環境経営は儲かる
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
先週末は、所属している岡山県中小企業家同友会の経営者フォーラムでした。
中小企業家同友会では、講演(同友会では報告と呼びます)を聞いた後、グループ討議と言って、講演のテーマに沿って、いくつものグループで参加者同士がフラットな立場で意見交換を行います。
このグループ討議がすごく楽しく面白い。
そして、今回、気になったキーワードは「環境経営」
皆さんは聞いたことがありますか?
◆ 環境経営は儲かる
最初、この言葉を聞いた時には、我々中小企業には全く関係のない話だと思っていました。
気なってググってみるとこんなことを書かれていました。
以下はマネジメント用語辞典より
『環境経営(かんきょうけいえい)とは経営学用語の一つ。 企業が持続的に発展していくために、地球環境と調和した経営を行っていくという概念である。
環境問題への対策はコストがかかるものの、長期的な視野を持てば企業の持続的な発展につながるとされている。』
最近、あまり聞きませんが、二酸化炭素の排出権に絡んで聞いたからかもしれません。
環境に配慮した経営をしようというのが、根本の主旨なのですが、そもそも自社が年間排出してる二酸化炭素の産出量なんか調べようがないし、だからと言って、専門のコンサルタントさんのお世話になるほど環境に影響があると思えませんでした。
ところが、経営者仲間で、環境測定をしている友人の話しを聴いて俄然、やる気になりました。
その会社では、全社的に取り組んだ最初の一年目に、販管費の約2割に相当する金額を節約できたというのです。
2割も販管費を削減できたと聞くと、耳がダンボになっちゃいました(笑
輩出している二酸化炭素の量に換算されても、単純に数字の変化にしか思えないけど、経費(販管費)が減らせるとなれば興味が沸いてきませんか?(現金な奴です 笑)
二酸化炭素だと実感がわかなくても、販管費が減らせると嬉しいですよね。
ちなみに、平均的な中小企業の経常利益率は4パーセントから6パーセント言われています。
仮に、10万円節約できると、170万円から250万円の売り上げに相当します。
弊社が取り組んでいる環境経営は照明のLED化と車両のハイブリッド化です。
この2つしか実践できていませんが、1年間で節約できている経費は約54万円。
経常利益率を5パーセントだとして売り上げに換算してみると、なんと、約10,800,000円。壱仟八拾萬圓。すごくないですか?いっせんとびはちじゅうまんえん。
正直、節約できた金額を売り上げに換算してみたことが無かったので、マジで超ウルトラス~~~~パァびっくらこんに、驚いています。
環境経営とは、簡単に言えば、電気やガス、ガソリンなどのエネルギーの消費を抑えることで、地球環境にやさしい経営をしようという呼びかけなんですが、こうして、もっと実利的な利益につながる話をもっと早く教えて欲しかったです。
ちなみに、オススメの環境経営の取り組みは、LED照明による節電、ハイブリッドカーによる燃費向上、そして、コアビットのリサイクルです。
特に、コアビットのリサイクルをお忘れなく!
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