白いカラスのことは考えないで下さい
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
◆ 白いカラスのことは考えないで下さい
おはようございます
本日も前回の投稿の続きです
前回の記事はこちらからお読みいただけます
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/20160816297
自分ひとりで考えてもなかなか、良い考えが浮かびませんでした。
そんな時、ある先輩経営者に言われました
スタッフの意見も聞いてみたら？
そう言うと、決まっています、こんな発言をする社長さんが
「うちのスタッフからろくな意見が上がってきたことが無い」と。
なぜ、解るかというと、当時の私も感じだからです。
でも、今は違います。
それって、私なりの解釈だと、会議の進行が下手なんだと告白してるようなもんなんだけどな。
たとえば、冒頭の言葉
「白いカラスのことは考えないで下さい」と言われたら、ほとんどの人が最初に『白いカラス』を最初にイメージしてしまい、そして、さらに、『白いカラス』のことを考え続けてしまいます。
つまり、リーダーのリードがまずいってことです。
そして、最初に投げかける質問を慎重にする必要があるってことです。
たとえば、お化粧品の話しに戻しましょう。
「うちは、フェイシャルエステを通じて、お客さまにどんな貢献をしてると思う？」
この質問で、自社の事業領域が決まります。
おそらく、社長が思っているものとは違う意見がどんどん出てきて、ビックリするでしょうが、くれぐれもどの意見も否定しないようにして下さい。
まだ、この質問はほんの序の口。
ウォーミングアップです。
また、スタッフさんがなれていなければ「ろくでもない意見」も出てくるでしょう。
その時に、会議の流れをリードするのも、リーダーである経営者の役割です。
ちなみに、ホワイトボードを準備し、何についての会議なのかを、また、出てきた意見を書きだしていくと、「ろくでもない意見」が減ってきますので、参考にして下さい。
ウォーミングアップが終わったら、ここからが本番。
仮に自社の事業領域が「自信ある輝く女性を創出する」に決まったとしましょう。
いよいよ、見込み客を絞り込むための質問です。
「そんな女性になりたい女性はどこにいて、どんな暮らしをしてると思う？」
見込み客の顔が浮かんでくるまで、職業、居住地、年収、などなどをどんどんスタッフさんに聞いてみてください。
経営者がひとりで考えていたのでは思い浮かばなかったような意見がでてきて楽しいですよ。
そして、この会議形式をやるようになった時の一番の収穫を話しておきましょう。
それは、スタッフひとり一人のモチベーションがぐんと上がります。
人は、だれでもまわりから認められたい存在です。
会議で否定しないことで、社長が自分を必要としてくれているという思いが伝わり、やる気に満ち満ちてきます。
そうなるとどうなるか
続きが気になる方は拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』（同友館）をお読みくださいませ。
さて、次回からまた別のテーマで更新しますね。
どんなテーマになるのか、お楽しみに
【最新情報】
新作『オープンルール経営のススメ』（同友館）おかげさまで好評です
お求めは、お近くの大型書店またはアマゾンで
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか？
感想コメントなどをいただくと励みになります。
フェイスブックなどで紹介して頂けるとすっごく喜びます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
＝＝＝＝＝
著作一覧
【最新作】
『オープンルール経営のススメ』（同友館）
⇒ http://amzn.to/1sulyr3
『幸せな人にとっては当たり前なのに、多くの人がやっていないこと』（あさ出版）
⇒ http://amzn.to/1lPdmxm
『一天地六の法則』（サンマーク出版）
⇒ http://amzn.to/2aCtTn8
公式ホームページはこちら
最新のセミナー情報などをご覧いただけます
⇒ http://www.cacatokori.net
過去、セミナーを収録したＤＶＤのお求めはこちらからどうぞ
⇒ http://www.cacatokori.net/books_dvd
公式FaceBookページ
FaceBookに登録が無くてもご覧いただけます。
お気に入りに登録しておきましょう。
FaceBookを使っているなら「いいね！」をしてくるとすっごく喜びます。
⇒ https://www.facebook.com/CacatokoriOffice
弊社へのお問い合わせは今すぐこちらからどうぞ
⇒ http://www.cacatokori.net/contact