◆ 中小企業は相続で倒産する?
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
「羊が72匹」って、なんのこと?
フーっ
やっと今日で転院です。
救急で運び込まれた総合病院から、専門のリハビリ病院に
今度は、経営者仲間が絡んでいるらしい、岡山リハビリテーション病院
昨夜も問い合わせが入っていたのですが、面会時間などは改めて公表しますので、しばし、お待ちくださいませ。
なお、お見舞いは、引き続き、岩波少年文庫の50番以降で
岩波少年文庫
⇒ http://www.checkpad.jp/list/show/853464
かぶりが心配な方はFacebookのタイムラインをさかのぼるか、お問い合わせ下さいませ。
読了後は、いつもお世話になっている、児童福祉施設『南野育成園』さまに寄付させていただきます。
ところで大好評の『深夜のナースステーションで本当にあった、エ〇イ話し』シリーズは、病院が変わるだけで引き続き、入院生活とリハビリは絶賛継続中なので、ヒマな時にでも、さすがにノンフィクションと言うわけにはいかないので、フィクションにリライトしますので、お楽しみに。
ということで
やっと
『羊が72匹』事件の真相に迫って行こう
もう、放送時間の82パーセントも使ったことだし。
◆ 中小企業は相続で倒産する?
相続は雪道の交通事故と同じ
こっちが行かなくても、予想もしない時に、向こうからやってくる
現在相続協議中のとある中小企業。
一年前に、創業者(便宜上会長と呼称する)が亡くなり、相続の協議を専門の先生の協力と指導を仰ぎながら進めているが、そのストレスから、現経営者(便宜上社長と呼称する)が脳卒中で緊急入院。
なんとか、一命はとりとめたが、多少の後遺症は残りそう。
後遺症の程度によるが少なくとも、従前と同じように業務ができるかどうかは怪しい。
関係者の皆さんには本当に大変なことだったとお見舞い申し上げます。
さて、本題に入ろう。
そもそも、会長の相続協議がまとまらないのは法定相続通りに協議を進めようとするから。
奥様が半分、残りをご子息が均等に、と言うのが法定相続。
そんなことを繰り返したら土地の価値はどんどん減っていく。
現実として、土地を共同名義で所有するのは何かと不便なので、金銭的な評価に換算し、均等に相続する。
と、ここまでは、ちょっと勉強すれば誰にでも解かる基本的な教科書的な内容。
問題はここから
土地を金銭的な評価で相続するとは具体的にはどういうことか?
土地そのものは、何人も権利者がいると一般的に価値が下がるので、一番多く土地を相続する人が、他の人が相続すべきだった土地の評価に見合う金銭を支払うことになる。
が、さらにややこしくて、その支払うべきキャッシュが無い場合にはどうなるのか?
と、同時に相続するということは、会長死亡時における債務も相続することだから、会長が連帯保証していた債務も忘れてはならない。
万が一の時には相続した人たちが全員共倒れになってしまいかねない。
たとえがどうかとは思うが、万が一の時にはいけにえ。
日頃はきれいなべべ着て、美味いものを喰っていても、お祭りが来ると、生贄として喰われてしまう。
のが、経営者なのかもね?(苦笑
もちろん、どんな経営者も会社を継続発展させるために、日夜奮闘努力してるわけだが、世の中には連鎖という言葉もある。
たとえば、1994年の名古屋空港で中華空港のエアバスが墜落した事故。
2年後には、この事故の影響で弊社の取引先が無くなってしまった。
いつ、なんどき想定外の出来事が起こるのかが判らないのが、世の中。
本当に会社を守りたいなら、中小企業の場合、事業承継と、個人の相続は生前にセットで対策をしておくべきなんでしょうね。
なお、法的な詳しい部分については専門知識や資格をお持ちの先生方に相談するようにして下さい。
素人の生兵法は大怪我の基
一番簡単な方法は○○なんだけど、ちょっとヤバいかもしれないので、ここには書けません。
そうそう。
遺書を残しておくのも良いかもしれませんね。
もめ事に直接、関わりたくないなら。
ちなみに、その社長が、病室に残したメモがこれ
宮下奈都先生の『羊と鋼の森』もビックリ?(笑)
今日も皆様にとって良いことがいっぱいありますように
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