ユダヤ商法から学んだ最高のサービスとは？あなたもライバルに勝てるかも

2018/03/23

ようこそ　岡山の経営コンサルタント　カカトコリです。

質問です。

世界三大商法と言えば？

華僑、ユダヤ、そして・・・

そんなことを考えていると、やっぱり、日本マクドナルド創業者の藤田田氏の影響は凄いと思うよ。

おかげさまで、イタリアの取引先とはいい関係を続けてます。

ということで、世界三大商法に共通なアレとはなんでしょう？

◆　ユダヤ商法から学んだ最高のサービスとは？あなたもライバルに勝てるかも
　
今でも覚えている。
　
かれこれ、35年も前の出来事。

その額にはこんな言葉が掲げられていた。
　
『人々に和
　　人々に感謝
　　　　人々に繁栄』
　
商いの勉強をするために、丁稚奉公のために住み込んだ東大阪の中小企業の社長室と、事務所に掲げられていた企業理念。
　
大阪の会社で、ナニワ商法を勉強するつもりだったんだけど、その創業経営者さんは実は関東は栃木の出身。

しかも、ご自身が丁稚をしたのは、関東の会社なんので、本筋ではナニワ商法じゃなかったのかもしれない。

先輩方には、江戸商法（あえて『江戸』と言わせてもらう）や近江商法に詳しい人たちもいて、本当にいろんなことをご教授いただいた。
　
しかも、机上論ではなく、すべて業務中の事例や、休憩中の雑談を通じて、時には艶っぽい話や、冗談を交えて。
　
その諸々の体験の中で、世界には、華僑の中華思想を背景にした商法があったり、ユダヤ教を背景にしたユダヤ商法があることも教えてもらった。
　
それぞれの商法に、それぞれの歴史的な背景、文化的な背景、宗教的な背景などがあり、すごく奥が深い。
　
中でも、歴史的に見ると、迫害の歴史と言っても、けして過言ではない、ユダヤ商法から学んだ最高のサービスの裏にある事情は印象的だった。
　
最初にその最高のサービスを知ったのは、日本マクドナルドの創業者の藤田田氏の書籍だったと記憶している。

よく事例でも紹介されるけど、マクドナルドのメニューの一番下に何が載っているかご存知だろうか？
　
しかも、価格は「￥０」と書かれている。
　
そして、そこには「スマイル」と。

当時は単純に「たしかに、スマイルには経費も掛かってないし、原価もゼロだよなぁ」と思った。
　
が
　
実はもっと奥が深いものだった。
　
人間が初対面の人と出会った時、人間である前に、動物としての本能が働く。

具体的には、敵か味方かを瞬時にかぎ取ろうとするそうだ。

よく「初対面の人と会うのは苦手てで、人見知りなんです」なんて言う人がいるが、多かれ少なかれ、みんな、心の奥では、自動的かつ本能的に敵か味方かを識別する回路が作動するらしい。

そして、そして、驚くことに、笑顔そのものはルーツをたどっていくと、敵を威嚇したり、脅したりする表情がベースにあるのだとか。

そのベースに人間の多くの表情筋が「敵じゃない」と認識した時に、次の表情として「笑顔」を作れるように進化したのだとか、という学説を聞いたことがある。
　
先ほど、ユダヤの歴史は迫害の歴史と言ったけど、例えば、砂漠のど真ん中で出会った相手が敵か味方かを瞬時に判断しないと、死活問題になる。

そして、もっと言えば、最初は「笑顔」で接して、まずは味方だと認識してもらった方が、攻撃される可能性は少ないし、相手も安心する。

そんな、超長い歴史的ないきさつの末の「最高のサービス」なんだとか。
　
たしかに、営業マンやお店の販売員が怒った表情や悲しい泣き顔だと、商売は上手くいなないことは、容易に想像できる。

しかも、笑顔は伝染する。

さらに、心理学でよく言われるように、笑顔になれば、楽しくなれる。

楽しいと、財布のひももゆるみやすくなる。

特に、警戒心の強い女子には笑顔で接するようにしよう。
　
意識しすぎて、ニタニタしてると、それはそれで、引かれるかもしれないが、少なくとも、初対面の相手とは、笑顔で接するように心がけたいものだ。