クレームを防ぐためにお客さまを教育しよう

      2018/03/07

ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ

◆ クレームを防ぐためにお客さまを教育しよう

おはようございます

教育という言葉に抵抗があるなら、他社との違いを伝えると思って下さい

法人相手のビジネスの場合を書いていますが、個人相手のビジネスでも応用できますので、クレームが気になる方は良く読んで下さいね

ということで、本日も前回の続きです

前回の記事はこちらからお読みいただけます

https://www.cacatokori.net/blog/20160819311

見込み客に最初にすべきことがあります。

これときちんとしないと、自分自身でクレームの種まきをしてるようなものです。

それは「自社」の自己紹介をすることです。

どんな人をお客様として認めているのか。

何を提供することができるのか。

万が一、満足いただけない場合はどうするのか

お客さまに協力して頂きたいことは何か などなど

硬い表現をするなら、お客さまとして認めるための、面接試験だと思って下さい。

お客さまの方も、「この人と付き合っていいのかなぁ」と不安に思っています。

不安を払しょくするためにも、この試験をすると、後々、安心してもらえるみたいです。

今回、紹介しているのは試験の方法のひとつで、直球どまん中なやり方です。

ほかには、お寿司屋さんの「時価」なんてのもありますよね。

本当に良いもの出そうとすれば、そして、適正な価格にしようと思えば、「時価」と表現するのは売る側からしたら、合理的なのでしょうが、私のような庶民はビビってしまいます。

そんな時には、内容はその時々で構わないので、お任せ松コース8000円とか、お任せ竹コース6000円とか書いていて欲しいし、そもそも、この「価格提示」というのも、とらえ方によっては試験ですよね。

話しを戻しましょう。

自社の試験は、交渉事の項目の提示でもあります。

本来ビジネスは交渉事のひとつで、お互いに対等な立場での話し合いです。

売る、売らない

買う、買わない

お互いに選択する権利を持っています。

お客様だからと言って、売らなければならないという法律は特定業種以外ではありません。

条件が合わなければ、売らなくても構わないのです。

そして、実はつい最近知ったのですが、交渉事では、最初に条件を提示したほうが有利なんだそうです。

なぜなら、最初に条件を提示されたら、その条件に合わせて交渉がスタートするからです。

そして、条件に合わせてでも、契約したり、買いたいと思ったら譲歩したり、条件を飲むしかないじゃないですか。

なので、お客さまの方も安心して交渉事のテーブルに着く事が出来るのだそうです。

情報や、条件の先出しをしておくと、はなからクリアできない人はお客にしなくて良いので、交渉事がスムーズに進むようにもなります。

「理屈は判った。
 では、どうやって取り組めばいいんだ?」

という声が聞こえてきそうですね。

次回の更新では、ある会社で実際に、最初にルール化したことをご紹介しましょう。

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