社長の雑談力が経営を決める

   

社長は社員さんと雑談をしていますか?
日頃からコミュニケーションの目的である意思疎通ができる信頼関係を構築しておきましょう。
会議や朝礼だけではぎくしゃくしてしまいます。
お互いに本音を言い合える関係が経営を決めると言っても過言ではありません。
雑談は意図をもってしましょう。
 
今朝の気になった言葉
 
 サプライチェーン
 

 こも焼き
 
こも焼とは樹木にむしろを腹巻のように巻いて、地下に潜り冬眠しようとする外注を駆除する方法
 
春になると、焼却するのでこも焼きという
 
こも焼きが日本三大名園のひとつである、岡山の後楽園で始まりました。
 
岡山県人にとっては季節の便りのひとつ。

 
今年度上半期の貿易赤字 11兆円超えで過去最高になったとのこと
 
エネルギーと原材料の円安による値上げがサプライチェーンに与える影響を政府と日銀は考えたことがあるんだろうか?
 
だれも利益は確保したいから、値上げするときには微妙に上乗せするよね
 
もし、2パーセントずつ上乗せし、中間業者が5社いるとしたら末端では10パーセントの上乗せになるのよ。
 
この半年で円はナンパ―セント安くなったとも追う?
 
ボージョレ・ヌーヴォーがものによっては昨年比で2倍以上になっているのも納得できる
 
国会中継を聞いていてあほらしくなった。
 
 
さて、本日は社運をかけたプロジェクトに社員さん達が協力してくれない社長さんからの質問です。
 
実は、カカトコリさんも社員さん達から総スカンを食らったことがあるんだよね。

典型的な社員さんを信頼できないダメ社長だったもんなぁ。
 
理想と現実のギャップを埋めるのが経営ですが、社長だけではできないので社員さん達の協力は必須。
 
どうやって何を改善したでしょう?
 


【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

 

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
 
 
昨夜のデザート
   
季節の果物の代表
 

 

◆ 社長の雑談力が経営を決める
 
 
 
【社運をかけたプロジェクト】
 
中小企業の社長さんからこんな質問が届きました。
 
小さなメーカーを営んでいます。
社運をかけたプロジェクトを思い描いたのですが、社員がなかなか協力してくれません。
上手くいったら、工場も増築したり、社員も増員したり、いまの社員さん達のお給料も上げようと思っているとビジョンの話もしてみたのですが、「一緒にやりましょう」「やらせてください」などの声を期待していたのですが、全社員から無視されてしまい、悔しいし、悲しいです。
社員さん達に協力してもらうためにはどんなことをすればよいのでしょうか?
    50代 製造業経営 男性
 
素敵な質問をありがとうございます。

あららぁ~。

悔しいし、悲しいし、みじめですよね。

似たような経験があるので、痛いほどその気持ちはよく解ります。
 
何から始めるかなぁ~
 
経営規模が判らないし、日ごろの御社の雰囲気とか社風が判らないので難しいなぁ。

ちなみに、製造業ということで、理解してもらえると思うんですが、カカトコリさんのコンサルティングは基本的に、現物、現実、現場のいわゆる三現主義なんですね。
 
現実と現場を確認できていないので、あくまでも一般論的なアドバイスになりますが、良かったら参考にしてください。
  
キーワードはコミュニケーションなんだよね

ただ、性急にことを進めようとすると社員さん達も敏感なので、プロジェクトに巻き込もうという魂胆をもっておもねっていると思われてしまいます。

日頃からのコミュニケーションがいかに大切なのかということなんですが、過去には戻れないので、将来に向けての建設的な話をしましょう。

社員さんから見た時にそのプロジェクトはどのように見えているんでしょうね。
 
チャールズディケンズの『ディビッド・コパフィールド』(新潮文庫)のなかにこんなセリフがあります
 
「なんの修行もさせてくれないで、いったい何ができるというのだ」
 
社長という立場は、社員数の二倍の目で監視され、記憶される立場なんですね。

今まで、社員さんのミスや失敗、チョンボや失態に社長はどのように対応してきましたか?
 
