「お得情報」は両刃の刃
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
本日は岡山にいます。
夕方からはベンチャー系企業のコンサルが入っているのですが、その前に、来週からのツアーの準備や諸々のお仕事の整理
カカトコリさんの分身でもある、クライアントさん向けのニュースレターの執筆は自分の担当なので、とりあえず原稿を終わらせなきゃ
原稿を書いてしまったら、あとは担当スタッフにお任せ
ところで、今朝の朝礼でも警告したんだけど、昨夜からニュースでやっていたマイクロソフトを語るスパムメールはひどいね
メールタイトルが「ご注意！OFFICEのプロダクトキーが不正にコピーされています」なんだって
思わず、ドキッとするよね
基本的に大企業からのこのような連絡は封書で届きます。
スパムメールと疑われないために
なので、メールで届いたら、怪しいと思っておくことをおすすめします。
（そのうち、詐欺師も手を打ってくるかもしれませんが：涙）
では、お待たせしました。
本日の本文の始まりです。
◆ 「お得情報」は両刃の刃
おとといの記事の続きです
おとといの記事は信頼を一瞬で築く販売法に騙されないでくださいでした。
今まで、いろんなプロモーションに携わってきたけど、本当に「お得情報」ほど、お客様をなめてるとしか思えないものはないんじゃない。
ごくごく、たまに、お互いに得することもあるけど、ほとんどが売る側の都合。
もっとも、カカトコリさん自身も「お得情報」とかに踊らされ、痛い目にあったことが何度もあるので、偉そうに言えないんだけどね。
特に、出張先のネオン街での「お得情報」の数々。
いままで、どんだけ高い授業料を払ってきたことか（涙
「お得情報」って基本的には売る側がお得になり、お客さんの方は得したような気持になるというパターンが多いんだよね。
言葉は悪いけど、勝手に妄想が暴走するような感じだと言えば納得してもらえるでしょうか？
たとえば、アダルトショップで
「お兄さん、大きな声で言えないけど、違法物のＤＶＤがあるんだけど」と声をかけられたらどんな妄想が暴走します？
これが、単純に違法コピーだとしても、文句は言えないですよね
勝手に妄想したのは隠し切れないスケベ心なんだから（爆
事例が生々しすぎるかもしれないけど「お得」って言葉は本当に両刃の剣で、あとでお客様から「損したぁ」と思われたら、二度と買ってくれなくなるよ。
マジで、損するくらいの勢いでやらなきゃ。
で、見破り方はおとといの記事の続きになるけど「この情報で得するのはだれか」と疑ってみることです。
それは、売り込み以外でも同じ。
どこの国の政府も、俗にいう観測気球的な発表をすることがあります。
たとえば、最近の報道で目にしたと思うんだけど、老人を75歳以上にしてはどうか？という報道。
どう思いました？
たしかに、昔と違い今の60代は元気な人が多いです。
そして、次に政府がたくらんでいるのは、若いんだから働けとなるかもしれないですよね。
そういうものの見方、考え方が「お得情報」に踊らされない秘訣です。
具体的に名前は出せませんが、お正月の福袋で笑顔があふれるのは誰だと思います？
某百貨店では、福袋に入れる商材は仕入先やメーカーの協力もあり、それ専用の仕入れをしてるそうです。
なので、けして売れ残りじゃないんだってさ。
あまり暴露しちゃうと、買い物の楽しみを奪ってしまうかもしれないけど、ごめんね。
ということで、まとめに入っていくけど、一時的には損をしても、あの店の「お得情報」は本当に得だったと思ってもらえたらどうなると思います？
商売をしてれば、信頼を築くには何十年とか場合によっては百年以上かかっているかもしれません。
でも、それが崩れるのはほんの一瞬であることは、テレビニュースなどでもよく報道されていますよね。
信頼を築き、長期的にお客様から愛され、繁盛したいのなら、お客様に「騙された」と思われないようにしましょう。
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