続・集客をマトリクスで考えてみよう

      2021/09/19

集客をマトリクスで考えてみよう、の続きです

ビジネスの入り口は集客です

予想より、ザックリ半年早いけど、それでも2年近くかかりました。

とある岡山の会社の販促。

営業部門のテコ入れをお願いされたんだけど、まずは「何のために仕事をしているのか?」から始まった。

そして、他の部門長も交えて、「自社の存在意義」を全社員に周知徹底。

自社がどんなことで、社会に貢献しているのかを全社員に周知徹底することと、既存客へのアナウンス。

それ以外にも、いろいろやったんだけど、基本的な発想の根拠は「営業マンの報告は正しいのか?」という視点。

どういう事だと思います?

売上を増やしたい方は必読です。

讃岐と言えば(笑

◆ 続・集客をマトリクスで考えてみよう

1. 今までの商材を今までの市場で売る
2. 今までの商材を新しい市場で売る
3. 新しい商材を今までの市場で売る
4. 新しい商材を新しい市場で売る

どれが簡単だと思う?

そして、意外に見落とされている方法とは何でしょう。

の続きです。

売る側にとって、らくちんなのはどの組み合せでしょう?

おそらく、ほとんどの方が3番をセレクトするのではないでしょうか。

なぜなら、すでに人間関係が出来ていますから、売込みのトークも聞いてもらいやすい。

逆に言えば、人間関係を構築できなければ、どんな商品でも苦戦するということです。

そういう意味では、本当は商材そのものよりも、いかにして信頼してもらうかの方が大切。

もっとも、アコギなことをしていない限り、普通は大丈夫なんですけどね。

今までの既存客から信頼されていれば、基本的に問題はありません。

初対面の見込み客からも、信頼してもらうための方法はあるのですが、今回の主旨とは異なるので、またの機会に。

さて、本題に戻しましょう。

ほとんどの方が3番と答えるということは先ほど言いましたね。

実はそこにチャンスがあるのです。

なんと、2番というすきまが出来てしまうのです。

ビジネスチャンスを探すキーワードは「格差」

もし、売る側にとっては古びた商材でも、いまだアプローチしてない見込み客にとっては新たな情報かもしれません。

「もう、この商品は終わった」っていう言い訳もよく聞きますが、本当に終わっていますか?

たとえば、今日のこの記事は90年代のミリオンヒットを聞きながら書いているのですが、ミリオンヒットって国内だけで考えると、残りの99%には届いてないってことなんです。
(日本人の人口を一億人として計算した)

法人相手のビジネスでも本当に100%の見込み客にアプローチしました?

営業マンの言い訳じゃないけど、たった2~3軒の見込み客に断られただけで、終わった気になっていませんか。

個人相手のお仕事の場合は、基本的に、地域密着型の戦略をお勧めしますが、この場合も、本当にエリア内の全員にアプローチ出来ましたか。

「新聞に定期的に折込チラシを入れています」なんて、答えが返ってきそうですが、そもそも、エリア内の全世帯が新聞の定期購読をしていますか。

定期購読をしているからと言って、チラシまでその都度、読んでいますかね。

カカトコリさんがセミナーをやるようになったきっかけを作って下さった営業コンサルの先生がいます。

その方は、個人相手の商材で日本一に何度か輝いている実績の持ち主。

ターゲットとするエリアは中学校の学区単位。

そして、そのひとつ一つの学区を文字通り、しらみつぶしに営業していたそうです。

実際に、集客は販売活動をしたことのない、マスコミや偉い先生の言葉を疑えって言うのはこういうことなんです。

たったちょっとの出来事を全体に当てはめて考えるのはやめませんか。




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