社長が新型インフルエンザに
想定外のことが起きても事業を継続できるように計画するのがBCP
もし、社長が新型インフルエンザ(コロナ)で要請になったらどうする?
実はカカトコリさんは中小企業庁のBCPの認定コンサルでもある
(面倒なので更新してないけどね)
今朝の気になった言葉
かき氷
と
知覚過敏
奇しくも、本日は「かき氷の日」であり「知覚過敏の日」なのだとか
つい、「お前ら結託してないか?」と思ったのはカカトコリさんだけじゃないはず(笑
知覚過敏は歯磨きである程度は防げるそうです。
朝晩だけではなく、毎食後に歯磨きをお薦めします。
歯磨き粉を付けなくてもある程度は効果があるそうですよ。
美味しいかき氷を楽しむためにも。
冷たいかき氷に練乳ミルクをかけたのが好きなんだけど、あの甘みも知覚過敏には狂的なんだよなぁ
還暦過ぎると、色々と出てくるのよ(涙
さて、本日は「想定外を想定する」というお話し。
備えあれば、憂いなし。
BCPは大規模自然災害やコロナだけじゃないよ
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
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JR西日本、津山線の新観光列車「SAKU美SAKU楽」(さくびさくら)
営業運行しているのを初めて目撃した
◆ 社長が新型インフルエンザに
【あり得ないことが起こる時代】
経営者仲間からこんな質問が届きました
カカトコリさんは突発性の病気で2か月ほど入院したけど、その時期の方が売上も利益も出ていたとお聞きしました。
もし、社長が新型インフルエンザ(コロナ)に罹患するなど、あり得ないことが起こったときにどのように対応したら経営を継続していくことができるのでしょうか?
日頃からどんなことに気を付けておくと良いのでしょうか?
50代 製造業経営 男性
素敵な質問をありがとうございます。
じつは、面倒なので更新していないんだけど、中小企業庁のBCPの認定コンサルの資格を持っていたんだよね。
BCPというのは簡単に言えば、想定外のことが起きても、事業を継続していくための事業計画のこと。
平時の事業計画と、有事の事業計画とイメージしてもらえると解りやすいかな。
有事とは、天変地異、大規模自然災害、戦争や紛争、テロや騒乱状態、火事、仕入れ先や外注先の倒産や廃業、客先はマーケットそのものの喪失、経営者を含む社員の病気やケガ・急死、経営者を含む社員を筆頭に収監や逮捕・・・
カカトコリさん的にはアーカイブデーターの消滅とネットが使えないことと、自身の健康管理かな。
ちなみに、今まで4度ほど死にかけています。
交通事故で乗っていた車が文字通り、横から見たら「へ」の字になったことがあるし、上から見たら「コ」の字になったことがあります。
40代ではガンの宣告を受けました。
50代では脳卒中で緊急入院しました。
60代では・・・・あまり痛くないのがえぇなぁ(こら!
