リーダーのビジョンの考え方

2022/06/12

ビジョンってなに？
目標との違いは？
ビジョンは目指すべき将来像や未来図？
目標は達成したい数字
像や図ということは言葉にならなくて当然だよね
ビジュアルでなら表現できるかも。

今朝の気になった言葉
　
　皇后陛下
　
と
　
　出産育児一時金

出産育児一時金を増額しようと追う案があるらしい
　
思うに、もっと不安なのは育休中の収入じゃないの？
　
たとえば、一年間は毎月10万円支給しますって言ったらどうなるんだろう？？

国がやらないなら、企業がするとどうなるんだろう
　
育児退職は減るんじゃないかと思うんだけどな。
　
　
皇后陛下さまが伝統行事の「初繭掻き」をされたらしい。

伝統行事といっても始まったのは明治時代なんだとか

当時の我が国は脱亜入欧、富国強兵政策
　
現在のように協業化していない時代の重要は輸出品はシルク

他国のシルクよりも日本のシルクは滑らかさで群を抜いていたらしい。

日本の未来にどのような思いを馳せ、どのようなビジョンをお持ちなんだろう？

個人的にお聞きしてみたいな

　
リーダーの一挙手一投足は見られている
　
もちろん、発言や発言そのものに込めているビジョンも

あなたはどのようなビジョンを掲げていますか？

そもそも、ビジョンってなに？

ようこそ　岡山の経営コンサルタント　カカトコリ

頑張る経営者さんの伴走者、心の支えになれるよう日々奮闘努力中

良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
　

毎月お邪魔している児童福祉施設南野育成園さまを訪問
今月は『肥後の石工』
　　
お昼時だったので子供たちに会えなくて残念

◆　リーダーのビジョンの考え方

【女性起業家さんから】

こんな質問が届きました

30年先、50年先、はたまた100年企業になっていくために、大きなビジョンで自社の未来を見ていきたいと思っていますが、大きな視点で見ていくには、どういった心がけが必要でしょうか。
　　　　40代　サロン経営　女性

素敵な質問をありがとうございます。

正直、ちょっとひっかかりました。
　
ひっかかったのは「大きなビジョン」と言う部分。
　
超長期的なビジョンなら理解できるんだけどね
　
なぜ「大きなビジョン」なのか

悪いけど、「大きなビジョン」じゃなきゃと思っている段階でビジョン達成が難しくなるんじゃないのかな
　
なぜなら・・・・
　
ビジョンと目標もよく勘違いされるんだよね

若い経営者さんと話していると、「十年後には年商100億円」とか「社員100人」などと、威勢の良い言葉も聞きます。
　
これはビジョンじゃなく長期目標ね。

ビジョンは長期目標のさらに向こう側にあります。

年商が100億円あれば、少なくとも５億円の経常利益はあることでしょう。

その５億円で何をしたいの？

社員さんが100人もいれば、いろんなアイディアやスキル、ノウハウが蓄積されていくことでしょう

蓄積したものを統合して何をしたいの？

偉そうに言っているけど、実はカカトコリさんも経営者になったばかりの頃には『ビジョン』という言葉の意味を知りませんでした。

似たような言葉に、ミッションとかココロザシがあります。

どう違うのでしょう？

試しに辞書を引いてみると、画像、映像などの言葉が出てきます。
　
どうもピンときません。
　
悶々としていたら、こんな言葉に出会いました。

どうなりたいのか、どうありたいのか

深掘りして考えてみました
　
ビジョンとは

なりたい姿
なるべき姿

ありたい姿
あるべき姿
　
違いがわかりますか？

これらをいかに、ありありと思い描くのか。

カカトコリさん的には、自分中心か社会中心の違いがある気がします。
　
冒頭の、売り上げ目標や社員数目標も社会的な目的の手段としての目標なら共感できるのです。
　
ところが、単純に経営者の見栄や外聞を気にしての発言だとどうなりますか？
　
「勝手にやれば」と社員さんたちを筆頭に周囲の人たちに思われるんじゃないでしょうか

社会中心だとどうなるでしょうか？
　
たとえば、ＳＤＧｓ中心とか、脱炭素のためのエコ中心の経営をしたらどうなると思いますか？
　
社会的には支持されるでしょうが、もし、その経営目的が自分の本音と食い違っていたらどうなると思いますか？

ハッキリ言って、根付くことはないでしょうね。
　
なぜだと思いますか？
　
あるべき姿ではあっても、なりたい姿と一致していないからです。

人は自分にもご褒美が無いと頑張れません。
　
どうすれば、自己中心と社会中心の折り合いをつけることができるのでしょうか？
　
しかも、世の中は経済社会ですから、収益性のことも考えないわけにはいきません。
　
いくら立派なビジョンを掲げても、活動を継続するための資金を確保する必要があります。

利益は貢献のバロメーターであり、活動を継続するための資金です。

世の中に役に立ち、ほかの人から褒められ、自分の願望を実現させ、経済的にも成り立つ行動。
　
やっていて楽しい活動。

そのためにはどんなことができますか？

何を積み重ねることができますか？

成功とは
　
世のため、他人（ひと）のため、そして自分のために、自らが価値のあると思う目標を達成していく過程
　
これは、カカトコリさんが講師デビューした、『逆転発想の成功哲学』で何度も伝えていた成功の定義です。

ココロザシが高いだけではうまくいきません

霞を食っては生きていけませんから。

渋沢栄一が尊敬していた二宮尊徳はこんな言葉を残しています。

『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。』