「上司は思いつきでものを言う」と言われないために

      2021/08/28

ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ

本日は岡山にいます。

スタッフに言われちゃいました。

「社長、解ってます
私は今日は忙しいんです(怒

 なので、勝手に仕事を回さないでください。
本当に、何を考えてるんですか!(怒 」

まぁ、怒りながらも校正の仕事は回すんだけどね。

自分じゃできないし、スケジュール通り仕事をしてるだけなんで、本気で怒ってるわけじゃないことは知ってるので、信頼して仕事は回すんだけどな(笑

そして、本日の赤ペンチェックは三か所。

今日も、愛されてるに違いない

ところで、どうすれば、スタッフに叱られないで仕事を回すためにやるべきことをご存知でしょうか?

最後のまとめはたぶん、あなたが思っていることとは違うよ。

ほとんどの上司がやってないことだから。

◆ 「上司は思いつきでものを言う」と言われないために

リーダーが熱く語っても、なかなか、組織の中に浸透しないで悩んでいる方は多いと思います。

そもそも、コミュニケーションの本質を勘違いしてる経営者の多いこと、多いこと。

一番ひどいのは、自分が話したからコミュニケーションは終わったという勘違い。

何を話したかではなく、意識すべきは、何が伝わったかでしょ。

たとえば、こんな事例があります。

とある作業現場で実際に起きた事例です。

上司が依頼した発言は

「電気を切っておいて」というもの。

そこで、部下はどのように解釈したのかというと「感電しないために、電気的に回路を切断すれば良いのだ」と思い込み、スイッチをオフにしました。

ところが、上司が求めていたのは、作業そのものの邪魔になるから、電線を切断し、物理的に撤去してほしかった。

なぜ、そんなコミュニケーションギャップが発生するのでしょうか?

小手先のテクニックとしては、質者を受け付ける事で、理解度や解釈を確認することです。

よくアメリカの軍隊が出てくる英語なんか見ていると、上司の作戦説明の場面で「何か質問は?」と質問していますよね。

上司にしてみれば、間違えて欲しくない場面に限って、なぜか部下との間に、コミュニケーションギャップが発生するものなのです。

なので、テクニックとしては「何か質問は?」という確認質問と、「どうすれば良いと思う?作業の注意点は?」と、より具体的に突っ込んだ質問を習慣にしましょう。

そして、もっと心がけることがあります。

それは、一般的には「情報開示」とか「情報共有」と呼ばれているものですが、カカトコリサン的に言わせると、あんなもん、突っ込みが甘い!

リーダーの頭の中、つまり、脳みそを開いて見せることです。

もちろん、医学的に開いて見せるわけじゃありません。

もし、できるならやってみたいけど、エロいことしか考えていなかったり、どす黒い本音の部分までばれてしまうと、人格を疑われる恐れがあるので止めておきます(笑

もっとも、弊社のスタッフなら「やっぱりな」と、さらに納得してくれるかもしれませんが(苦笑

話しをまじめモードに戻しましょう。

リーダーの脳みそを開いて見せるとは、具体的には何をするのか?

リーダーが何をどのように考え、どの言葉をどのような意味で使っているのか

を、会議などの公式の場だけでなく、日ごろの雑談なども通じて、何度も何度も伝えることです。

これをカカトコリさんは「言葉の定義づけ」とか「リーダーは哲学を持て」と表現しています。

例えば、

businessはbusyの名詞形
だから、忙しいのは当たり前。
本当に忙しいのは、自分は段取りが下手だと言ってるのと同じ。
なので、企業理念や経営理念に照らし合わせて、優先順位と劣後順位を明確にしよう
だから、断る仕事や、断る客もきちんとルール化し、社内で共有しよう。

ルール化とは新人社員や求職者など、初めて読む人にも正しく理解される言葉をつかい、それを文字化すること。
ただし、少なくとも一年に一度は、現場の実情や、時代の流れ、社会的情勢などを加味した見直しをし、必要とあれば、バージョンアップしよう。

などなど

ちなみに、リーダーの着眼点や発想方法、思考のプロセスや癖まで理解してもらおうと思うなら、最低でもひとつの単語の解説を400回は必要とするそうです。

そのためには何からしたら良いと思いますか?




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