売上が伸びる、ここだけの話し

2018/01/09 2018/03/07

ビジネスの入り口は集客です

集客したら、販売しましょう。

30年近くも経営者と言う仕事をしていると、嬉しくはないが、経営破綻の後処理的なことにも関係してきた。

本当に、多くの事をリアルな体験を通じて学ばせてもらった。
　
法的な手続きを開始し、弁護士を入れると、弁護費用が約数百万はかかるので、少しでも弁済に充てたいので、と社長自ら債権者の前で、謝罪と説明責任を果たした宮崎の事例。
これは、経営者の覚悟が尊敬するに値する。

経営破綻を外部のせいにして、自己反省することもなく、法的手続きを選択した、岡山の経営者。
自己反省が足らないから無理だろうなぁと思っていたら、案の定、再起できなかった。

ヤバいところから融資を受けていたので、対処法を訓えたのに、なんの恩返しもすることなく、のほほんとしてる、不義理な輩もおる。

それにしても、昨日のニュースで出ていた、ハレノヒはひどいね。

何があっても逃げちゃいかん。

出来ることはほとんどないかもしれないけど、どんな状況であれ、堂々と説明責任を果たさなきゃ。

経営って、最悪に備え、最善を尽くすことじゃないのかなぁ。

ということで、今日の記事は良い子の皆さんを信用して書いています。

決して、悪用しないように。

悪用すると、幸せになれないよ。

◆　売上が伸びる、ここだけの話し
　
いきなりだけど、Ｍ資金って聞いたことありますか？

太平洋戦争中に軍部が隠匿した通称、「Ｍ資金」と言うのがあって、この度、海底に沈んだ潜水艦が見つかり、引き上げる話が、その筋から漏れてきた。

ついては、その特別プロジェクトに参加できそうな話しがあるんだけど、ここだけの話しなので、誰にも相談しないで下さい。

もし、興味があるなら、3日以内に秘密保持契約書を交付するので、この口座に、保証料として1千万円を振り込むように。

という、「ここだけの話し」
　
同じパターンで、徳川埋蔵金とか、豊臣家が瀬戸内に沈めた黄金とかいろんな詐欺の話しがごろごろとある。

なんで、こんな典型的な詐欺に引っかかるか、不思議に思うよね。

ところが、「自分は大丈夫」と思っている人ほど、簡単に引っかかるから不思議。

なぜなら、人は特別扱いされるのが大好き。

悪いやつに騙されないように注意して下さいよ。とか言いながら、信用させて、あたかも、真実のごとく話すし、秘密保持の目的で、誰にも話すなと言われるから、冷静になる時間も与えない。

ひとたび、信用し始めると、良くあることだけど「あの人が、そんな悪い人だとは思えない」という、被害者特有の、自己弁護も入って、事件全体がややこしくなってしまう。

さて、長い、長い、前置きがおわり、本日の本題に入ろう。

大切なので、もう一度言うよ。

人は特別扱いされるのが好き。

世間一般では、富裕層の方々を対象にすることが多いんだが、そうでない商品を扱っている場合もやり方はあるので、最後まで読んでネ。

「お得意様限定特別内覧会」

これ、某百貨店からの封書に時々、書いてる。

たとえば、新年の売り出しの前日に「お得意様限定」で販売していたりした。
（最近は元旦からの営業になって、来なくなった）
　
で、カカトコリさんのことだから、冷やかすんだよね。

「お前のところの「お得意様」は何十万人いるんじゃ？」と。

つまり、Ｂランクのお得意様向けの内覧会。

とはいうものの、いつも、そんなことをしていたら、信用を無くすので、一年間に数回だけ、本当の限定内覧会もやっている。

さすがに、こちらは、セレクトし尽くした、すごい商品ばかりが並ぶので、目の保養にはなっても、手が出せないストレスが発生する（苦笑
　
ただ、自分も選ばれたんだという、感覚は味わうことが出来る。
　
ある自動車のディーラーでは、特別仕様の高級車を販売するときには、顧客リストの上位からご案内をするそうだ。（某宝石店も同じ）
　
もちろん、顧客リストは個人情報の塊で、職業や推定年収が記載されている。
　
以上はどちらかと言うと、富裕層向け。
　
しつこいようだけど、覚えて欲しいので、もう一度。

【人は特別扱いされるのがだぁ～～～い好き】

ある居酒屋さん。

時々、お世話になっている。

幹事として予約すると「カカトコリさんにはいつもお世話になっています。これ、お店からです」と必ず、一品つけてくださる。
　
お店的には、数万円の売り上げに対して、数千円だから、痛くもかゆくもない範囲。

でも、ぶっちゃけ、嬉しい。

また、お世話になってしまいそう（笑

あなたのお仕事でも応用できないだろうか？

本日もお読みいただきありがとうございます

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