販売とコスパの関係

      2018/03/07

ビジネスの入り口は集客です

集客したら、販売しましょう。

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

「下請け業者の団体ってなかったっけ?
 値引き受注しても、誰も幸せになれないよ」
 
昨日の山口でもそんな話しをしてました。
 
外注するほうも考えれば良いのに。
 
忙しいときとか、緊急事態とか、日頃、儲けさせてもらってないと、それなりに受注量があれば後回しにしたくなるのが人情じゃないかなぁ。
 
外注業者さんの協力があればこそ、仕事がはかどるんだと思うんだけどね。
 
仕事内容で差別化できないなら、他の方法で差別化すれば良いのに。
 
具体的には、来月のセミナーにリクエストもらってるので、お楽しみに。

◆ 販売とコスパの関係
 
「安くしないと売れないんだよなぁ」

と、コンサルをしていると、よくお聞きします。

もし、自分がお客様だとして考えてみて下さい。

安いけど、品質の良くないもの
 
安いけど、品質の良いもの

どちらを選びますか?
 
おそらく、ほとんどの方が「安いけど、品質の良いもの」を選択したのではないでしょうか。

では、もう一歩突っ込んで考えましょう。

品質は良いけど、高いもの

品質も良くて、安いもの

なら、どうしますか?
 
おそらく、これもほとんどの方が「品質も良くて、安いもの」を選んだのではないでしょうか?

品質が良くなくて、高いもの

品質が良くなくて、安いもの 

だとどうなりますか?
 
普通に考えたら、品質が良くないくせに、高いものは売れませんよね。

そして、多くの方が、品質が良くて安いものを買いたいと思いつつも、現実として高額商品も売れていることに気づいていますか。

たとえば、輸入車を見てみると、以前はドイツを代表する大衆車であるワーゲンがトップだったのですが、去年のデーターによると、同じドイツでも高級車の代表であるベンツがトップになっています。

一方、国産車を見ると現在モデルチェンジ中のトヨタセンチュリーを除いても、1000万円以上の車種が6車種もあります。(調べていて、ビックリしました)
 
カカトコリさんが、社会人になった頃は、ちょうど「ハイソカーブーム」でソアラやクレスタなどが売れていたころですが、それでも、300万円くらいだったので、マジでビックリしました。
 
本当に安くしないと売れないのなら、世の中の自動車は軽四ばっかりにならなきゃおかしいですよね。

しかも中古ならもっと安いのに。
 
高級車の代名詞であるベンツのSクラスにも、ロールスロイスの兄弟車であるベントレーにも載ったことがあります。

もちろん、運転席でなく、後部座席です。

乗せてもらったオーナーさんには申し訳ありませんが、単なる移動手段としては凄いとは思えませんでした。
(他人の車だから?)

よく、えらいコンサルタントの先生方は「実際に支払った以上の価値があれば、コスパの良い買い物だと思われる」なんて言いますが、本当なのでしょうか。
 
そこで、考えて欲しいのは、お客様は何を求めているかです。

そして、どうすれば、お客様に喜び続けてもらえるか。

品質が良くて、安い という販売を続けていって、もし、経営を維持できなくなったらどうなりますか?

お客様に喜びを提供し続けたいなら、元々販売力のない我々中小企業が薄利多売を続けるのは大変だと思いませんか。

売る側も、お客様も納得できる価格設定ってどこなんでしょうね。




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