信頼を一瞬で築く販売法に騙されないでください
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
本日は岡山にいます。
「人がどこまで成功できるかは、その人のイメージの大きさによる」
という言葉を思い出した。
経営者はありえないようなホラを吹けばいいんです。
「ワクワク楽しそう」「世の中を変えるんじゃない?」
などと共感する人が増えたら、自分にはできないことをサポートしてくれる仲間を紹介してくれたり、訳が分からなくても巻き込まれる人が増えてきていつの間にか実現できるものなのです。
そんなこといろいろと思い出した。
「どうせやるなら世界征服」くらいのホラを吹いてみようっと(笑
◆ 信頼を一瞬で築く販売法に騙されないでください
実は単純に信頼したばっかりに痛い目にあったことがあります。
東日本大震災の後のある新聞の記事に。
大雑把な内容は、公的な年金の担保とした融資を断られたから被災した酪農家が自殺してしまったというもの。
友人からその公的機関の名称は現在は使われていないという指摘を受けるまで、まったくその新聞記事を信頼していました。
(それくらいその時の政府の対応がまずいという印象を持っていたのも事実)
何のことはない、よくよく話しを聞いてみると「赤旗」という新聞のプロパガンダ記事だったのです。
我々は、よく考えないで新聞などのマスコミ報道を信頼してしまいます。
なぜなら、「本当かなぁ」と疑うような内容でも、裏を取ることが出来ないし、特にニュース報道は中立で信頼できるものだと教えられているから。
でも、実はニュース報道すら視聴者の印象をコントロールすることは可能なんです。
たとえば、飲酒運転などの非常に危険なニュースで視聴者が「危ない」という印象を持った後に、こんな報道がなされたらどう思うでしょう。
「このたび、停止していた原子力発電所を再稼働することになりました」
少なくとも、原発はやっぱり安全なんだね、とは思わないし、多くの人が「大丈夫なんかい?」という印象を持つはずです。
さらに言えば、ニュースなら誤報となるような、「演出」が報道以外の番組では当たり前のように繰り返されていますよね。
カカトコリさんも大好きだった「プロジェクトX」なんか、「過剰演出」で番組がなくなってしまい、すっごく残念です。
どんな出来事もいろんな面を持っています。
ひとつの出来事でも、その人の立ち位置によって解釈は大きく異なることでしょう。
たとえば、侵略戦争という言葉。
軍隊が国境を超えるから戦争になるのです。
国境を越えた側からは進軍で、国境を越えられた側からすると侵略であって、そこには良いとか悪いとかの以前に、戦争とはそういうものであるという認識が必要なのに、ジャッジをしちゃうから偏重してしまう。
同じようなことは、販売の現場でもよくあること。
販売側の人間は基本的に、高く売りたいし、儲けたい。
逆にお客様の側は、おなじなら安く買いたい。
金額もそうだし、価値の評価も違います。
「この買い物は高くついた」とか
「この買い物は安くついた」などと、お客様は評価しますが本当でしょうか。
あの新聞で紹介されていた〇〇がこの価格ならと、自分が勝手に思っているだけかもしれないし、世の中にはプレスリリースがうまかったり、もっと言えば、報道機関にコネのある人間もいます。
そんな状況で紹介された商品やサービスでも、一般的には「信頼できるに違いない」という勘違いがあることまで、冷静に判断しているでしょうか。
本当にその商品が良いものであるかどうかは、買った後でしか判断できないし、ある人には良い商品が、こっちの人には大したものじゃないなんてことはよくあることなのに。
なぜ、人は安易に報道を信頼するのかというと、先ほども言ったように報道とはどうあるべきかという先入観が邪魔をしているのと、自分で考えることが面倒だからです。
特に、現代のように情報過多時代になると、自分の思想信条と合致する情報は事実に違いないという思い込み。
冒頭の「赤旗」の記事もそうでした(反省:政府の対応が遅いという個人的な憤りが裏にありました)
騙されないようにする方法があるのですが、知りたいですか?
長くなりそうなので、次回の更新をお楽しみに。
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