企業の社会貢献CSRとは

      2021/08/30

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
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本日は年初の会議

今年は何をやめて、どんな取り組みを始めるか

やらないことを決めるのは実はすごく重要

得意なことに時間や予算をいかに集中するか

中でも、地域密着での社会貢献を求められる、我々には少ない経営資源をどのように活用するかは最優先課題

あなたは、今年はどんな社会貢献と取り組みますか?

◆ 企業の社会貢献CSRとは

企業の目的とは、ずばり稼ぐこと。

正確に言うなら、稼ぎ続け、利益を挙げ続けること。

これが出来ないなら、どんな奇麗ごとを唱えても、言っているだけで終わってしまう。

肝心なのは、その利益をどのように配分するか。

ここでいう、利益とは仕入先や外注さんへの支払いはもちろん、従業員さんのお給料のほかにも、電気水道光熱費などの払うべきものを支払った後の利益、つまり、経常利益だと思ってください。

企業の社会貢献の基本の基本は、市場に価値を提供し顧客に利益をもたらすこと。

次に、その活動を広めるために、雇用を創出し維持すること。

利益の中から納税すること。

中小企業の約6割から8割が赤字決算という現実を踏まえた時、雇用を確保し、納税するために経営者がどれだけご苦労されているか、経営コンサルタントとして、多くのクライアントさんの台所事情を知っているカカトコリさんとしては、声を大にして言いたい。

会社を存続させることこそが、最大の社会貢献である と

そのために考えなければならないのが、狭い意味での社会貢献。

狭い意味での社会貢献とは、「目の前にいる人の幸福の手助けをすること」

この活動の原資としての、利益。

ひとりや数人では物理的な限界があるから、従業員さんや、外注さん、ビジネスパートナーに協力してもらう。

経営していると、業績が良い時もあれば、良くないときもある。

利益の中から、将来に対する備えや蓄えも必要になる。

東日本大震災をきっかけに、中小企業庁はBCPと称して、大規模自然災害やテロ行為があっても経営を維持できるよう指導している。

政策的金融対策もある。

しかし、名目が何であれ融資は融資。返済しなければならない。

労働人口の減少は、違う方向から見れば、国内マーケットの縮小を意味する。

そんな時でも、いかにして経営を存続するかを考えたら、企業の自己資金である内部留保も積み上げる必要がある。

中小企業の政策対策として、積み上げた金額の何倍かの手当てを受けられる共済みたいなものが考えられないだろうか?

話しが広がり過ぎた(反省

目の前の社会貢献に話を戻そう。

先ほど、「幸福になるお手伝い」という表現を使わせていただいた。

そう、勘違いしないでいただきたい。

「幸福にする」ではない。

幸福のかたちは人によってみんな違う。

逆に言えば、世の中の人、みんなを幸福にするなんて誰にもできやしない。

世の中に向かって、「〇〇な人へ」「私はこんなことがお手伝いできます」と、情報を発信し、「じゃぁ、お願いします」といわれて、目の前の人への貢献が始まる。

たとえば、「頭髪の痛みが気になる方へ」「薬剤を一切使わない自然派ヘッドスパの事ならお任せください」などと、他社との違いである「薬剤を一切使わない」という、独自性を告知していく。

先般もあった、悪い事例(脚色付き)
「おいしいてんぷらの事ならお任せください。そのほか、お寿司やお蕎麦どころか、スポーツシューズやヘルシーサプリに、短期間で高金利の投資案件など、お客様が望んでいるものならなんでも準備させていただきます」

と、高いお金を払い、リアルビジネスの経験のない、コンサルタントや資格職の先生方のアドバイスに従い、無駄なお金を使ったらしい
(悪い事例を脚色するのは、疲れるぞ)

お客様が何を望んでいるか
そのために、どんな貢献ができるか

自分ではお客様しか見てないかもしれないけど、お客様の中ではほかの選択肢もあれば、インターネットで他の手段も調べることが出来る時代。

お客様が可処分時間、可処分所得の有効利用について、真剣になるのは当然の事。

どんな人でも、自分の人生の一部を犠牲にしてお金を稼いでいるんだから。

お金や時間を他人様に使っていただくって、そういう重みを背負うってことなんじゃないのかなぁ。

ザックリだけど、20代は自分の生活の基盤整備と結婚資金、30代は住宅資金や教育費、40代は教育費や親の老後、50代は子供の結婚資金に加え親の介護、60代は自分の老後資金

そんな従業員さんの期待に応えるためにも、本当の意味での社会貢献やBCP対策を見直す必要があるんじゃないでしょうか。

ちなみに、いつも言っているけど、中小企業における最大の危機管理は、経営者の現役での死亡です。

仕事柄、多くの経営者さんとのお別れも経験してきましたから。




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