なぜ、織田信長はリーダーシップを発揮できたのか
2023/06/27
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
本拠地は岡山 本日は雨の中、新潟のクライアントさん訪問。
その後、富山、石川、福井のクライアントさん訪問のために、夜間移動の予定です。
こんな日は、事故も多いので、いつも以上に防衛運転しなくては。
「良い経営者になろう」「良い会社を作ろう」「社会的存在意義の高い会社にしよう」
と、日夜頑張っておられる社長さんのお役に立てるよう、頑張ろうっと
ところで、あなたは何のためにその仕事をしてるのか、をじっくり考えてみたことがありますか?
ある研修で「自分のため」と言って爆笑を誘った経営者もいましたが、私は間違っていないと思うんですね。
まずは自分のベースがしっかりしてないと、他人様のお世話なんてできませんから。
どんなことで、他人様のお役に立ったり、社会貢献したいと思っていますか?
◆ なぜ、織田信長はリーダーシップを発揮できたのか
「天下布武」
ご存知、織田信長の錦旗です。
武力をもって、天下を平定する。
信長は一家の重鎮からは「うつけ(ろくでなし)」という評価を得ていました。
次男坊の方が重鎮たちの評判も良く、のちに、後継者争いの火種になってしまいました。
その信長は、物心ついたころから、自分の側近の若衆といっしょに、領民たちといっしょに、野戦ごっこや野駆けの日々を過ごしていました。
行ってみれば、次の総理大臣が、素でいろんな飲み会や合コンに参加するような感じ?
その時の交流が言ってみれば、市場調査みたいなものになったのだと思います。
つまり、一般大衆は何を求めているのか を肌感覚で知ることが出来たのではないでしょうか?
働けど、働けど、戦国時代のこと、争いになれば、父や兄が戦場に駆り出され、けがをして動けなくなったり、最悪の場合、なくなってしまったり
身内が死ぬことも悲しいけど、労働力として考えると、苦しみが続く。
なんとかせんといかん と思ったのかもしれません。
単純に、自分の武将としての野望のために、天下を取りたいというライバルと、「錦旗」がある、大義名分がある信長。
どちらが、領民の協力や賛同を得やすいでしょうか?
意外と知らない方も多いのですが、桶狭間で今川を破ったことで、強い武将と思ってる方もいるかもしれませんが、群雄割拠の戦国時代では、戦闘そのものは信長はけして強くありませんでした。
そこで、戦いたくない武将とは外交交渉でしのぎ、自分の実力を蓄えていきました。
「天下布武」のために。
また「天下布武」に賛同した家康とは同盟を結びました。
下剋上の戦国時代だから、同盟なんかあっというまに破られてしまいます。
でも、大義名分に共感した家康との同盟が信長の存命中はずっと続いていたことは、この時代の常識からすると、文字通り、異常なことなのです。
すごく残念なのは、やはり、本能寺の変でしょう。
言ってみれば、中途採用の明智光秀の謀反により、亡くなってしまいます。
もし、あの事案がなかったら、日本がどうなっていたのかと思うと、すごいと思いませんか。
なぜ、光秀が謀反をしたのか
いろんな説がありますが、「天下布武」の思いが上手く伝わってなかったのではないかと、愚考してしまいます。
何のために、それをするのか?
信長は「天下布武」
それは、続く戦乱の世から一般庶民を救うため。
会社経営についても、同じだと考えています。
どうあるべきなのか
どうありたいのか
そのために、何をするのか
経営者を筆頭に、全社員が元気になったり、勇気を持つためにも、理念は必要なんだと思います。
自分たちの船はどこを目指すのか
ただ、単純に一種懸命にオールをこいで、上陸したところが「ここじゃなかった」とショックを受けないためにも
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