冗談言っている場合じゃないよね。
【きっかけは脂肪肝】
出張族の宿命なのか、外食が多いからある時、定期健康診断で「美味しそうなフォアグラですね」って言われた。
説明を聞くと、肝臓は、本来身体に不要なものをフィルターする役目があり、お酒を飲まなくても、メタボじゃなくても脂肪肝にはなるんだそうです。
かかりつけの内科医さんは冗談が好きなので、「美味しそうなフォアグラ」って言われた(苦笑
「先生、せっかくなので、この病院でできる検査を全部やってください」とお願いしたのよ。
「性格と人格以外で気になるところがあればよろしく」と。
胃カメラの動画を見ながら言われたのよ
「立派なガンがあります。専門医を紹介しますね」と。
専門医の見立てでは、ガンが小さすぎてすぐには手術をすることができないので、「半年ほど飼っておいてください」と。
こんなペットはイヤじゃぁ(激涙
不安を抱えながらも自分自身の置かれている立場を考え取り組んだことがある。
公私ともに役割をリストし、マッピングすること。
特に、仕事関係では、社員さん達の今後のことを考える必要がある。
ガンと言う病気の特性上、死ぬ可能性があるわけだから、「社長の現役での死亡」が十分に想定される。
お仕事のマップを見ながら、ビックリしたことがある。
社長の通常業務と思い込んでいるもののうち、98パーセントは先輩諸氏や業界の先人たちから教わったこと。
ということは、伝承することができる。
別の表現をするなら、権限の委譲ができる。
事例もいっぱい見ている。
中小企業の経営者は激務なのか、多くの経営者仲間が比較的早く亡くなっている。
また、病気だけに限らず、出張族なので飛行機が落ちたり、交通事故で急死したりしてもおかしくはない。
ということで、ガンの宣告を受けたことをチャンスととらえ、権限の委譲に取り組んでいった。
【具体的には】
業務用のマップを見ると、98パーセントは教わったこと。
教わったことは伝えることができる。
もちろん、同じインプットでも受け取る人間の素養や感性でのちの咀嚼に差があるのは覚悟の上のこと。
大きく違わなければ、やらせてみるしかない。
やってみせ
言って聞かせて
させてみせ
ほめてやらねば
人は動かじ
は、山本五十六の言葉
ついでにいえば
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
と続く。
もっとも、このプロセスの中で、新たな課題も見つかった。
期待が大きいほど、ダメ出しの回数が増えてしまう。
ダメ出しは期待の声なんだが、ダメ出しをされる方はそのようには受け取ってはくれない。
期待が大きい人間が「方針が合わない」という言葉を残していった時には、寂しかったな。
【鉄板ネタを使いこなせるようになっていた】
「これをやったら顧客が増え売上にも直結する」とうい鉄板ネタというか、得意なキャンペーンがある。
このキャンペーンの面白いところは、キャンペーンで扱っている商材じゃなく、ほかのものが売れていくところ。
もっと、解りやすく言えば、キャンペーン対象外の値引きをしていない商品が売れていく。
威力を発揮したのは、自分で救急車を呼んだ時。
社員さんが駆けつけてきた時には、集中治療室の施術台の上でほとんど意識を失いかけていた。
「あぁ。これじゃぁ、当分動けませんね。じゃぁ、あれとこれやっておきますね」
と、販促のアイディアというか、鉄板ネタを発動するという。
もちろん、否とは言えない状況。
2か月少々快適な入院生活から事務所に復帰してみると、売上も粗利も自分が出勤している時よりも多い(苦笑
【兵を育てるは千日】
出典は失念した
中国の書物に出てくる
兵を育てるは千日、用いるは一朝にあり
いざという時のために、長い期間の準備が必要、くらいの意味。
言葉にすると、スムーズに移行したように思うかもしれないけど、ガンと脳卒中の間には10年以上の歳月があった。
テレビを見ていると大規模災害の時に、「百年に一度の・・・」などと、アホウンサーがわめきたてている。
その都度思うんだよね。
「お前は見たんか!」と。
事例が自分しかないけど、4度死にかけたのは、ほぼ、10年おき。
あなたの人生ではどうですか?
ご両親やご家族、社員さんまで入れて考えると、想定外のことはもっと頻繁に起こっていませんか?
経営者がいなくなっても社員さんやお客様、取引先に迷惑をかけない仕組みを構築しておくのも経営者の責任だと思うな
素晴らしい質問をありがとうございました。
どうなったかも教えてくださいネ
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
【追記 参考までに】
BCPを学びたい方にはこちらのホームページが参考になります
⇒ https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
書籍では、このリストも参考になります
内容は新しくはないけど、リーダーとしての在り方が参考になった
⇒ https://amzn.to/3BfmRkg
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
5時起きでラジオ体操に参加
メールでビジネスパートナーと打合せ
岡山大学の中で『カムカムエブリバディ』を彷彿させる建物を発見
元々は事務局として使っていた建物。
現在は産学連携の関係に使われているみたい
『トムソーヤの冒険』でおなじみマークトウエィンの作品
色々と示唆に富む内容
最近、疑問に感じていたことの解決に結びつきそうなヒントがあった
本日もお読みいただきありがとうございます
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