ご自分では覚えていないかもしれませんが、言われた方が記憶の奥深くに記憶しているかもしれません。

根に持っているのかもしれませんよ。怖いでしょ。
 
本当にカカトコリさんも苦い体験を何度もしてきました。

そして、気付いたんですよね。

人間の記憶は、時間軸よりもむしろ感情軸だと。

さらに、その記憶は無意識の自己弁護というややこしい感情と結びつくんです。
 
そのうえ、言葉のやり取りの中で解釈の違いも絡んできます。

「えぇ加減にしてくれ」と叫びたくなりますよね。

そして、俗にいう、「言った」「言わない」の感情論に発展するのです。

 

【社員に頭を下げよう】
 
カカトコリさんの場合
 
「なにか良い知恵があったら貸して下さい」
 
と、全社員の前で頭を下げました。
 
今から思うと、社員さんにしてみれば迷惑な話だと反省しています。
 
ただ、単純に頭を下げただけでは芸がありません。
 
今回は、「社運をかけたプロジェクト」ということで社員さんにプレッシャーを与えてしまったのかもしれません。

プロジェクトが上手くいった時のビジョンを語ったことは素晴らしいと思います。

ただ、社員さんにしてみれば、宝の地図だけ渡してあとは丸投げと思われても仕方ありません。
 
日頃から事業計画や方針を決める際に、幹部社員さん達とコミュニケーションを取りながら経営をしていれば、幹部社員さん達も鍛えられていると思いますが、極端に言えば、というか中小企業ではよくあることですが、社長のワンマン経営だと社員さんが育っていません。
 
ちょっと、横道のそれますが
 
「責任は俺が取る」式では、責任を持たせるのでは社員さんの本気度が違うので社員さんを甘やかすのはやめた方が良いですよ。

SNSなどでコンクリートやアスファルトの隙間から咲いている野花を「ド根性タンポポ」なんて言っていますが、生命は環境というプレッシャーにより進化するのですから、ある程度の責任はとってもらうようにしましょう。
 
たとえば、失敗したら5パーセント減給、成功したら10パーセント昇給のように(事前に労使で話し合って決めておきましょう。これもコミュニケーションです)
 
話を戻しましょう。
 
有名な言葉なので、聞いたことがあるかもしれませんが
 
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 ~山本五十六~

「知恵を貸して下さい」と頭を下げるときに、事業計画書と経営方針の社長案を配布しましょう。
 
事業計画書の詳細はそれだけでセミナーを4回以上開けそうなので、事業計画書の作り方から学びたい方はこちらをクリックして下さい。

数字の羅列だけではない、つかえる事業計画書を作ることができるようになります。

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(ポチったら帰って来てよ 笑)

社長案の事業計画書を社員さん達に公開するメリットは、「出来たら良いなぁ」が無くなることです。

時々いるんです。

行動計画と行動目標がごちゃ混ぜになっている社長さんが。(特に個人事業主に多い)

たとえば、車の免許もないのに、移動販売車の活用を計画するとか(無免許で捕まえる間に事故るってば 笑)
 
事業計画書を画餅に帰すことが無いようにするためには、「現場レベルでできること」に集中する必要があります。
 
現場のことは現場に聞くのが一番簡単(これもコミュニケーション)
 


【社長は偉い人じゃないしスーパーマンでもない】
 
社長が偉いんじゃないよ。偉大なことを成し遂げる人が偉い人なんだよ。
 
社長は何でもできるスーパーマンじゃないよ。
必要な時に必要なことをしてくれる人たちと円滑なコミュニケーションをしているだけの人なんだよ。

さらにいえば、組織の中で我慢できない、わがままで協調性のない問題児が起業しているだけ。
良い会社に就職できなかったボンクラがやる仕事が後継社長なんだよ。

後半の2つはカカトコリさんのことなので、あまり気にしないでくださいネ
 
鉄鋼王として有名なカーネギーの墓碑銘を知っていますか?
 
  『おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男ここに眠る』

日本でも似たような言葉があります

  『実るほど頭が下がる稲穂かな』

コミュニケーションをキーワードにお伝えしましたが、ほかにももっともっとやるべきことがあります。
 
もし、興味があれば現場を確認しに行きますので、下記のお問い合わせフォームから連絡をして下さいネ
 
参考になりましたでしょうか?
 
どうなったかも教えてくださいネ
 
素晴らしい質問をありがとうございました。

いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

 


【過去セミナー参加者の声】
  

 

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
危険
いつも行く書店さんで立ち読み防止のためにラッピングされていたのね
昨夜から読み始めたんだけど
   
仕事を放棄したくなる面白さ
 
歴史を考えるときに、現代の基準で判断することほど野蛮なことはない
   
とは言うものの、後半のマリーアントワネットが起訴される場面は読んでいて苦しくなる
歴史小説のジャンルなんだけど、裏付け取材が綿密なのでどこまでが真実なのかは不明なんだが
人間はときに、こんなにも残酷になれるものなのか
 

 




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