社員が定着する職場の作り方

      2023/10/07

承認されたい、認められたいという欲求は誰にでもあるもの。
話を真剣に聴いてくれたり、行動を褒められたり、励まされたいとだれでも思っている。
特に自信のない人ほどこの傾向が強い。
会話が弾む職場には素敵な仲間が集まる。

今朝の気になった言葉
 
 流行語大賞
 

 
 木村拓哉
 
岐阜信長まつりで、信長の役をキムタクこと木村拓哉さんが演じるということで何度も警備とからめて報道されている
 
韓国でのハロウィン事故を意識してのことなんだろうけど、広告費に換算したらすごいことだろうな。
 
昨夜のセミナーでも「プレスリリース」について少し話した。

採用されるプレスリリースにはニュース性があると。
 
 
今年の流行語大賞の候補が発表されましたね。

いくつご存知ですか?
 
カカトコリさん的には「きつねダンス」と「村上様」のような明るい物や、くすっと笑えるものが良いなぁ。
 
よう知らんけど(笑
 
 
さて、本日はそんなくすっと笑いながらも、真剣に取り組む職場づくりに関する製造業の方からの質問です。
 
どうすれば、社員さん、特に新人さんのモチベーションが上がるでしょうか?
 
一朝一夕には成果は出ないけど、長期的には大きな差がつきますよ、良い職場づくりは。

 


【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

 

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
 
 
ココアの恋しい季節
  

 

◆ 社員が定着する職場の作り方
 
 
 
【逆から考えてみよう】
 
製造業の方からこんな質問が届きました。
 
ここから

社員が定着し、自主的、主体的に仕事ができるような労働環境を創りたいのですが、何から始めたら良いでしょうか?
労働人口の減少や、ベテラン職人の高齢化を考えると、若い人たちは金の卵。
大切に育てようとするあまり、甘やかしているのではないかと反省の日々です。
若い人たちは、どんなところに仕事のしがいや、働きがいを感じているのでしょうか?
 
ここまで
 
素敵な質問をありがとうございます。
 
技術の伝承を考えると、いつの時代でも若い人たりは、本当に金の卵ですよね。
 
大切にしようと思うあまり、甘やかしすぎるのは良くないと思います。
 
ある程度の刺激や課題(ノルマやストレスとも言う)が無いと人は成長しません。
 
春先になると、コンクリートやアスファルトの隙間から咲いているタンポポが「ド根性タンポポ」とか言われ、SNSに投稿されているのを見たことがありませんか?
 
「温室育ち」「箱入り娘」などと聞くと、どことなくひ弱な感じがしますよね。
 
もっとも、昔の職人のように、「(技術は)見て盗め」では時間もかかるし、若い人の根気も続かないのではないでしょうか?
 
さらに言えば、技術職にかぎりませんが、本来はひとの教育は時間とお金がかかるものなのですが、現代では「失われた30年」の影響で経営サイドにそんな体力のある企業は業種や規模に関係なく少ないように感じます。
 
質問の中に、いくつかキーワードがあるんですが、どれを優先しますかね?
 
定着してくれないと、主体性を持つことも、自主性を発揮することもできないので、まずは、「定着」からで良いですか?
 
 
 
【どんな時に、仕事を辞めたくなるのか?】
 
いくつか社員さんがやめる理由はあると思うけど、突き詰めて考えると、将来に不安を感じた時と、自己の存在意義を見出せない時じゃないんでしょうか。
 
最近、朝ドラの舞台に東大阪のねじ工場が出てくるのはご存知ですか?
 
ねじ工場のスローガンは「小さなネジの大きな夢」
 
具体的には、自社のネジを飛行機に使ってもらおうという夢を持っています。
 
理想は、会社の夢と個々の社員さんの夢がリンクしていること。

ここでいう、リンクとは同じという意味ではありません。

会社の夢を実現することで、自分の夢も達成しやすくなるという意味です。
 
会社の夢やビジョンを語りましょう。
 
ホラでも良い。夢を持ち夢を語ろう。

最初は相手にされません。
 
何度も、何度も語ることで社長自身が本気で取り組むようになり、数人の社員さんが気にするようになり、協力してくれたり、邪魔しなくなっていくものなのです。

夢が具現化に向けて育っていくのだと思って下さい。

次に行きます。

人はどんな時に、自分の存在意義を感じることができるでしょうか?
 
一言で言うと、あてにされたときです。
 
「そんなこと言っても、新人に任せられる仕事なんか無いよ」という声が聞こえてきそうです(笑
 
本当でしょうか?
 
製造業なら「工程管理」(プロセスマネジメント)という言葉はご存知ですよね。
 
ひとつの仕事や作業を可能な限り細切れにし、ひとつ一つの工程をいかに効率化するか、と同時に、順番を変えるなどして、全体的な効率の改善を進めていく考え方です。
 
実はこの「工程管理」という考え方は、すべての業務に応用が可能です。
 
当然、最初は新人さんには教えなければなりません。
 
教えてできるようになったら、任せていき、できていたら感謝を伝える。

この、単純なことから新人さんのできることを増やしてみたらどうでしょう?
 
たとえば、製造業なら工場内に機械がありますよね?
 
毎朝の潤滑油のチェックを任せるとか。
 
5S活動を部分的に任せるなど。

新人でも教えたらできることは必ずあります。

その時の注意点。

なぜ、それをするのか。なぜ、そうするのか、という目的の共有です。

目的・目標・手段・実践・フィードバック・改善
 
目的に合致していれば改善の提案もあるかもしれませんよね。

そして、そのためには意見や質問をしやすい雰囲気作りにも努めて下さいね。
 
休憩時間はなるべく多くの雑談をしましょう。
 
社員教育の参考になる言葉を紹介しましょう。
 
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
    ~山本五十六~
 
「ほめる」の部分は、「励ます」の方が新人向けかもしれませんね。
 
参考になりましたでしょうか?
 
どうなったかも教えてくださいネ
 
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

 


【過去セミナー参加者の声】
  

 

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
今月のメールマガジンの執筆開始
  
プロテインのちょっとした実験
  
常温の水じゃなくぬるま湯で飲んでみた

 
パイナップルの一人食い
  
 
夜は売上創造塾のセミナー
いつも以上にコンサル事例を紹介した
実践のヒントになりますように

 




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