という付加価値をつけて外貨を得て国力を増してきた。
 
ところが、高度成長を経て、あまりにも所得が増えたために労働力としての国際競争力を失い『ドーナツ化現象』という言葉に代表されるように、主だった工場は海外の人件費や輸送コストの安い国々に移転してしまった。

また、国内の農業就労者の激減が影響しているのか、食料の自給率も絶望的に低く、食糧、衣料の海外依存度の高い国になっただけでなく、家電品などの日常品まで海外生産に依存する国になってきたことは今更言うまでもない。

つまり、巨大メーカーは別として、我々一般庶民の日常生活は海外からの輸入に依存度がいつの間にか高くなってしまった。

ならば、円高の方が輸入品が安く買えるから良いんじゃないのとずっと思っていた。

具体的にいうなら、輸入品の代表であるガソリンは円高で末端相場が安くなる。

みんな、安い方が嬉しいよね?

ところが、昨日、紹介した上念先生の『経済で読み解く日本史』を呼んで実にみみっちい考え方をしていたと反省した次第。
 
 
 
【需要と供給のバランス】
 
物があまり、お金が少ないとお金の価値が増し、デフレになる

物が不足し、お金が余っていると物の価値が増し、インフレになる

もっとシンプルに言えば、物があまればデフレになり、物が足らなければインフレになるということ。

経済政策もさることながら、日本円が余れば円安になる。

これは国際マーケットのこと。

「国際マーケットなんて言われても私たちには関係ないじゃん」と思う多くの方に国内では何が起こるかを話してみよう。

お金が余れば、インフレになると言ったよね。

インフレになると、同じ労力で企業の売上が増え、企業の利益が増え、税金を納めるよりはボーナスとか昇給で社員さん達にも恩恵がある。

収入が増えれば可処分所得、つまり、仕えるお金が増えてさらにインフレ傾向に拍車がかかるってこと。

よく、平成の30年を失われた30年なんて言うのは、バブル崩壊をきっかけに、それまでのインフレ基調からデフレに転換しただけのこと。

そこで、お金をバンバン印刷をするなり、国債をドカドカ発行すれば良かったんだけど、カカトコリさんが思うに、その時の経済官僚の賢い人か、手持ちの株式で相当痛い目に会った政治家の偉い先生か知らんけど、とにかく、バブル崩壊で大きなやけどを負った人がインフレで株価が上がり再びバブルになることを怖がったんだろうね。

株式や遊休地を転がしたこともないような、我々一般庶民はほんとにいい迷惑だよ。

デフレで、価格が安くなれば、同じ売り上げを確保するには何倍も努力しなきゃならない。

とは、いうものの、デフレで企業の業績が悪化し、ボーナスの減額どころか毎月のお給料まで少なくなり、仕えるお金が減ってしまい、ますます価格を下げないと売れない・・・

というか、生活必需品はまだしも、不要不急でないものは買われないというデフレスパイラルに突入した。

なんて、ことを平成初期にはワイドショーでも時々やっていたんだけど、覚えてる?

ついでに言うと、デフレになっても、自分の収入が減らない、官僚の賢い人たちや、マスコミの千ちん的知識を持っている方々に我々一般庶民の痛みが理解できると思う?

特に、マスコミのステイクホルダーはだれ?

広告を出してくれる大企業様たちだよね。

大企業様たちに都合の悪くなるような報道をすると思う?
 
 
 
【自分なりの物差しを持とうよ】

景気が良くなるのか、悪くなるのか

どんな手を打つべきなのか

知りたいよね。

需要と供給のバランスに、着目し自分なりの物差しを持とうよ。

実は、新聞の経済欄にはヒントがゴロゴロ転がっている。

上念先生の『経済で読み解く日本史』を読んでから、カカトコリさんなりに着目している指標がある。

どこを見ているかは企業秘密(笑

しいていえば、コロナの前には戻らないよ。

そのつもりで、次の手を打った方が良いよ。

基本はあくまでも、需要と供給のバランス。

参考までに

 

 

 

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
児童養護施設南野育成園さまを訪問
今回はボランティアに興味のある友人と一緒に
 
午後は哲学のお勉強
テキスト選びに失敗
難しすぎてほとんど入ってこない(涙


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