企業発展の鍵を握る分析方法
自社の将来性は顧客の影響を受ける
企業の再建もお客様の影響を受ける
どんな取引先に経営資源を集中させるべきなのか
今朝の気になった言葉
アニマルウェルフェア
と
サッカーワールドカップ
NHKによると
ことし11月に開幕するサッカーワールドカップで日本の山下良美さんが審判員に選ばれました。
FIFA=国際サッカー連盟によりますと男子のワールドカップで女性が審判員に選ばれるのは初めてだということです
素晴らしい
侍ブルーにも頑張ってもらわねば
アニマルウェルフェア
気になりだしたきっかけは、ニワトリ
海外では日本のように鶏舎に押し込み、お日様にも当てない飼育法は認められないのだとか
素人考えでも、太陽にあたらないニワトリから健康的な卵が生まれるとは思えない
栄養価の高い飼育にしてほしいな
さて、本日は事業承継した青年経営者さんからの質問です
30年後も生き残るために・・・
あなたなら、どんなことから始めますか?
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリ
頑張る経営者さんの伴走者、心の支えになれるよう日々奮闘努力中
良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
出張から帰ってきたら庭のバイカウツギが綺麗な花をつけていた
◆ 企業再建の鍵を握る分析方法
【事業承継した青年社長から】
こんな質問が届きました
事業承継することが決まっています。
間もなく、創業70年を迎える、とある商材の卸問屋を営んでいます。
悩みというのは、ここのところ業績が芳しくなく、かつてのような活気が社内にもありません。
100周年に向けて責任重大です。
なんとか事業を再建したいと思っているのですが、何から取り組むべきでしょうか?
書籍のプロフィールを拝見し、似たような経験のあるカカトコリさんに質問してみたくなりました
よろしくお願いいたします。
30代 卸業経営 男性
素敵な質問をありがとうございます。
事業再建で基本的に避けるべきなのは、リストラという名の人員削減です。
そもそも、本来のリストラは リストラクチャリングで、元々の意味は「再構築」
けして、人員削減を意味するものではありません。
昔から、経営資源は、ヒト、モノ、カネと言われていますが、ヒトは一番重要だから一番最初に来ているのです。
モノもカネも人の判断で動かします。
ヒトが居なければ、経営は成り立ちません。
よく、覚えておいてください。
【事業を分析しよう】
卸問屋さんとしか書かれていなかったので、ここからは一般論になります。
企業活動をいくつかに分解します。
業界、客の経営規模、用途、地域、客層、商品やサービスそのもの、売上高、利益額、店内シェア率などなど
色んな尺度(ものさし)があった方が良いので、思いつくものがあればどんどん追加してください。
30年先を視野に入れているということなので、客先の後継者の有無も大きな要因になると思います。
【分類方法】
引き続き伸ばす
引き続き育てる
撤退を考えるべき
撤退する
まずはこの4つ
30年先を考えるときに要注意なのは「撤退を考えるべき」商品や客先です。
今までの温情や売上、利益や願望が絡んできます。
なかなか、思うようにはいかないでしょう
対策は後でまとめますので、引き続きお読み下さい。
次に注意すべきは、将来性はあるが、取引が始まったばかりなどの理由で現時点では売上も利益も少ない客先。
数字だけで判断すると将来の有望株を失うことになりかねません。
どうしたら良いと思いますか?
ついでに言うと、売上のランクと粗利のランクは必ずしも一致しません。
大口の取引先だと値引き交渉があったり、最近は減少しつつあるものの飲む、打つ、買うなどのお付き合いが発生したりして意外に利益に結びついていない場合もあります。
なので、粗利とはいうものの、客先で直接発生する接待交際費は引き算することをお薦めします。
つまり、基本的な分析の尺度は自社への貢献(ハッキリ言えば利益)と将来性ということになります。
「引き続き育てる」と「撤退を考えるべき」の基準は売上でも利益でもありません。
過去からのグラフの傾きです。
右肩上がりなのか、右肩下がりなのか。
現時点だけでなく3年から5年のデーターも参考にするようにしてください。
単年度、3年累計、5年累計などの集計表があると良いかもしれませんね。
【実戦的分析】
縦軸に顧客名(または地区や商品など)
横軸に売上、利益、後継者など
数値化できるものは4段階で点数制にします
そして、今回の質問のキモである30年先を考えると、後継者の有無や、経営者の年代も点数化します。
もちろん、主に知りたいことは30年後の自社のことですから、後継者の有無や経営者の年代の配点は多くした方が良いでしょう?
意外な結果に驚かないでくださいね
たとえば、売上ならベストテンに入っても経営者が70代、後継者無しなら総合評価では買いに来ることでしょう。
逆に売上ランクでは中間だけど、経営者が40代で後継者がいれば上位に来る逆転現象も起こり得ます。
【大切なことは】
ダメなことにしがみつかない
伸びしろのあるところに経営資源を集中させるということです。
実は、この分析方法はカカトコリさんが大好きな偏微分方程式を使う必要があるので、自分でやってみても上手くいかなかったら遠慮なく質問してくださいネ
いつでも、相談に乗りますよ
とりあえず、ご自身でできるところまでやってみてください。
どうなったかも教えてくださいネ
素晴らしい質問をありがとうございました。
いつか、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
たまたま立ち寄った広島の書店さんで読みたかった作品をゲット
しかも、現代語訳(笑
本当は、女王様のデビュー作を探したんだけど、広島も岡山も4件とも売り切れていた(涙
無事に今月のツアーから帰還
おうちごはんは、大好きなお寿司
興奮しすぎて、写真撮り忘れた
本日もお読みいただきありがとうございます
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