ダメ上司は「裸の王様」だ

      2023/05/18

「上司」で検索すると、「ダメ上司」が候補に出てくるんですよね
ダメ上司といわれないためにどうしますか?

ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ

 

◆ ダメ上司は「裸の王様」だ

今年の夏休みはいかがでしたか?

私はしっかり、エネルギーを充填できたので、一気にクリスマス休暇まで突っ張れそうな勢いです (*^^)v

さて、本日も前回の続きです。

前回の記事はこちらからお読みいただけます

https://www.cacatokori.net/blog/20160815295

リーダーは率先垂範、いつも部下の規範になるよう行動しろ

私が、ビジネスを覚えるために大阪で、丁稚生活をしていた30年以上前はそんなことを言われていました。

ほかにはこんなことも

難しい状況にある時こそ、指揮官先頭

勝負の時には、指揮官が陣頭指揮

お世話になっていた社長が直接、そのようなことを言ったことはありませんでしたが、社長の友達から、そんなことを、何かにつけ教えられました。

そして、そんなもんだと思っていました。

お世話になってた社長がいつも態度で示していましたから。

でも、それはすごく優秀な人か、無茶苦茶シンプルな状況でしか通用しません。

のちのちに、組織論や経営を学ぶにつれ

いや、もっと正直に言うと

社長になってからの多くの失敗を通じて気づきました。

自分が一番、気を付けていたはずの「裸の王様」になっていました。

YESマンばかりならまだ組織がある程度は動くのですが、私の場合は、組織が全く動きませんでした。

自立ではなく、孤立してしまっていました。

なぜだと思います?

あまりにも多くの面で、経験不足でした。

自分の弱いところ、足らないところ、欠点、短所を素直に認めることが出来ず、ハリネズミのようにとげとげしていました。

当時は、まだ、社長は指揮官なんだから、部下よりも優秀でなければならないという勘違いをしていたし、そもそも、部下とは役割も土俵も違うのに、おなじ土俵で勝とうとしてました。

井の中のカワズですね。

知識も体験も豊富なんだから、部下の土俵で負けるわけがないのに。

ひょっとしたら、社長の土俵では勝てないことが判ってて、そっちの土俵に上がるのが怖かったのかもしれません。

変わったきっかけは、ひとりの社員の入社でした。

それまでは職安に求人票を出し、来てくれたら入社。

しかし、ほとんどの場合、試用期間で不採用と言うすごく効率の悪い求人活動をしていました。

ひとり雇用すると大卒の新卒だと約3億円のお金を使うのに随分といい加減なことをしていたものです。

私が社長になってからは、ちゃんと入社試験をするようにしました。

数学と英語と一般常識を。

めったに合格する人が出ない。

その難しい入社試験をクリアして正式採用した社員が本当に優秀だったんです。

それまでは、自分自身が力み過ぎてスタッフの良いところや、強みを見逃していただけなんだけどね。

そのことに気付いて、改めて組織論を勉強し直しました。

実は、日本神話の昔から伝わってる事なんです。

イザナキノミコトのあまったところを、イザナミノミコトの足らないところと組み合わせて、新しい子供が産まれました。

おなじように、お互いの強みと弱みおもちより、カバーしあい、より素晴らしい成果を上げるために組織があるのです。

そのことに、やっと気付きました。

具体的にやったことは・・・

ということで

次回の更新をお楽しみに

 




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