リーダーはいない方が良い
2018/03/07
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
本拠地は岡山 本日は岡山にいます。
何が起きたのか、昨日は14,957ページビューでした。
ブログ記事はアーカイブと検索が命と聴いたことがあるんだけど、今年になって比較的まじめに更新してるからなのか?
ただ、狙ってるキーワードではまだまだ検索順位が高くないので頑張ろうっと。
ということで、本日もカカトコリさんでないとできないことに取り組んでいます。
あなたでないとできない仕事って、どんなことですか?
そうそう、昨日の重大発表はエイプリールのネタです。
まったくの嘘ではなく、「現実になると嬉しいな」と思ったことで、「ウソから出たまこと」になるよう応援していただけると嬉しいです。
◆ リーダーはいない方が良い
朝礼がおわったら、自分の持ち場に戻り、諸々の執筆に集中するのがカカトコリさんの仕事のスタイル。
それなりに、集中してないと仕事にならないので、スタッフからの「報連相」はまとめてやってもらうことにしている。
そのためには、日常のコミュニケーションの中で、何が緊急で何が緊急ではないかの色分けが重要。
その基準だとか、全社的に目指すべきゴールを設定するのが、トップリーダーである社長の仕事。
そして、各部門担当者が、おのおのの部署の進捗をマネジメントしていく。
言葉で言うと、小難しく聞こえるかもしれないので、弊社で日常的に交わされている会話を再現してみよう。
「午後から、クライアント先に出かけてくるけど、用事のある人?」
「ない!」
「ありません」
「邪魔だから、早く出てってください」
「帰ってこないでくださいネ、仕事が滞るから」
なんでこんな会話ができるようになったと思います?
もちろん最初からこんな状態が作れたわけではありません。
社長になった当時は、アジアやヨーロッパへの海外出張も多かったのですが、いつも、衛星電話を持たされ、地さに関係なく、なんでもかんでも電話してくるような、ひどい状態でした。
これでは、落ち着いて、風邪をひく暇もありません。
万が一のことが社長に起こった場合には・・・と考えるとすごく怖くなったのを思い出します。
十数人いる社員さんが、そのご家族もひっくるめ翌日から路頭に迷ってしまうことになってしまいます。
「これじゃぁ、いかん」
「かかわる人の幸福と利益に貢献するために仕事をしてるんじゃないんか!
なんとか、いなくても仕事が回るように仕組化しなくては」
そもそも、組織活動ってなぜ、組織で取り組むの?
同じ目的やビジョンに向かってこころざしを同じくする仲間が集まって、その目的やビジョンを達成するためじゃないん?
そして、ひとつの目的を達成するためにすべきことや、やったほうが良いことは山のようにある。
ほかにたとえるなら、ジグソーパズルと同じ。
ひとつ一つの個性ある形が集まることで、仕上がりの絵(ビジョン)を作っていくんだよね。
個性あるメンバーが集まり、お互いの得意を持ち寄り、不得手を補い合い、輝ける未来を一緒に作り上げていく。
また、誰がやってもそこそこの成果が出せるように、しくみ化しておかないと、リーダー以外でも、けがや病気など出社できないことはよくあること。
特に、弊社のように障害児を抱えてるおかあさんが集まってるので、いつなんどき、学校からの呼び出しが入るかもしれん。
とにかく目指したのは、「誰でもが休みたいときに、安心して休める組織づくり」
まず、具体的に取り組んだのは、自分がやってる仕事のリスト化。
まじで「電話を取る」などの本当に細かいところまでリスト化していきました。
ちょっとだけ高度なものでは、海外の取引先への連絡業務
主に、発注と納期の問い合わせがメイン。
ちなみに、弊社の入社試験には、英語もあります。
4年制大学の英文科の4年生が合格点をとれないくらいのレベルの。
一番のヒントになったのはこの交通標語。
認知・判断・作業
それと、PDCAのスケジュール化
どんなことが起きているのか
必要な情報を収集し、判断したら、誰でもが、そこそこの成果が上げれるようにマニュアル化して教育訓練を施し、実際にやってみて現場からのフィードバックを集め、改善を繰り返す。
フィードバックの内容によっては、朝令暮改と批判されることを恐れず、すぐに改善していく。
改善内容はすぐに全社員で共有する。
やってみると解るんだけど、社長でないとできない仕事って、すっごく少ないよ。
大きな方針である経営理念や、経営方針を決めると、あとは現場レベルで知恵を出し合って何とかしてくれるから。
そのむかし、師匠から
「社長の一番の仕事は部下の仕事の邪魔をしないこと」って教わっていたけど、机上論じゃなく、実際にやってみたら骨身にしみてわかるので、興味があれば、ぜひ、取り組んでみてくださいネ
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