あなたの仕事の目的はなにですか?
2018/03/07
ようこそ岡山の経営コンサルタントカカトコリのブログへ
◆ あなたの仕事の目的はなにですか?
仕事柄、創業者の相談に乗ることも多い。
上手くいくだろうなぁ、と思うこともあれば
「どうなんだろう」と心配することもある。
ヒアリングしてて、一番の違いは自分なりのココロザシやビジョンがあるかどうか。
たとえば、単純に「〇〇の仕事をしたい」と思っているのか、それとも「今の〇〇業界には問題があるので、△△をしたい」と思っているのか。
「なんだか、経営者になればお金が儲かりそう」程度の甘い認識ではけっしてうまくいかない。
〇〇の仕事をしたいだけなら、就職という選択肢があるじゃん。
業界を変えるにしても、わざわざ創業する必要があるんだろうか?と慎重に対応する事にしてる。
もちろん、ご本人がリスクを背負う覚悟があるのなら反対はしない。
そこで、ヒアリングの重点を創業に至った、きっかけや動機。
動機が不純なままで上手くいった事例は少なくとも私のところにはない。
また、創業者でも同じ。
きっかけや動機、その仕事を通じて世の中に伝えたい価値観を聞かせていただくことにしている。
つまり、自分自身の仕事の目的と言うものを明確にしてもらうのです。
仕事の目的が明確になったら、次に質問するのが「企業」そのものをどのように経営していきたいのか。
目に見える仕事とは別のことを考えているかどうかをこの質問を通じて聴きだしていく。
セミナーでは「仕事は自分の価値観を表現するステージ」という話しをよくさせていただく。
どういうことかというと、最初に思い付いた〇〇のビジネスがうまくいけばいいけど、ダメなときにはどうするのかまで考えているかどうかがはっきりするから。
また、最初はうまく言っていても、人間に寿命があるようにビジネスにも寿命があり、その時、どうするのかを考えておいてほしいから。
自分が世の中に訴えたい価値観は、ひょっとしたら最初に思い付いた〇〇の仕事ではなくてもいいのかもしれない。
そういった上手くいくときと、そうでない時の、両方のパターンを考えておかないと企業経営はうまくいかない。
次に考えるのはやっと具体的な仕事の話し。
先ほども言ったように、仕事そのものは自分の価値観を表現するステージであり、手段のひとつ。
その表現方法である仕事について、いくつかの質問を繰り返していく。
その仕事の将来性と、収益性はどうなのか?
いくら自分がやりたい仕事であっても、現実問題として世の中は経済社会なので、その組織を維持するだけの経費、つまり、損益分岐点を超えるだけの売り上げが見込めないなら、継続はおろか、存続することすらできない。
「一年目は赤字になるのが普通だよ」などと言う先輩諸氏の慰めや、たわごとにだまされないでほしい。
最初から黒字を目指さないと、最近の傾向としてビジネスそのものの寿命が短くなっているので、初期投資を回収できないまま、終わることになってしまう。
どうやって集客し、いかにして買ってもらうか。
お客さまに提供できるベネフィットは何か?
他社ではなく、自分の会社を選んでもらう確たる理由と裏付けはあるのか。
そして、利益が上がったら、どのようにそれを使うのか。
失敗する創業の多くのパターンが利益が上がっても倒産廃業に追い込まれるのは、利益の使い方を公私混同してしまうから。
仕事を通じて得た利益は会社のもの。
それを公私混同してしまい、従業員から反発されたり、お客さまからそっぽを向かれてしまう。
雇用の拡大や、社会貢献に回すならまだしも、高級車を乗り回したり、豪邸に住んでるようでは反撃されて上手くいかなくなってしまう。
だから、何のためにその仕事をしているのか、仕事の目的が重要になる。
それらを明確にし、文章化し、企業理念、経営理念として公表することで、自分自身への戒めとなる。
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