伸びる会社の目標管理方法

      2021/09/03

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目標と目的の違いって何だと思います?

さらに、目標が無いと、何をすればたどり着けるのかも思いつかないと思うんだよね。

たとえば、ロンドンまでその日に行くのと、100日かけて行くのでは移動の手段は違うでしょ?

よく言われる5W2Hを考えるときも、事業計画を作る時も一緒じゃね??

もし、あなたが、ビジネスの発展と幸福を願うなら続きをお読みくださいませ。



写真のイメージはロンドン行き

◆ 伸びる会社の目標管理方法

とある女性経営者からの相談。

「目標と目的はどう違うんですか?」

「目的は何のためにするのか。目標はいつまでにどのくらいの量をやるのか。
 数値化できるかどうかが一番の違いだと思うよ」

(以下、カッコは省略)

たとえば、認知症に対する予備知識や予防方法を広めることで、健康で活発的なお年寄りを増やす。

これが目的。

10年後には同じ目的に賛同し、一緒に活動してくれる仲間を100人にする。

これが目標。

そして、そのためには3年後までにどんなことをしていくのか、そのための資金はどうするのかなどをより一層具体的にしたものが計画。

いくら目標を設定しても、目の前の行動、時間やお金の使い方がリンクしていないと、目標を達成できないばかりか、目的すら見失ってしまうことになり、うっかりすると、短期的な売り上げ確保や資金確保が目的になってしまう。

よく「計画を作ってもその通り行かないから無駄」なんて意見もお聞きする。

思うに、目的や目標、計画をする目的そのものに対する理解不足が根本原因じゃないかと思う。

目的は行動の指針とするため。

目標はその目的の科学性を検証するため。

計画は、目標に対しての行動(お金や時間の使い方)の整合性をチェックするため。

セミナーではよくこんな事例を紹介する。

「世の中に、美味しいラーメンを展開するためにFC本部になるぞ」という目的を持っている人がいたとする。

もし、美味しいラーメンの作り方からスタートしたら、全国展開できるでしょうか?

FCの展開方法を研究しつつ、すでにある美味しいラーメンを見つけた方が速い気がするんだよね。

もちろん、目標の期間や規模にもよるよ。

目標や計画がなぜ必要なのか、ほかの例を挙げてみよう。

真っ暗闇を飛んでいるパイロットになってみて下さい。

飛び立つ前に目的地は決めているが、真っ暗闇です。

普通は地上からのビーコンという位置情報の助けを借りながら現在地を確認しつつフライトしていくのですが、肝心の専用の受信機が故障してしまい、ビーコンを受信できません。

真っ暗闇なので、北極星や南十字星のような古典的な現在地の割り出し方法も使えません。

悪天候の影響もあり、地上管制との無線アンテナに被雷し無線機も使えません。

どうやって、安全にフライトを続けますか?

もっと身近な想定で言えば、まったく土地勘のない地区でナビが壊れた車を運転しているようなものです。

目的地は判っていても、現在地と進んでいる方向(ビジネスで言えば赤字なのか黒字なのか)の情報が無いと安心できませんよね。

目標や計画には自社の現在地と、進行方向を数値という客観的なデーターで把握するという目的があるのです。

そして、よく勉強している人ほど陥る罠もあります。

嘘のような本当の話しです。

一般的な事業計画の書籍やセミナーでは次のように習うと思います。

短期  1年
中期  3年から5年
長期  5年から10年
超長期 10年以上

はっきり言って、時代遅れです。

超ローテクでインターネットの影響を受けないなら、従来の尺度でも問題ありませんが、インターネットの影響を受けないお仕事なんか存在しません。

言い切っても過言ではないです。

なぜなら、自社がインターネットを活用していなくても同業他社が使っているから。

ひとつ一つのビジネスのスピードが加速度的に短くなっています。

以前は、ひとりの経営者がひとつの仕事で食っていけました。

ところが、今はひとつのビジネスの寿命が5年とか10年の時代です。

5年後には自社ビル立てて、賃貸収入を得て・・・なんて計画していると、本業が火の車になるような時代。

もちろん、業種や業態、経営規模や目標にもよりますが、経営現場では素早い軌道修正が必要な時代になっているのです。

たとえてみると、のろのろの渋滞運転なら多少のわき見運転でも大丈夫ですが、高速道路をかっ飛んでいるときにはちょっとのわき見が重大事故につながりますよね。

なので、自社に合った目標設定と同時に随時検証することをお薦めします。




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