販売を数式で考えてみよう
2018/03/07
ビジネスの入り口は集客です
集客したら、販売しましょう。
知らんかったぁ~~~
岡山の事務所に出勤する前に、クリスマスイベントに向けて、施設の子供たちにプレゼントするお菓子を手配。
いつも、お世話になっているコンビニの三上店長にお願いしたんだけど、11月中旬からの受注生産で、もう生産してないんだって。
「なんとかします」とは言ってはくれたので、ホッとしてるけど、ちょっとだけ業界の裏を見た気分です。
たぶん、過去の数値や、受注量から判断するんだろうなぁ。
数値と言えば、売上を作るシンプルな公式をご存知ですよね?
一見、シンプルな公式なんだけど、活用すると奥の深さに気づくかも?
是非、活用できるようになりましょう。
写真は、子供たちのプレゼントのイメージです。
◆ 販売を数式で考えてみよう
一見、複雑に思える事でも数式で考えると実はそんなに難しくなく、本質をとらえることが出来るようになります。
たとえば、この数式を見てどう感じますか?
売上=客単×客数
念のため、客単とは、お客さま一人当たりの平均購入金額です。
一日分なら日計。積もり積もって一年分なら年商です。
そして、売上を増やしたいなら、客単をあげるか、客数を増やすか。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ここで、問題です。
あなたのお仕事では客単をあげることが可能ですか?
売上が減ったら慌てて、値引き販売に走る人が多いんですよね。
たとえば、売上が3割り減ったとしましょう。
その時、安売りに走って、3割引きで販売したらどうなりますか?
単純な掛け算です。
0.7×0.7=0.49
なんと、売上は半分以下になってしまいます。
さらに、利益についてはもっと悲惨。
興味があれば、ご自身で計算してみてください。
逆に売り上げを維持しようと思えば、次の数式で計算できます。
客単=売上÷客数
=1÷0.7=1.43
ザックリ、1.5倍の値上げが必要になります。
「そんなの無理!」って瞬間的に思いますよね。
でも何もしなければ、売上を維持することはできません。
あ
気分を悪くしないでくださいネ
数式から事実を言ってるだけですから。
勘定は嘘をつきません。
感情的には認めたくないでしょうけど。
さて、算数は終わって、解決策を考えるために数学を使いましょう。
中学生に戻った気分で計算してみてください。
1.1×1.1=?
1.1×1.1×1.1=?
1.1×1.1×1.1×1.1=?
絶対にあなたご自身で電卓をたたいてみてください。
いきなり1.5倍の値上げは無理でも1割りくらいの値上げならできませんか?
広告のレスポンス率を1割くらいなら改善できませんか?
紹介客を1割くらいなら増やせませんか?
何が言いたいのかと言うと、売上を決める要因をもっと増やして、少しづつで良いので改善を繰り返すことで売り上げを維持したり、プラスにもできる可能性があるってことです。
具体的な追加すべき要因はあなたの業種や業態、積み重ねてきたスキルやノウハウによって異なります。
やった方が良いと思っても、スキルが無かったり、ノウハウを知らなかったり、時間が不足していたり、予算が組めなかったり・・・マイナス要因もどうしても出てくることでしょう。
なので、覚えておいてください。
言い訳からは何も生まれません。
本気で現状から抜け出したいのなら、あなた自身の置かれている広い意味での環境を冷静に分析し、やった方が良いことじゃなくて、できることを積み重ねるしかないのです。
もちろん、最初から上手くいく保証なんてありません。
むしろ上手くいかない事の方が多いでしょう。
なので、シンプルに自社の売上の発生要因を数式化し、早めに手を打っていくことを強く、強くお勧めします。
ちなみに、1月6日のセミナーでは事例も含めより具体的な話しをしますので楽しみにしててくださいネ
本日もお読みいただきありがとうございます
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