会社の方針に従わない社員

   

動物が脱皮して成長するように、会社も時々脱皮が必要
同族経営の中小企業こそ脱皮が重要
たまには、断腸の思いをすることもある
それは経営者の役割のひとつ


今朝の気になった言葉
 
 青い鳥
 

 
 セキュリティ
 
きょうびの車はオンラインでセキュリティ対策をされているから安心だと思ったら大間違い。
 
悪いことをする輩とのいたちごっこは終わらない。

最新の手口は、セキュリティソフトに侵入しドアロック解除、エンジン始動などができるんだって。

シンプルな防止策は、車のカバーや機械的なハンドルロック装置、タイヤそのもののロック装置なんだとか
(警察24時でやってた)
 
やっぱり、最後はアナログなんだろうな
 
 
 
首相がテレビ番組の中で「人生はどこに青い鳥がいるかわからない。これを失敗したら自分は終わりだと思いがちだが、結果を振り返るといろんな人生があると思う」
と語ったらしい。
 
本当に「青い鳥」の意味を理解しているんだろうか?
 
リーダーの発言は注目されるんだから、もう少し正しい引用をしてほしいものだ。
 
ということで、本日は経営者や会社の方針に従わない社員への対応に関する質問です。

同族経営の中小企業によくあることなんだけど、当事者は悩む課題です
 

 


ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリ

頑張る経営者さんの伴走者、心の支えになれるよう日々奮闘努力中

良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。

 

いきなりですがクイズです
  
背にしている太陽は朝日でしょうか、夕日でしょうか?

 

 


 
◆ 会社の方針に従わない社員
 
 
 
【中小企業あるある】
 
京都で細々と資材卸の商いをしています。
創業時からお世話になっている叔父が取締役営業本部長として長年勤めてくれています。
将来のことを考え、この度、専務になったのですが、100人弱いる社員の中で叔父だけが社長の方針に従ってくれません。
社長に聞いてみると、昔から方針には従わないけど、売上の数字だけは出してくれるので、厳しくも言えないで悶々とし続けているとのことです。
ほかの社員にも影響するので、どうしようかと悩んでいます。
カカトコリさんならどうしますか?
     30代 役員 男性
 
う~ん

凄い相談が来ましたね。

感情と勘定が入り組んで、さらに血縁も混じり悩ましい。

 

【大前提】

役職や勤続年数に関係なく、会社の方針に従う意思が無いのならほかの職場を探してもらうしかないですね。

 

【同族企業の悪い点】

ただ、創業の時から社長と一緒に苦楽を共にしてきた関係を無視するのは難儀なことです。
 
経営規模から考えるととっくに辞めていなきゃおかしいんですが、社長が決断しきれなかったツケが回ってきたんですね。

100人の壁を越えられないのも、ひょっとしたら、方針に従わない叔父さんの影響かもしれません。

役員が方針に従わないと、ほかの社員への悪影響は計り知れません。

ところで、叔父さんは何歳なんですか?

社長はあと何年仕事をするつもりなんでしょう?

本当に会社の将来を考えるのであれば、社長が引退するときか、会長になるときに引導を渡してもらわないと新社長がやりにくくてしょうがないのではないでしょうか?

退任慰労金を上乗せしてでも社長交代の時にほかの役員もひっくるめて考えてみては?

 

【その前に】

あなたが目指している会社経営、組織経営はどんなものなのか、イメージやビジョンが描けていますか?

あなた自身が描く未来図を話してみて、サポートしてもらえるのなら、ベテランで業界のことも良くご存知でしょうから残ってもらう選択肢も出てくるかもしれませんね。

身内が辞めると、本当の真実を知らないほかの人は、本当の本当に好き勝手を言ってくれますよ。

耐えられますか?

かく言う、カカトコリさんも、専務になる直前に叔父が辞め、経営方針を文章化し公表したら弟が辞めていきました。

正直、叔父さんの時にはそうでもなかったけど、弟の時にはつらかったですよ。

 

【ハートは熱く頭はクールに】

目先のことだけ考えていたのでは結論は出ないでしょうね

冷静に、10年後、30年後まで考えてみて下さい。

人間にはだれしも寿命があります。

最新の健康寿命は約73才

遅いか早いかだけで、みんな寿命が来るのです。

気持ちは重々わかるんですが、どこかで冷酷だと言われても決断せざるを得ない事柄です。

二代目と言うことで、社内の諸々の規則のうちまだできていないものがいっぱいあると思うんですね。

そこで、現時点でひとつ提案できるとしたら、役員定年制の導入ですね。

もちろん、社長や会長も例外はありません。

逆に、会長だから、社長だからと言い出したらルールの意味がありません。

大きな流れとしては、今後、ますます、定年退職の年齢は上がっていくと思います。

たとえば、一般社員は65歳、役員は75才とか感情が入らないように、勘定(数字)で割り切るのもひとつの方法だと思いますよ。

創業者は「わしの会社なのに・・・云々」と面倒なことを言いがちです。

その時には権限のない閑職に退いてもらいましょう。

創業者を大切にし過ぎておかしくなっている大企業の事例もいっぱいあるじゃないですか。

 

【もめないために日頃からしておくべきこと】
 
ひとことで言うなら、トップダウンとボトムアップ

経営指針(経営理念、10年ビジョン、事業計画)と全社及び部門ごとの方針を全社で作り、共有し、定期的な見直しをしましょう。

中小企業は経営者も社員さん達も運命共同体です。

自社は何をする会社なのか、つまり事業領域をベースに決めるべきことを文字通り全社員で決めましょう。

コミュニケーションを活発にし、民主的な経営を目指し、より良い会社にしていきましょう。

それが、退職した方々への感謝につながるのだと確信しています。

参考になりましたでしょうか?

どうなったのかも教えて下さいね

 

 

【過去セミナー参加者の声】

 

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
とりあえず、目標の12キロウォーキングをクリア
  
 
某経営者さんからの相談
背景が判り、気持ちが理解できるだけに四苦八苦
 
某ブログの読者さんからお褒めの言葉、励ましの言葉をいただいた
超嬉しい
 
今月のスケジュールの再確認
ぼーっと休暇を過ごしていたらヤバい状況になっている(苦笑

 

 





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