リーダーにしかできない仕事とは
2023/01/20
ようこそ小さな会社のための経営コンサルタントカカトコリのブログへ
本拠地は岡山 本日は岡山にいます。
「自分がいないと、会社が回らないんじゃ」という中小企業経営者の方多いです。
逆に質問したいんだけど、例えば、交通事故で重傷を負ったり、インフルエンザになって出勤できないときや、身内の慶弔ごとが起きた時、どうしてるんでしょうか?
ぶっちゃけ、あなたの会社やお店がなくても、世の中は回ってるし、会社やお店も何とかなるもんですよ。
また、何とかなるようにしておかないと、従業員さんやその家族の生活はどうやって守るんですか。
それって、経営者の責任じゃないんかなぁ
自分がいなくても回る仕組みを作ることって
◆ リーダーにしかできない仕事とは
前回の続きです
前回の投稿はリーダーの志の持ち方
病院のベッドでひとり天井を見ながら自分が日ごろかかわっている仕事をリストアップしてみました。
目的は、権限の委譲。
「あいつにこれは大丈夫かなぁ」などと考えてしまうところですが、そんなことは言っていれません。
なんせ、ガンという病気になってしまったのですから、大丈夫だろうが、大丈夫でなかろうが、残った人間で対応してもらうしかないのですから。
そこで、思い切って発想を変えてみました。
自分がやってる仕事だけど、先輩やほかの人からおしえてもらってできるようになった仕事にはどんなものがあるだろうかと。
もともとのエンジニアとしての機械のメンテナンス。これは間違いなく先輩や研修を通じて習ったこと。
経営者としての財務諸表のチェックやその他の経理資料のチェックも専門家の先生などに教えてもらった。
効果的な営業トークの組み立て方もコンサル仲間や先輩から教わった。
などなど、細かく、細かくチェックしてみて気づきました。
「自分にしかできない仕事」ってほとんどないんですよね。
だって、教わってできるようになったってことは、おしえたらできるようになるってことでしょ。
もしこれを読んでるあなたが、リーダー的な立場で、「自分がいないとチームが動かない」なんて思っていたら、それは大きな勘違いだし、そもそも、部下に失礼だし、もっと言うと、今まで何をやってきたの?ってことですよ。
これ、親子関係でも同じじゃないのかな。
いずれは、親の方が先に死んじゃうのに、子供が自立できるように教育してない親って多いでしょ。
子供が心配って、言いながら、自分がやってきたことに自信がないんだよ。
まぁ、もっと言うと、教育の本質が解ってないんだよね。
自律自助をサポートするだけだってことが。
会社でも基本的に上司の方が先に定年になるなど、組織を去るわけだから、自分がいなくなっても良いように、行進を育てなきゃ。
ただ、カカトコリさんの場合は、それが予定よりも早く来てしまって、投入できる時間が少ないってだけのこと。
あわてても仕方ないよね。
そこで、教えてできることを教えることは後回しにした。
なぜなら、たとえば「経理のことは〇〇先生」みたいにリストアップしておけば、その先生に直接教えを乞うことができるよね。
なので、本当に自分にしかできないこと、周りから「ユニーク」とか「真似できない」って言われていることに集中して考えてみた。
つまり、カカトコリさん自身の、「物も見方や、考え方」に集中してみた。
その結果、生まれたひとことが、拙著『一天地六の法則』(サンマーク出版)のジャケット(世間では表紙とかカバーと呼ばれている)の裏に書かれてるあの一言。
あの一言を伝えたいがために、本を一冊書いたんだよ。
親に送る遺書としての役割をかねてネ
ところが、ところが
次回の更新に続く
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
感想コメントなどをいただくと励みになります。
あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
【以下告知】
【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori
【著作一覧】
⇒
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM
【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
⇒
https://amzn.to/2KAvObF
弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
⇒
https://www.cacatokori.net/contact