社長へのダメ出しで業績改善

      2023/04/17

社員さんが社長にダメ出しできない雰囲気の会社でコミュニケーションが活発になるはずがない
良い会社にしたい、良い経営者になってほしいという気持ちの表れだと思うんだけどな。

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

「社長、このセミナーに参加する目的はなんですか?」

「使った時間とお金の元は取れるんですよね?」

「そのセミナーに参加することで、どんな業務改善が期待できますか?」
 
昨日は久々に神田昌典さんの講演会に参加。
 
講演会の内容については、一部をFaceBookの個人ページに投稿したので、こちらでは懇親会編?

「いやぁ、社長と言えども、好き勝手ははできないんだよ。
 なんせ、経費は公金だから会社にとって良いことにしか使わせてもらえないんだよ」

と、雑談していたら、本当に多くの方にビックリされた。

自分でももっとびっくりしたのは、毎月開催している【売上創造塾】の塾生にも驚かれた。

ちゃんと、拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)にも書いてるってば(苦笑

このブログでも、おととい投稿したばかりじゃん(苦笑

今年、気になっている言葉は働き方改革。
 
既存の価値観じゃうまく経営できなくなるから、社員さんにダメ出しをしてもらうというのもアリなんじゃない?

もちろん、そのためには、大きな部分からの仕組み化が重要なんだけどな
 
#神田昌典岡山 #働き方改革

◆ 社長へのダメ出しで業績改善
 
よく、こんなことを言われますよね。

「社長の器以上に、会社は成長しない」
 
じゃぁ、社長の器ってなんだよ?(怒

とか、思ったことないですか?

世の中には、いろんな勉強会があり、その中には、人格形成のために普遍的な価値観を学んだり、著名な経営者の軌跡をモデリングするような勉強会もあります。

たしかに、反社会的な思想を持っていたり、公序良俗に反するような行動をしてたり、順法精神の欠如していたりすると、お客様も社員さんも離れていくので経営は成り立ちません。
 
では、聖人君子のような生き方をしていれば良いのでしょうか?

聖人君子のような生き方をしていれば、成功するのならば、世の中の宗教家はビジネス的にはもっとお金を稼いでないとおかしいですよ。

うそだと、思うなら、お世話になっているお寺さんや、神社さんのお坊さんや神主さんを見て下さい。

どうでしょう?

納得できましたか?

もし、納得できないとしても、話しが続かないので、納得したものとしてください(笑
 
最近、以前にもまして「ブランド化」「ブランド戦略」の相談が増えています。

どんなキャラ設定をすれば、ビジネスが盛り上がるか?とか

どんなブランディングをすれば良いのか?など

たとえば、こんな事例があります
(匿名希望さんなので、微妙に演出)
 
都市銀行の受付から起業コンサルタントとして活躍中の「超美人の敬子ちゃん」

いつもビシッとスーツに身を包み、いかにもキャリアウーマンといったイメージ。

しかも、無口で、無表情なので、カカトコリさんのようなダメンズからは微妙に敬遠されていた。

ところが、彼女のブログを見ていると、「絵にかいたようなサザエさん」
 
高速道路の出口を間違えるのは得意技を通り越して、もはや、初期設定状態。
 
移動時間の読みが甘いのか、方向音痴なのか、時間通りに会合に出席するのが苦手。

あわてんぼうなのか、しょっちゅう忘れ物をする。

「また、敬ちゃんが遅れてるよ。」

「また、インターを間違えたんじゃない?」

と、言われるようになったとたん、彼女の人気がブレイクした。

なぜだか、解ります?

実は、無口なんじゃなく、人見知りで、初対面の人と雑談をするのが苦手。

スーツは、都市銀時代の仕事着。

ブログにアップする日常のおっちょこちょいはブランドなんか意識しない、全くの「素の日記」

一般的には、おっちょこちょいは褒められることは少ないです。

ところが、彼女の場合は、見かけのイメージと、そのおっちょこちょいぶりのギャップが彼女の実力を際立たせているし、おっちょこちょいの部分も露出することで、カカトコリさんのような凡人は安心して近づくことが出来るようになったんです。

あなたの、お仕事の場面ではいかがでしょう?

自分は上司だから、

社長だから

と、固い話しばかりし、ミスもしない、冗談も言わないような上司の下で働きたいと思いますか?

それよりも、こんな雰囲気の職場はどうでしょう。

「おぉ~、百合ちゃん。いつも、いつも、すみまないねぇ」

「おとっあん、それは言わない約束でしょ」

などと、楽しい雰囲気作りが出来る職場。

「もう、社長は下手なんだからぁ」

「そりゃぁ、エキスパートの良太君に勝てるわけ無いじゃん」

と、自分の弱みを平気で見せてくれる社長。

社長の仕事は、突き詰めていくと

  部下の仕事の邪魔をしないこと

  部下の活躍する居場所を創ること

ひとりの人間ができることなんか、たかが知れています。

社長にしかできない仕事と、部下に助けてもらう仕事のメリハリを考え、全社員が自分の役割に集中できる仕組みを創りませんか?

この記事の関連お勧め図書

『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)




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